今年もカタい!? 新潟2歳S出走馬のここが気になる2023 | ウマブロbyアミュレット

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なんだかんだで、近年は上位人気馬で決まる新潟2歳S。でもって、なぜか4着に人気薄馬が来る。

なので素直に人気上位馬から、できるならば1番人気は勝ち切らないでくれれば配当的には嬉しいんだけどとか思いながらレースを見るのが正解か? フルゲートなら荒れる期待もできるかも、馬場渋れば荒れちゃったりするかも、とか言ってみても、今年も12頭立てで良馬場。内も粘れるけど、外から差してくる馬要注意ってな漢字ですね。

 

そんなこんなで、出走各馬の気になるところを簡単に……。

 

1番ホルトバージ……キンシャサノキセキ×プレイズウーマン/Zensational、半姉にミーナティエルナ、母の母の母の半兄にアジュディケーティング。収得賞金は400万円。寺島厩舎。

ここは3戦目で、前走は新潟芝1800mの未勝利戦で5番人気1着。

中団外目をフラフラ走って直線では内にモタれながらクビ差で勝利した。

レース後コメントは「最後、直線で苦しくなって左にモタれてしまって、(川田)将雅さんにご迷惑をかけてしまったことは反省すべき点だと思います。調教から能力を感じていた馬でした。ガーっと行くところがあるので、短いところが良いかと思っていたのですが、芝の1800mでこれだけやれるとは思いませんでした。初戦で溜める競馬をしたことで、今日もリラックスして、道中で脚を溜めることができました。この馬の姉にも乗せていただいていましたし、オーナーサイドに感謝しています。2場開催でこれだけバックアップしてくださる厩舎にも感謝です」というもの。まぁ突っ込むところでもないんだけど、半姉のミーナティエルナは10戦目に未勝利を勝ち上がった寺島厩舎の馬なんだけど、今村騎手は5回騎乗して4-10-6-7-8着。8番人気で勝利した時に騎乗していたのは永島まなみ騎手で前走今村騎手からの乗り替わりだったりする。

新馬戦は中京芝1600mのエンヤラヴフェイスの勝ったレースで6番人気7着。まぁそもそもレースに参加している感じでもなかったけど。

前走、将雅さん(1番人気ウインアクトゥールでクビ差2着)にご迷惑をおかけしたからではないと思うけど、今村騎手から岩田康誠騎手に乗り替わり初騎乗。

今村騎手は結構苦労して走らせていたように見えるけど、岩田パパがビシッと追えば、まっすぐ内を抜けてくるなんていう競馬になるのだろうか? という意味では激しく穴っぽい。

 

2番ヴァンヴィーヴ……ダイワメジャー×サンドスラッシュ/Holy Roman Emperor、全姉にエールヴィフ、半姉にパルティクラール。収得賞金は400万円。牧浦厩舎。

ここは3戦目で、前走は福島芝1800mの未勝利戦で1番人気1着。

すぐ外のプレジールがゲートの中で立ち上がったのにビビった訳でもないだろうが、ゲートの出が遅くなり後方から外に出してじわじわと前に上がり、4コーナーから直線に向くところで先頭を伺う位置につけて直線で抜け出して5馬身差で勝利した。

騎乗したM.デムーロ騎手のレース後コメントは、「新馬戦を勝つ力はありながら、出遅れて外を回す形で負けてしまいました。今日も自信はありました。テンションが上がりやすく、コーナー4つの競馬を心配していましたが、落ち着いて走って、ゆっくり上がっていけて、勝ちパターンに持ち込めました。勝てて良かったです」というものだった。

新馬戦は東京芝1400mで5番人気3着。

1-2着馬が内目をロスなく走ったのに対して、ずっと外を走っての0.4秒差3着なので、走った距離分の差かと思えなくはなかったりするが。このレースの勝ち馬、ノヴァエクスプレスは次走、モレイラ騎手を背に札幌芝1500m(稍重)のクローバー賞に出走して2番人気3着だった。

アスコリピチェーノと同じダイワメジャー産駒だが、この馬の方がデカい。新馬戦はいかにもコロンとした馬体だったが、2戦目はパワフルにグイグイとパドックを歩いていた姿が印象的だった。

ただ、どちらのレースもゲートの出が速くなく、道中外を回って前に行ってというレースで、前走は7頭立てだったが新馬戦は16頭立ての分さらに外を回らされていたし、ここも同じような形になるのであれば、新潟外回りではどうだろうか。そういう意味ではコーナーが緩めのコースが合うのではないかと思ったり思わなかったりする。

M.デムーロ騎手の継続騎乗。

テンションが上がらずに落ち着いてレースに臨めれば?

