結局僕は携帯とにらめっこしたまま数時間が過ぎてしまって電話するにもメールするにも遅すぎるから今日は諦めて電話を閉じて目を瞑った・・・
翌朝目を覚ますと寝坊したようで即効シャワーを浴びて宿舎を飛び出て仕事の合間に電話しようなんてのんきに考えてたらそんな暇すら無かった・・・
朝から晩までクタクタになるまで働いて宿舎に戻って来たのは日が変わった頃だった・・・オフの前日はいつもこうだ・・・
部屋に入り椅子に座り携帯を開いて電話をしてみる・・・
「出ない・・・もう寝ちゃったのかな・・・」
しつこく電話するのも嫌われるかなぁ・・・でも・・・明日はせっかくのオフなのに・・・僕・・・なんでオフだって言わなかったんだろう・・・
今日は優哉くんが突然辞めたおかげで凄く忙しくいつもよりも遅くなってしまって終電も無くなり昨日ジュンスと帰った道を歩いて帰る・・・
「はぁ・・・やっぱりまだ信じられないよ・・・」
ipodでお気に入りの東方神起の曲を聴きながらブツブツ独り言を言いながら帰ってた・・・
昨日ジュンスに言われた公園に入ると昨日座ったベンチに座り夜空を見上げた・・・
「はぁ・・・綺麗な三日月・・・」
その時だった・・・知らない男の人が二人視界に入って来た・・・イヤホンを取られて
「ねぇ遊ばない?」
「・・・え」
「俺たちと良い事しない?」
「・・・嫌っ」
ヤバイ・・・こんな誰も居ない公園で・・・私は立ち上がって帰ろうとすると腕を掴まれた・・・思わず手を払いのけると相手の顔に当たってしまったようだった・・・だってそこはジュンスのサインがあるんだもん・・・こんな男に触られたくないんだもん・・・
「・・・っ!何すんの?痛いじゃん・・・」
「嫌だって言ってんのにしつこいからでしょ?」
「はぁ!?」
「君ダメだよ・・・(笑)こいつ怒らせちゃ~どうなっても知らないよぉ~~(笑)」
「・・・」
こいつら逝ってる・・・目がヤバイ・・・肩に手を置かれた瞬間・・・思いっきり鞄で二人の顔を叩き全速力で逃げた・・・
「・・・っ!何すんだよっ!!」
「・・・っ!待てこらっ!!!」
二人の追いかけてくる足音が聞こえてくる・・・後ろを振り返らずにとにかく人通りの多い道を目指して思いっきり走った・・・
きっとずっとつけられてたんだ・・・大音量で聴いてたからまさか自分がつけられてるだなんて思いもしなかった・・・
続く・・・



