Couleur * journée 1日の色 -4ページ目

Couleur * journée 1日の色

クルール*ジュール 
色鉛筆画を制作しています。色鉛筆の事、アート・本の事を綴っていきます。

色鉛筆作品展のお知らせです。

今回は神戸新聞文化センター・六甲道教室の生徒さんとの

作品展です。

私が講師を務めさせてもらった初めての教室です。

当初からの方、新しい方、みなさんの力作です。

どうぞお越しください。







2013.10/26(土)~10/30(水)

11:00ー17:00(最終日は16:00)

第4回色鉛筆作品展
「はないろあつめて」
いつもの自由テーマの他に
花をテーマにした作品を描きました。
色とりどりの花をお楽しみください。

ギャラリー葉月
兵庫県神戸市中央区小野柄通7-1-5 マキビル3F

「反戦」を伝えるにも色んな方法があります。

この絵本は
ポール・エリュアールの詩
<LIBERTÉ>(自由)にのせて
美しい繊細な切り絵が流れるように
重なり合っていきます。



ポール・エリュアールはフランスの詩人、
レジスタンスの闘士。

この詩はナチ占領下のパリで
飛行機でばらまかれ、それに曲がつき
フランス国民を勇気づけました。

フランスでは、小学校で暗唱するそうです。

それほどフランスにとって大切な詩を
絵本だからといって、子供の味付けはせず
洗練された美しい絵本に仕上げています。


<LIBERTÉ>(自由)日本語訳
Art & Craft ユルリラギャラリーが今秋オープンします。
http://www.yururila.net/yururila_store/top/yururila_store.html


平日は私のアトリエ、週末はユルリラギャラリー、と
2つの顔でスタートします。

絵本の小さな部屋もあります。
人ひとり入れるだけのスペースです。


それでも


正面のフェイスアウトの棚には
季節でテーマものを並べてもいいかな・・・

なんて、にやにやしています。


新しい本も入ってきたので
そんな本も紹介していきたいと思います。音譜

Couleur * journée 1日の色



Couleur * journée 1日の色
「マリー・アントワネット物語」展に行ってきました。


「ベルサイユに咲いた薔薇」とも形容された彼女の肖像画は
数多く残されています。

白い肌、バラ色の頬、鮮やかな色彩
マリー・アントワネット=ロココの粋
と言っても過言ではありません。


そんな彼女の最期の肖像画は
ダヴィッドの描いたものです。


新古典主義の画家として代表的なダヴィッドの作品は
誰しも一度は見ていると思います。








そして「怖い絵」で、ダヴィッドのこの絵を見た時
あ、すごい と思いました。

ギロチン台へ市内引き回しで
運ばれる元王妃を群衆の中から
スケッチした絵です。



簡単なスケッチなのに
底から滲みでるような
悲壮感と覚悟。


「マリー・アントワネット最期の肖像」の
タイトルを知らなくても
この中年女性が得も知れぬ窮地にいるのが
わかります。

そして窮地にいるのに不似合いな
姿勢の良さが不自然を感じさせるのでした。




「怖い絵」から拾い出してみます。


ダヴィッドは、過激な革命派
ジャコバン党の闘士でもありました。

ダヴィッドは当時最高の腕で
なにもかも剥ぎ取られた
若くもなく、美しくもない
家畜荷車の上のマリー・アントワネットに
さらに、悪意の筆を加えます。


への字に曲げられた口元、
たるんだ頬
頑に閉じられた目
無惨なザンギリされた髪

ほんの一本の線が
どれほど女性を醜くするか
画家は知っています。


何もかも、忠実に写し取りながらも
意図的に醜さの印象を与えるように
描かれているのです。


そして、王族の証


下々の前で長時間、同じ姿勢を保つ訓練を受けた
「選ばれし者」たる覚悟の座姿。

窮地にいるのに不似合いな
姿勢の良さと感じた、「選ばれし者」の
覚悟まで、その観察眼は写し取っていたという事です。

悪意で辱めようとした画家のその手は
不覚にも、王族の不屈の誇りまで描いてしまったのです。

ダヴィッドは、その後
鞍がえするように権力者が変わる毎に
それにおもねき、同じように処刑台に向かう
昨日の同志をスケッチしています。

後世に残る作品を残しながら
人間性も後世まで「恥知らず」と批判されるのでした。

「紙について」の記事で

もっと、タッチをしっかり見たいという声が
ありましたのでにひひ

スキャンして掲載します。





Couleur * journée 1日の色

アルシュ 




Couleur * journée 1日の色

バロンケント




Couleur * journée 1日の色

アルビレオ




Couleur * journée 1日の色

ストラスモア




Couleur * journée 1日の色

ホワイトワトソン



紙の目まで、肉眼よりもくっきり出てますね。

描き味という本人にしかわからない感覚的なものも
入ってくるのでどの紙が良いかとは言えませんが

初めての紙に描く時は

この先どうなるんだろう・・・と

不安と期待でもやもやします。

たかが紙で・・・

されど紙。