3月の終わり
ショーンは県外の希望する学科へ進学することができ
マリーナは、第一志望で、県内一番人気の高校へ
進学することができました。
二人の受験が終わり、ほっとしたのも束の間
今度は、進学の準備に追われました。
特にショーンの準備は大変で、
寮がない大学であるため
マンションを探し、必要物を整え
引っ越しをしました。
今の事務所で働いたお給料を
1円も使わず貯めた進学費用は
湯水のように消えていきました。
二人同時の進学準備は、時間との戦いで、
時には仕事を休まなければなりませんでした。
仕事を休めば、また溜まっていきます。
二人の入学準備が終わったら
今度は、溜まっている仕事をこなさねばなりませんでした。
また夜遅くまで仕事する日々が始まりました。
社会保険労務士事務所の繁忙期は
4月〜7月です。
繁忙期である、4月の半ばを過ぎてもうちの事務所は
進めるべきことが進んでいない状態でした。
同僚の皆さんは、繁忙期業務そのものの経験があまりなかったため
繁忙期業務の指導をしなければなりませんでした。
やるべきことが山盛り状態であるにも関わらず、
皆さんから次々と業務の進め方について質問されます。
その質問に答えて回っていると、
どんどん仕事が溜まっていき、どんどん追い詰められていきました。
そんな中でも、自分が担当する事業所からは
毎日、山のように依頼がきます。
急ぐものからこなしておりましたが
全てが回りきっておらず、止むを得ず、
ゴールデンウィークの半分は
サービス出勤することになってしまいました。
ゴールデンウィークの間、
せっかくショーンが帰省していたのに
何もしてやれず、本当に辛かったです。
傍におらず何もしてやれない息子に
美味しいものをたくさん作ってあげたかったし
今後の相談にも、ちゃんと乗ってやりたかった。
一人で、初めてのことばかりで戸惑いながら生活しているであろう息子。
ゴールデンウィークの終わりに仕事に向かう途中に
マンションに帰る息子を駅まで送り、その背中を見送る時、
涙が溢れて止まりませんでした。
休業している理由 3 へつづく