まともに走れば有力だと思うけど、出遅れはやっぱり気にはなる。

 

3番エンヤラヴフェイス……エイシンヒカリ×タイキアプローズ/Devil's Bag、半兄にサミットストーン、全兄にカジュフェイス、母のいとこにタイキシャトル、ピースオブワールド。収得賞金は400万円。森田厩舎。

ここは2戦目で、前走は中京芝1600mの新馬戦で1番人気(とはいっても3倍)1着。

すぐ内のタイキヴァンクールが前に行くのについていくように2番手でレースを進め、同馬がフラフラ走っているのをうまくやり過ごしながら(?)直線で抜けだして勝利した。

騎乗した菱田騎手のレース後コメントは「金曜日に調教に乗って良い馬だと思っていました。普段から丁寧に調教してくれて、お行儀よくレースに臨めました。今のところ折り合いに心配はなく、距離の融通もきくと思います」というもの。

四角くてコロン系の体型で、パドックではスタスタ歩いていた。

キレキレというタイプではなさそうあが、内の2頭はスタートが速くなさそうだし、良い位置でレースを進めることはできそうではある。ただ押し出されて先頭ってのは嬉しくないだろうし、誰かに行って欲しいよね。

 

4番ルージュスタニング……Into Mischief×ボインビューティー/Giant's Causeway、母の半兄にArrogate。ノーザンF生産馬。収得賞金は400万円。友道厩舎。

ここは2戦目で、前走は中京芝1600mの新馬戦で2番人気1着。

道中は3-4番手でレースを進め、グイグイと力強く坂を上がって先頭に立って押し切った。

デカいがサクサク歩いて重苦しさはないけれど、お尻が下がってる感じで切れるというよりはスピードとパワーで押し切りそうだなという雰囲気通りのレースぶりだったように見えた。

騎乗した坂井瑠星騎手のレース後コメントは「調教通りの走りでした。折り合いもついて反応も良かったです。新馬戦としては言うことがない内容でした」というものだった。

今回は坂井騎手はWASJに参戦のため、菅原明良騎手に乗り替わり初騎乗。

ただのイメージではあるけれど、牡馬だったら将来は短距離ダート馬かもとか思ったりするけど、牝馬だからかスッキリしている感じもあるし、何より上手に走っていたので、前走のようなレースができれば?

 

5番ルクスノア……オルフェーヴル×サトノアリシア/ハービンジャー、母の母の半兄にヒカルカザブエ、半妹にアマファソン、ハッピーユニバンス、でもってその母の全弟がカームですよ。ノーザンF生産馬。平田厩舎。収得賞金は400万円。

ここは2戦目で、前走は中京芝1600mの新馬戦で4番人気1着。

3番手でレースを進め、直線で前を走っていたマックスセレナーデを交わして抜け出して勝利した。1番人気馬エヴァンスウィートが4コーナーで外に膨れたブルーサンのその外で、かなりの外に持って行かれてしまうということもあって、内を走っていたこの馬にとってはラッキーと言えるところもあったかも。だからと言ってこの馬が弱いということではもちろんない。ただ着差については2着馬を突き放したというよりも、マックスセレナーデが力尽きた感じではあったし、斤量も3キロ増えるし……とか思ったりして。で、そういうこともあって信用出来ないんじゃないかと人気が無かったりするのなら、そんなこともないでしょと言えるのだけど、そこのところはどうなんでしょうか。

騎乗した永島騎手のレース後コメントは「調教で能力は感じていました。折り合いに課題があると思って、馬の後ろで我慢する競馬をしました。少し噛みましたが、それに応えてくれました。抜け出してからも余裕があり、今後の伸びしろもありそうです」というもの。

ここは永島騎手の継続騎乗。

良い位置取れそうな並びだし、ここでもスムーズに走ってもうひと伸びを期待できそうではありますが。長嶋騎手は基本的に前で競馬をするイメージだし、しぶとく脚を使いそうな馬だしね。

新潟2歳Sって後ろからぶっ飛んできそうな仔がハマりそうなイメージ……って思って切ると、馬券になられるタイプっていう感じかと思って迷う。

 

6番ショウナンマヌエラ……ジャスタウェイ×ダイアゴナルクロス/シンボリクリスエス、半兄にショウナンパンサー、ショウナンダール、母の母のいとこにダイワメジャー、ダイワスカーレットがいる。母は社台F生産馬、収得賞金は400万円。高野厩舎。

