先日開催したママと子供の栄養に関するオンライン講座は

 

ほとんどが思春期や受験期のお子さんを持つママの参加でした指差し

 

私自身はまもなく1歳になる子供を持つ新米ママだもんで看板持ち

 

思春期や受験期のことに関しては、自分が子供だった時の記憶の方が参考になります本

 

分子栄養学を学んだ時に

 

あーあの時にあの栄養が足りないから

 

こうなったのか・・・!

 

という気づきが大変多くて

 

成長期の栄養に関しては、その影響の大きさを痛感しています。

 

その中でも女の子の貧血問題

 

免疫を語る上でも

 

メンタルを語る上でも

 

大げさでなく、自己肯定感を語る上でも

 

避けては通れない最重要項目だったので、ちょっと趣旨から逸れる気もしたけど

 

オンライン講座にも入れ込んじゃったにっこり伝われこの思い・・・

 

鉄分が特に必要な時期とは


ずばり反抗期の時期!

急激に身体が大人に変わる思春期のメンタルは不安定です。

反抗期って栄養学的にみると何なのかっていうと

 

身長がぐんぐん伸びて、亜鉛やその他のミネラル・ビタミンが骨の成長にたくさん使われていく時期です。
 

もちろん心の成長も著しい時期ではありますが、細胞レベルでは栄養素の奪い合いが起きてしまって、脳の神経細胞が必要とする分は後回しになりがちになりやすい時期と言えます。

そこにさらに生理による鉄分の喪失無気力

1回の生理で経血によって失われる鉄の量は、およそ30mg、
1日あたり平均 1.0mgの鉄を、突然失い始めるのです。
ここから急激に栄養状態が変化し始めます。
この変化は男子にはありません。

 

男子と女子、同じ量の食事をとっていたとしても、女子の鉄不足は確実に進行します。

中学生になってくると部活動で本格的にスポーツを始めて汗で失われる鉄も増加します。
 

しかも思春期というのは、自分の外見が気になりだすお年頃ですねショボーン


周りと自分を比べてしまって体重の変化に敏感になり、ダイエット目的で無駄に食事を減らそうとしたりあせる

 


思春期の女子は鉄不足が亢進して、メンタルクライシスになりやすい状況がたくさん出揃う時期なのです。

 

反抗期から見る鉄不足

 もし、生理が始まる前の幼少期に、胃腸機能もしっかり成長していて栄養状態が良ければ、

 

反抗期のエネルギーは外に向かいます。
メンタルが荒れ気味、無意味に家族にイライラ八つ当たりしちゃったり、モノに当たったり・・・。

 

逆に幼少期に、胃腸機能の成長がうまくいかなくて栄養状態が微妙な場合は、

外に歯向かうエネルギーがありませんので、反抗の矛先が内側(自己)へ向かいます。
 


自傷行為や引きこもり、不登校、思春期のうつ病・・・etc.

 

外向きの反抗をする子だったら、たぶん胃腸機能と栄養状態はまだマシでしょうから、
レバーとか赤身のお肉をしっかり食べさせて、あとは遠くから見守っておけばそんなに心配はいらないと思うのですが


問題は内向きの反抗(自分を傷つけるタイプ)悲しい
反抗期を迎えるまでの成長で鉄の貯金が出来なかった原因がどこかにあります。
 


私はめちゃめちゃこっちのタイプでしたネガティブ

 

鉄不足で貧血・・・体に現れる症状以外にも

 

生理反応として脳・・・思考、つまりメンタルにも大打撃です。

 

何かを頑張ろうとするとき体調が悪いことが積み重なる、

 

そして自分を責めて、自己嫌悪で落ち込みふさぎがちになってしまうハートブレイク

 

ただの生理反応なのに

 

アイデンティティにまで作用して、自分のことが嫌いになってしまう汗うさぎ

 

これは大人になっても尾を引くし、メンタルクリニックに助けを求めても

 

「貧血ですね」と鉄分補給から介入することはありませんよね。

 

鉄分の摂り方や貧血の判断基準に関してはこちらの記事を参考にしてください流れ星

 『はい、貧血です』実は出産時に1リットル以上出血した私出血過多ですね。体外受精での出産では出血過多が有意傾向なんだそう。出産後に分娩台から起き上がったらぐわんぐわんに世界が揺れ…リンクameblo.jp


 

思春期女子に鉄活、大人女子にももちろん鉄活グー


このテーマについては、スタエフ「ちえのわラジオ」でもお話ししていますヘッドフォン


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