【生き方】○○すれば、○○になる、○○ならない〜本当にそんなことあるのかな?? | 夫婦のすれ違い・子育ての不安〜生き方を悩む女性への言葉〜 

夫婦のすれ違い・子育ての不安〜生き方を悩む女性への言葉〜 

不登校から発達障害をかかえる子育てを通して感じること、子育ての話から夫婦問題、家族問題に通じることについて綴ります。夫婦のすれ違い/子育ての不安/不登校・引きこもり/発達障害の子育て/を抱えながらこれからの生き方を悩む女性の悩みをサポートをします

カウンセラー菊井です

今日のタイトル・・ちょっとなに??って感じですが・・

こうすれば、こうならないよ とか こうすればこうなるよ、というメッセージが巷にあふれているように思えて、ちょっと違和感が大きくなってきて・・・思わず書いてしまいました(苦笑)

 

 

○○すれば、良くなるよ、と言うのは、裏を返せば 今こうなっているのは、これができていなかったから、と言われているような気持ちになります。だから受け入れられないのかな・・・

なんだか違和感・・・

 

夫に優しくしてあげるといい

ちゃんと夕飯作っていれば、胃袋をつかめば絶対大丈夫、

身なりに気を遣っている?もっとお洒落した方がいいよ

子供のことばかりになってるんじゃないの?

いろんな声が聞こえてきそうですね。

 

子供のことになると、親を怖い存在にしていないからだよ、もっとちゃんと怒らないと、・・・

お手伝いをさせていたら子供はちゃんと育つもの

(不登校でもちゃんと育っていますよね・・・、ちゃんとって何だろう??)

 

 

また、私の世代になると更年期という身体の不調がやってきます。これは、本当にひとそれぞれ、ほとんど感じなく過ごした人から、ずっと寝込まないといけないほどしんどい人まで・・

そんなときによく聞くのが、「忙しかったら更年期になんてなっているヒマがない」という言葉・・・仕事が忙しく充実していたり、趣味でもなんでもいいから好きなことについやす時間があったり、そうしていれば更年期なんてないよ、あったとしてもそんなこと感じないうちにすぎちゃう、というのです。

 

そんなものなのかと思ってましたが、いざ自分がそのお年頃に入った頃から、私もわりと体調がすぐれないことが起きました。これが更年期?!友人から指摘されてドクターのお世話になることに・・・そのころの私は、十分忙しかったし、友達付き合いや趣味だって自分なりに楽しんでいましたが、逆に不調が続くようになり、とても趣味どころじゃなくなってしまった、というのが現実です。

 

だから、更年期が気持ちの緩みから来ているような言葉に反応してしまいます。

 

ただ、夫婦のことや子育てのことも含めて、全て否定するつもりはありません。その人にとっては有効な手段だったということなのです。そのことを含めて伝えてもらえるといいのですが・・・

 

我が家にとっては、私にとっては この方法が有効だった、ただそれだけでいいのです。

 

それを世の中の公式のように言われることに、私自身はただ違和感しか感じられない、のです。

 

 

私の母は、認知症の診断を受けています。母の性格はどちらかというと内向きな人で、積極的に人と関わることは苦手なタイプです。そこにふれて「ずっとひとりだったから」「人との関わりがないから」認知症になった、といわれることがあります。

 

認知症は、脳の機能の問題であって、性格が原因ではないです。ただ、その性格によって診断をうけた認知症の進行に関しては若干の影響があるかもしれないな〜と感じてはいます。でも、性格で認知症になるものではないのです。

 

友人の母も同様に認知症になりましたが、その母上はとても社交的で、とにかく外に出かけること、人の中に入っていくことが好きでした、それでも認知症になりました。そんなこともあって人とのつながりがないと認知症になる、と公式のように言われることへの違和感がどうしてもぬぐえません。

 

これって、ステレオタイプのお話につながるのかな、と今書きながら思い返しています。

 


人が生きる中で、同じ人生なんてないことでしょう、だからこそ公式のように当てはめることができないのが人生なんじゃないかな〜と思います。

 

ただ、似たようなパターンの中でヒントになることは確かですし、それをどう活かすかは、聞いた人の視点でいいのです。伝える立場から、こうすればこうだよ、なんて言うことはちょっと違うんじゃないかな〜と思うわけです。

 

 

もしも、そんな言葉に傷つく人がいたとしたら・・・どうか、そんな言葉に惑わされないでください。あなた自身の感じることを大切にしてほしいのです。

 

 

その上で、これをやってみよう ということであればいいのです。そんなことを思うのでした。





 

 

 

 

 

オフィスから、ちょいと歩いたところにある カフェのパフェ、好きなアイスを2つチョイスできます。秋の味覚、芋味のアイスです。

 

 

 

 

 

【東京出張カウンセリング】

 

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