ここは2戦目で、前走は中京芝1600m(稍重)の新馬戦で4番人気1着。ゲートをスッと出て先頭に立ち、ゴール前では2着のウインディオーネが坂を上がってから馬場の外目をぐんと伸びてきて、3/4まで迫ったものの逃げ切った。3着はすぐ外を走っていたシカゴスティングでクビ差。危なげない勝利とは言えないかもしれないが、抜かされそうな感じはあまりしなかったように思う。

騎乗した西村淳也騎手のレース後コメントは

「いいスタートでした。あれだけのスタートでしたから行きましたし、道中はリラックスしていました。右手前が好きで、コーナーも右手前で走っていました。新馬戦としては真面目に走っていましたし、これから成長してくれると思います」というもの。

西村騎手から石橋騎手に乗り替わり初騎乗。

2着のウインディオーネは次走も2着だったが、3着シカゴスティングは1400mに距離短縮した次走、2番人気で勝ち上がり、3戦目の前走はさらに距離短縮した小倉芝1200mのフェニックス賞を勝利した。

4着のバウンシーステップは次走2着、5着のモアニは次走3着。

逃げた馬が勝ちきるのは難しいレースだし、どうしても逃げたいってわけでもなさそうだけど、乗り替わるのが石橋騎手ってことなので、行くときは行くしっていうか行けるなら行って欲しいってことに思えるのだが、どうする? 逃げる??

 

7番ジューンテイク……キズナ×アドマイヤサブリナ/シンボリクリスエス、半兄にジューンベロシティ、半姉にジューンオレンジ。収得賞金は400万円。武英智厩舎。

ここは2戦目で、前走は中京芝1400mの新馬戦で2番人気1着。

道中は中団5番手で、3-4コーナーで外を回って前との差を詰めて、直線に入ると抜け出して力強く坂を上がって勝利した。騎乗した岩田望来騎手のレース後コメントは「スタートを五分に出て、二の脚もしっかりしていました。パドックから集中力を欠いていてどうかと思いましたが、跨ってからの方が落ち着いていました。レースでは、馬の後ろに入りたそうだったので、道中は並走にならないように運びました。直線もステッキを使いませんでした。いい内容だったと思います」というものだった。

2着に単勝万馬券の9番(ビリ)人気のラシェンテが入る波乱の決着となったレースだったし(その後9-12着)、1番人気で3着だったピストンボーイも次走4番人気7着と相手も微妙だったかということで全く人気もないが、この馬は結構余裕の勝利にも見えたけど?

岩田騎手はWASJに騎乗のため、富田騎手に乗り替わり初騎乗。富田騎手はジューンベロシティでもジューンオレンジでも勝利しているのだが、弟のジューンテイクも勝利に導くことができるだろうか?

 

8番ニシノクラウン……リーチザクラウン×ニシノテンカラット/オルフェーヴル、母の半妹にカバーガール、半弟にドグマ、エルトンバローズ、母の母の母の半妹にベガ。収得賞金は400万円。相沢厩舎。

ここは4戦目で、前走は新潟芝1200mの未勝利戦で4番人気1着。

序盤は前とはちょっと離された後方にいて、4コーナーで前とは差を詰めたとは言えまだ後方で直線へ。内の馬に押し出されるような感じで外に出してじわじわ伸びて、気付いたら先頭でゴールしてましたって感じのレースではあった。

騎乗した石川騎手のレース後コメントは「正直に言うと馬がまだ若く、レース、調教段階から全部を覚えている途中です。完成度がそこまでない中で、ここまで勝ち切ってくれたので、充分に価値のある内容でした。まだこれから教えることが多々あります。新馬戦の頃から課題だった口向きのところは、担当の人と調整しながらやってこられました。まだこれからの馬です」と、まだこれからを強調していた。

新馬戦は東京芝1800mで7番人気8着、道中は5番手でレースを進めて直線で色々交わされてという結果。

パドックではスタスタ歩いていたが、胴が短めに見えたし距離も長いんじゃね? と思っていたら、2戦目に距離短縮して、いきなり600m短縮の福島芝1200mを走って4番人気3着。

このレースを勝ったのは兵庫の吉村騎手が騎乗したオーキッドロマンスで逃げ切り。2着に2番手追走のアララララで、その内を走っていたのがニシノクラウンだった。ってことで、このレースは前に行った馬が残ったレースだった。

この時は「今回は距離短縮だったのですが、それでも少し力んでいました。その分最後止まってしまいました。その辺りが解消されていけば良いのですが、もう少し時間がかかりそうです」というコメントだった。ニシノクラウンは、ずっと外を向いて走っているような感じだったしね。

新馬戦から石川騎手の継続騎乗。石川騎手は穴を開けるなら前に行ってというイメージだが、この馬は前走後方から徐々に差を詰めて差し切る競馬をしているし?
今回は距離延長で1600m。どういう競馬をするのだろうか?

