所沢市のピアノ教室♪ほしだピアノ教室 -327ページ目

アートな一日

先日、ずっと行きたかった、国立新美術館のルノワールを見に行ってきました音符


フランス印象派の絵は、ドビュッシー、ラヴェルの音楽と通じる所があるせいか、

絵を見ながら、ドビュッシーの前奏曲集が頭の中で流れていました。

心なしか、ルノワールとドビュッシーって、顔も似てる気が・・・気のせい?(笑)


ルノワールの絵は、色使いがやわらかくて好きです。


でも、緑の葉の部分に紫色、空の部分に赤を使うなど、

近くでよく見ると、あり得ないような色を使っているんですね!

それも遠くから見ると、すごく自然に見えるのが不思議でした。


そういうのが天才の成せる技なんでしょうね・・・


また、ルノワールというと、「ピアノを弾く娘たち」のイメージが強く、

輪郭がぼんやりした、温かな色合いの画家という印象を持っていましたが、

まるで写真のようなハッキリしたタッチの絵や、リトグラフや彫刻などもあり、

すごくたくさんの引き出しを持っている人だったんだなぁ!と驚きました。


そんな意外性もあり、楽しい絵画展でしたぐぅ~。


そして、東京ミッドタウンのカフェで一休み音符

次に、一緒に行った友人の勧めで六本木ヒルズの森美術館へ。

まさかの美術館ハシゴです(笑)


「六本木クロッシング 2010展:芸術は可能か―明日に挑む日本のアート」

という企画展を見ました。


現代美術はほとんど見ることがないのですが、とても新鮮で面白かったです。

現代音楽もそうですが、現代美術も、自由で斬新な発想の連続ですね。

ある種の心の枠組みを取っ払ったような、開放感が楽しめました。


ルノワールと現代美術・・・19世紀から21世紀への時代の流れを感じつつ、

フランス音楽を聴いて、超前衛的な現代音楽を聴いたような気分の一日でした音符

演奏動画♪

ちょっと恥ずかしいですが、

プロフィールのところに演奏動画をアップしてみました音符

ピアノ講師としては、何よりの自己紹介です笑顔


大学院入試の後の演奏会での演奏です。


プロコフィエフのソナタ第1番。

ショパンを弾くことが多い私ですが、こういう男性的な曲も好きです。

プロコ独特の不思議な響きと、ハッキリしたコントラストを成しつつ、

後期ロマン派のような美しいメロディーを持った曲です。


入試の緊張から解き放たれて、ただただ伸びやかに弾いた記憶がありますが、

本番のただ一度の演奏だけに、残念なところもあるし、

今となっては、もっとこう弾きたかった!!!と思うところもありますあせる


でも、だからこそ、音楽は楽しいのかな。


同じ曲でも、年月を置いてもう一度弾くと、またちがった見方ができたり。

今の演奏と、10年後の演奏は、絶対にちがうと思います。


だからこそ、今の気持ち、今の考えで弾くことが大事。

今しか出来ない演奏を、いつも大事にしたいですね音符


というわけで、色々と思うところはありますが、

思い切ってアップしてみました。

よかったら、聴いてみてくださいねニコ

修士論文

3連休も今日でおしまいですね。


私は、友達の演奏会を聴きに行ったり、レッスンに行ったり、

ピアノの刺激いっぱいな連休でした音符


さて、タイトルの「修士論文」ですが。

先日、生徒さんに「先生の修士論文が読んでみたい!」と言われ、

久しぶりに論文を出してきて印刷し、差し上げました。


音大の大学院では、修士演奏と修士論文があります。

修士演奏は、自分で60分のプログラムを組み、

基本的に、修士演奏のプログラムに沿った修士論文を書きます。


私は、修士演奏のメインにショパンのソナタ第3番を選び、

修士論文のテーマは「ショパンのピアノ語法」にしました。


ショパンの音楽におけるバッハからの影響、オペラからの影響について、

元々興味を持っていたので、それを中心に組み立てました。


まだあまり研究されていない分野なので、それなりに大変でしたが、

自分の考察を裏付ける文献を調べ、楽曲分析を行った結果、私なりに、


ショパンの音楽には、ピアノ・ソナタ第3番のように、形式の上ではむしろ単純でさえあるものの中に、同時代のもの、古い過去のもの、イタリアのもの、ドイツのものなど、様々な国、時代の要素が織り込まれている。そして、それらは分かりやすい形ではあらわれることなく、その作品の中に散りばめられ、さり気ない、しかし確かな対比を生み出し、ショパンの音楽を豊かなものにしている。ショパンの音楽とは、密やかな対比の音楽であり、それらが鮮やかなコントラストを成しつつ、それを声高には主張することのないその態度にこそ、ショパンのピアノ語法の本質はあるのである。


という結論に達しました。

(結論の一番最後の部分の抜粋です)


ショパンは、ピアノ曲だけにその才能を注いだ作曲家だったけれど、

幼少期にはバッハの作品に親しみ、また、オペラをこよなく愛していました。

それらはショパンのピアノ曲の中にも浸透しています。


作曲家の生涯やその時代背景を知ることは大事だと、よく言われますが、

そういった要素は作品の中のどこかしらに反映されています。

作曲家が歩んだ人生を知ることは、演奏のヒントになることがあるかもれません。


修士論文を差し上げた生徒さんから、

今まで知らなかったことを知って、また違う視点でショパンを勉強してみたくなった。

というメールをいただきました。


まだまだ研究する余地を残した未熟な論文ではありますが、

生徒さんにとって新しいヒントになることがあれば、嬉しいです。


もし、論文読んでみたい方がいらっしゃいましたら、こっそり差し上げますね笑顔