夜中に目が覚めトイレに行こうとベッドからそーっと出ると何も着ていなくて昨夜の事を思い出した。トイレを済ませ服を着てからベッドに入って彼の寝顔を見ると目が半開きで思わず笑っちゃう・・
「ふふっ(笑)」
きっと私が怒ってると思ってるんだろうな・・・少し悪い事したかな・・・たまには良いよね・・・だってユノは何かあると毎晩求めてくるから・・・普段はこんなにも毎晩じゃないのに・・・それが不思議でならない・・・温泉行った時もそうだった・・・まぁ再会した時は仕方ないにしてもさ・・・この1週間も毎晩なの?とか思っちゃう・・・身体もつかな・・・考えても仕方ないから寝よう・・・
次に目が覚めた時は携帯のアラームが鳴った時だった・・・すでにユノは仕事で出かけた後だった・・・
「・・・また見送れなかった・・・」
ベッドの上でボーっとしてると果穂から電話が鳴って出かける準備をして待ち合わせのバイキングレストランに向かった。
「おはよう」
「おはよう。寿々~」
「・・・」
「まだ寝てる(笑)」
「寿々はどんどん可愛くなるね」
「ふふっ(笑)彼に似てるから」
「・・・あっそう」
「何それ」
「ふふっ(笑)昨日はバラ風呂入れたの?」
「うん。すっごい喜んでた(笑)」
「やっぱ子供だよね(笑)」
「あのギャップが良いんじゃーん(笑)」
「・・・あっそう」
果穂はいつもジェジュンの事を話す時はずっと笑ってる・・・幸せそうで何よりだけど・・・たまーにウザいくらいに甘過ぎる・・・
「うん今日は果樹園でフルーツいっぱい食べるから朝食は軽めにしーとこっ」
「そうだね・・・私はコーヒーだけでいいや」
「食欲無いの?」
「・・・沖縄って暑すぎない?」
「確かに・・・夏バテ?」
「分かんないけど・・・あんまり欲しくないかな」
「妊娠してるとか?」
「あぁそれはないと思うこないだ来たばっかりだし」
「そっか・・・早く美夏の子供みたいなぁ」
「それは授かりものだから」
「そうだね(笑)」
その日は3人で果樹園でマンゴーやパイナップルやドラゴンフルーツなど他にもたくさんのフルーツ食べてお土産をあちこちに送って、ユノにも食べさせてあげたくて袋いっぱい持って帰って来た・・・果穂と別れ部屋で彼の帰りを待ってるけど帰って来ないな・・・明日からオフだから予定たてなきゃ・・・だからずーっと待ってたけど一向に帰って来ないから電話した。
「もしもし?ユノ?」
「・・・美夏」
「今大丈夫?」
「うん」
「仕事まだかかりそう?」
「・・・いや・・・もう終わった」
「何時ぐらいに帰って来るの?」
「・・・もう着くよ」
「ほんと?じゃあ待ってるね」
「うん」
ホテルのバーで一人あれやこれやと考えながら飲んでると美夏から電話かかって電話に出ると・・・あれ?全然怒ってない?・・・もしかして俺の勘違いだったの?・・・いや・・・逆にめちゃくちゃキレてるとか?・・・
でも・・・もうすぐ着くって言っちゃったしな・・・考えてても仕方ない・・・俺は覚悟を決めて部屋に向かった・・・
続く・・・