 

9番シリウスコルト……マクフィ×オールドフレイム/ゼンノロブロイ。収得賞金は400万円。宗方厩舎。

ここは2戦目で、前走は福島芝1200m(稍重)の新馬戦で10番人気1着。道中は後方の内目にいたが、4コーナーから直線で外目に出してじわじわ伸びて抜け出して勝利した。

騎乗した丸田騎手のレース後コメントは「ゲートをゆったりと出たのは調教の感じだと仕方がなかったですが、追走ができました。手を動かしながらでしたが、最後はよく伸びてくれました」というもの。ちなみにこのレースの3着馬はカレンナオトメで次走の函館2歳Sはもうちょっとなんとかなったのではないかと今でも思ったり思わなかったり……やっぱりさぁ馬券になるなら人気薄のうちになって欲しいじゃんね。

本日丸田騎手はナランフレグでキーンランドカップに参戦のため、三浦騎手に乗り替わり初騎乗。 

マクフィ産駒といえば、先日オールアットワンスがアイビスサマーダッシュを勝利したが、短い距離が得意な馬が多いような気もするが……? なんて書いてたら、本日新潟3Rの1000m戦も、マクフィ産駒のアサギリが勝利した。ちなみにこの馬はクリーンエアの勝った新馬戦で5番人気9着。いかにも距離が長いという負け方でしてね。っていうか、マクフィ産駒&石川騎手で新潟千直に出走してきたら要注意なのかしら???

 

10番ヒヒーン……ジャスタウェイ×イイナヅケ/ワークフォース、半兄にエルデスト、母の半弟にヴィルヘルム、母の母の半妹にミスアンコールということで、母のいとこにワグネリアン、カントル、ミスフィガロがいる、母の母の母はブロードアピール。ノーザンF生産馬。収得賞金は400万円。須貝厩舎。

ここは2戦目で、前走は阪神芝1600mの新馬戦で5番人気1着。

外枠からすっと2番手につけてレースを進め直線で抜け出して勝利した。

騎乗した酒井騎手のレース後コメントは「ゲート練習があまり速い感じではなかったので、それを頭に入れて臨みました。陣営からはある程度、前にいってという指示もあり、ゲートを出た後、ポジションを取りに行きました。道中は前を見ながら運んで、最後は押し出される感じで先頭に立ちました。追い出しも我慢できましたし、追ってから少しフワッとするところがありながら肩ムチだけで押し切ってくれました。調教でも良かったですし、力を発揮して順当に勝ってくれたと思います」というもの。

父のジャスタウェイは、新潟芝1600mの新馬戦を4番人気で勝利して、2戦目の新潟2歳Sでは1.7倍の1番人気に支持されるも先に抜け出したモンストールに3/4届かずの2着だった……ということで、ここは是非勝ち負けして欲しいと思ったりしますが、(ええジャスタウェイから買っていて、勝ったモンストールは買っていなかったのでね)勝ちきるまではどうでしょうかってのが正直な気持ちだったりもする。

酒井騎手の継続騎乗。

そんなことより、この馬が将来外国のレースに出るとするでしょ、そうしたら、馬名の意味は馬のいななきって言っても、いやいや馬はそんな風に鳴かないでしょって言われちゃうんじゃないかしら(ってか英語では何て表現するんでしょうか)とか香港だったら馬名はどんな漢字になるのかしらとか、そんなくだらないことの方が妙に気になったりしている。

 

11番クリーンエア……リアルインパクト×シルヴァンソング/Street Cry、半兄にハーシェル。DJF生産馬。ゴドルフィン。収得賞金は400万円。上原博之厩舎。

ここは2戦目で、前走は新潟芝1600mの新馬戦で8番人気1着。

1番枠のルクスマーベリックが競走除外になり、2番枠だったこの馬が最内からのスタート。逃げたロードリレーションの後ろを走り、気がつけば前が壁で抜け出せず、直線で徐々に外に出して前に馬がいなくなったところでスイッと伸びて1着でゴールした。

