現在9歳のうちの三つ子達は4歳の時から跆拳道(韓国の格闘技)をやってます。
アメリカ社会は個性を大事に、子供でも人格、意見を尊重。というカルチャーなので、子供が大人を名前で呼び捨てなんて今は普通。
そんな中、礼節を教えてくれるアジアの武道は貴重です。
子供達は礼節を学ぶために、7つのホームルール(家でまもらないとならない決まり)を実践しないと、帯のレベルもあがらない仕組みになっています。
たとえば、「大人が話している時は、話に割り込まない。」
これは便利。
私が友達と話している時に、「ね~、ね~、ちょっと聞いて~、これがね~。」と会話を妨げる子供に、「ホームルームNo6は?」というだけで、子供は、はっとしてこっちの会話が終わるのを待ちます。
道場のマスター達の威厳が効果を表しています。
という訳で、私は大声をだして怒る事は殆どありません。
この方法が上手くいくには、普段から若いインストラクターや学校の先生に対しても、親が「礼節」と「尊敬の念」を持って接する必要ありでしょうか。
子供は親をよく見ています。親が尊敬する人のことは、子供も尊敬します。
ここで「ステージパパ」の話にもどりますが、この道場に10歳になる、とっても素直な努力家の男の子がいます。
愛らしく、礼儀正しく、私も子供達もこの子が大好きなのですが、この子の天性はどうやらスポーツ向きではないようです。
それでも、親に言われて強化訓練にも通い、道場にも週に四日きます。彼なりに全力投球です。
これは素晴らしいことですが、問題は「お父さん」。
お父さんは息子がとっても大事。息子のことでは時間も労力も惜しみません。
情熱のあまり、スパーリングの練習中も場外から怒鳴りながら指示をだします。
あまりにもお父さんが怖いので、彼は試合に集中できずにお父さんの方ばかり気にしています。
すると、「よそ見をするな!!!」「集中しろ!」とまたお父さんのどなりごえでの「指導」。
ちなみに、お父さん、跆拳道の経験はありません。
この男の子は何のために跆拳道をやっているのでしょう?
お父さんは誰のために怒鳴っているのでしょう?
彼は、お父さんを満足させるために跆拳道をして、お父さんは自分の満足のために怒鳴っています。
なんだか、目標の設定がずれていますよね。
生まれつき跆拳道の素質があれば、この方法でも開花するかもしれません。
でも彼の場合、自我が目覚めた時に「目標」に疑問がうまれることでしょう。
目標に疑問があると、やる気を出すのは一苦労。
道場ではすでにプロの先生達が教えています。
息子さんが必要なのは、お父さんからの技術指導でしょうか?
情熱と愛情一杯のステージパパ、ステージママ、
子供の本当の成長を妨げていませんか?
<今日の質問>
正しい目標設定をしていますか?