私は用事で出かけたついでにスーパーに寄って帰ってきた。
エプロンをつけ髪をアップにして誕生日のケーキを作り始めると部屋中に甘い香りが漂う。デコレーションが終わると冷蔵庫で冷やした。
シャワーを浴びPCをリビングに持ってきてケーキとキャンドルを準備して彼からの連絡を待った。
「ただいまぁ~」
「おかえりっ!ジェジュン誕生日おめでとう!!」
「おぉっ!!覚えててくれたんだ」
「当ったり前じゃん!」
「あっは~」
「じゃ~ん!!」
「あっは♪果穂が作ってくれたの?」
「うん・・・綺麗に出来なかったけど・・・」
「ううん。気持ちが嬉しい・・・ありがとうね」
「うん・・・ジェジュン・・・センイルチュッカハムニダ」
「韓国語!!覚えたの?」
「ううん。美夏に教えてもらったの」
「もうっ果穂!!抱きしめたくなるじゃん!!」
「ふふっ」
「でも・・・果穂それ一人で食べるの?」
「うん♪」
「太るよ?」
「・・・いじわる・・・」
「うそだよぉ~!ごめんね・・・僕も食べたいな・・・」
「逢えるようになったらもう一回誕生日しようね」
「うん」
「そうだ・・・ジェジュンベッドの上見て?」
「ベッド?」
「うん」
「なんかある・・・」
彼は後を向きながら立ち上がりベッドから紙袋を持って椅子に座った。
「これ・・・」
「うんプレゼント」
「なんで?ここに?」
「マネージャーさんにお願いしたの」
「それでか・・・いつも部屋まで来ないのに・・・今日はなんでかなって・・・でもいつの間に」
「ふふっびっくりした?」
「びっくりした(笑)」
今日彼らを迎えに来る時にマネージャーさんにプレゼントを部屋に置いて欲しいとお願いしたのだった。マネージャーさんは快く引き受けてくれて・・・本当に良い人で・・・感謝の言葉しか出て来ない・・・マネージャーさんを裏切る事は出来ない・・・そう思った・・・
続く・・・


