出産の記録② | ADHDで過眠症でHSS型HSPだけど育児

ADHDで過眠症でHSS型HSPだけど育児

ADHDでロングスリーパーで特発性過眠症でHSS型HSPで睡眠時間が足りずダメ育児してます。にコミュ障なのでママ友は作る気がないです。

タクシーの運転手さんは慣れた様子で

「◯◯産婦人科でよろしいですね?」

と向かってくれた。



産院は車で5分程度なので、

「近くてすみません…💦」

と言ったら

「いいえー、いいんですよ~ニコニコ

と言ってくれた。



ちょうど登校時間だったようであちこちで集団登校している小学生や中学生がいた。



あっという間に産院に着き、お会計をして降りると、

「頑張ってくださいウインク

と運転手さんが言ってくれた。

ありがとうございます、頑張ってきます!ダッシュ



振り返ると後にもう一台タクシーが停まっていた。旦那さんも一緒に乗ってて、荷物を持ってくれてた。

ああ、この人も今陣痛来てるのかな?同じ日に出産かな?



そんなことを考えながらまだ開いていない産科のチャイムを押す。



すぐに助産師さんが来てくれた。



荷物を持ってくれて、入るように案内される。



「うしろにもう一人来てるみたいですけど…」

と聞いてみると

「あら、、計画分娩の方ね。えっと、、う~ん、、アセアセ

とちょっとテンパって

「(離れてるうしろの妊婦さんに向かって独り言のように)ちょっと待っててね~。後でもう一回来るから~」

と言って、先に私を案内してくれた。



バッティングしないような配慮らしい。



陣痛間隔が10分切っているのと、経産婦ということもあり、いきなり分娩室へ案内された。



そこから対応してくれたのが息子の時に取り上げてくれた助産師さんで、

「あ、またこの人か…」

と思った。



いい人なんだけど、ちょっとスパルタなお産だったので、若干トラウマ不安



「いつから陣痛始まった?」

と聞かれたので

「朝方の4時45分くらいに…」

と答えたら、

「もっと早く連絡くれなきゃダメじゃない!ガーン

と軽く注意?された。

「すいません…陣痛じゃないと思って…不安

と言い訳しておいた。



分娩着(?)に着替えて、分娩台に上がるように言われる。

内診してもらい、まだ子宮口は3センチくらい。



そして点滴を刺された。これがめっちゃ痛かった!えーん

今まで刺したことのない手首の外側(甲側)の血管に刺されたんだけど、痛すぎて顔がゆがんだ。



助産師さんに

「陣痛痛いね」

と言われたけど、

「いえ、点滴の針が…えーん

と答えた。

「針ね。痛いね。」

と言われた。



前回点滴の針こんなところに刺したっけ?タラー



しばらくすると担当の助産師さんが交代になった。



どうやらスパルタ助産師さんは夜勤専門みたい。息子の時は夜中だったからこのスパルタ助産師さんだったんだ。



交代した助産師さんは優しい感じで、でもベテランな感じで、どことなく知ってる誰かに似てて安心感があった。



ほどなくしてまだ産まれなさそうと判断されたのか、陣痛室に移された。



陣痛室ではスマホをいじったり、陣痛が来たら長く息を吐きながら昔登った山の風景を思い出したり、息子の写真を見たりしてなるべくリラックスできるようにしていた。



あれ?そういやPCRも抗原検査もしてなくない…?真顔いいのか??と思った。



そして陣痛の痛みに段々耐えられなくなってきて、持参したテニスボールをお尻の尾てい骨あたりに手でグリグリしてみたり、ベッドに置いてその上に寝転びグリグリ押し当てたりしてた。



前回は助産師さんがさすりに来てくれたりしたけど、今回は一回もしてもらえなかった…ガーン



旦那も立ち会い禁止でグリグリしてくれる人いないし、心細かった。



しばらく一人で悶えていると、優しい助産師さんが内診に来てくれた。



「そろそろ分娩台に移動しましょうかニコニコ



いよいよか…

これから産まれるのか…

やっと会えるんだ!!チュー



そうして分娩台にあがった。



分娩台でも30分くらい放置されていた。



優しい助産師さんが来て、内診してくれた。

「いきみたい感じある?」

と聞かれて、

「まだ…えーん

と答えた。



つづく