騎乗した大野騎手のレース後コメントは「直線に向くまで手応えがありました。直線に向いて周りを気にしていましたが、外に出してスイッチが入ってからは良い走りをしてくれました。思っていたより素軽い馬で、新潟の軽い馬場でそれが活きました」で、上原調教師のコメントは「前が詰まった時は怯んだみたいでしたが、ジョッキーが諦めずに外に出して追ってくれました。強い調教はやっていないので人気がなかったようですが、上手くいってくれました。今後は様子を見たいと思います」というものだった。で、中2週での参戦となる。

競走除外となったルクスマーベリックが次走ダート替わりで1番人気2着したが、それ以外の馬の2走目は5番人気9着だったアサギリが本日新潟3Rに出走して見事勝利という具合。

大野騎手の継続騎乗。レースが上手で抜け出す脚も速かったし、嫌う要素は全くない。全くないのだが、前走のように上手くいく(詰まったのに?)のだろうかという気がしてしまう。

まぁ、だから私、このレース当たらないのかもね。

 

12番アスコリピチェーノ……ダイワメジャー×アスコルティ/Danahill Dansar、半兄にアスコルターレ、半姉にアスコルティアーモ、母の半妹にタッチングスピーチ、半弟にサトノルークス。ノーザンF生産馬。サンデーR。収得賞金は400万円。黒岩厩舎。

ここは2戦目で、前走は東京芝1400mの新馬戦を1.7倍の断然人気に応えて勝利した。

スタートはそれほど早くなかったが、じわじわと外めに移動して、大きな馬群の後ろ、中団の位置。4コーナーから直線で前にいた馬たちが横に広がる中、内目をロスを少なく回り、進路を探して徐々に外目に出しつつ抜け出して勝利した。

パドックでは初めての競馬場だからか、ちょっと頭が高くスイスイ歩きながらも時々キョロキョロしている感じが可愛かった。

ルメール騎手のレース後コメントは、「真面目です。瞬発力があり、最後はいい脚で使いました。距離は1600mでも大丈夫だと思います」。また黒岩調教師のコメントは「調教を積極的に進めて、血統的に気負うところがあるかと思いましたが、落ちつきがあり、実戦でも普段通りに走っていました。これならマイルぐらいでも走れるでしょう。 この後は休養させます」というものだった。

ということで、2ヶ月休んでの参戦となる。

新馬戦はルメール騎手が騎乗していたが、WASJに騎乗のため(このレースは毎年恒例ですね)北村宏司騎手に乗り替わり初騎乗。北村騎手はこの新馬戦では4番人気3着のフォルクスリート(次走1番人気2着)に騎乗していた。ちなみに5着のニシノコイゴコロが3戦目に勝ち上がっている。

 

その他登録があった馬は以下。

 

ゲンヨウサイ……マクフィ×ママズディッシュ/クロフネ、母の全姉にユキチャン、全妹にマシュマロ、半妹にブチコなので、いとこにハヤヤッコ、ソダシ、ママコチャがいる。収得賞金は0円。西園翔太厩舎。

ここは2戦目で、前走は新潟芝1800mの新馬戦で10番人気2着。勝ったのは1.3倍の断然人気に応えた1番人気馬ファーヴェント。

騎乗した松若騎手のレース後コメントは「人気馬を見ながら、良い位置で運べました。モタモタするところはありましたが、思った以上に反応してくれました。上手に立ち回っていますし、悪くない内容だったと思います。使った上積みも見込めます」というものだった。

新潟2歳Sに登録はあったが、26日(土)小倉1R・芝1800mの未勝利戦に松山騎手を背に出走。1番人気2着で、1/2差3着に松若騎手騎乗のオールラウンダー。勝ったのは、同じ新馬戦で6番人気4着(1/2、ハナ差)だったフナデ。

 

フルレゾン……オルフェーヴル×カイカヨソウ/ティンバーカントリー、半姉にカイカセンゲン、カイカノキセキ。白老F生産馬。キャロットF。未出走。

こちらは26日(土)新潟6R・芝1600mの牝馬限定の新馬戦にM.デムーロ騎手で出走して1番人気3着だった。

 

ということで、12番アスコリピチェーノから買っておけば当たるんじゃないかなと正直思っております。

相手も3番エンヤラヴフェイス、4番ルージュスタニング、10番ヒヒーン、11番クリーンエアでいいんじゃない?

3連系で3着に穴で、2番ヴァンヴィーヴ、5番ルクスノア、7番ジューンテイク、8番ニシノクラウンで。

と、思うけど、思うんだけど、でもそんな順当に決まるかしら??

なので、ここはアスコリピチェーノは強いけど、

もう1頭のダイワメジャー産駒で、なんならこっちの方がぽいよねと思える2番ヴァンヴィーヴとどうしても気になる10番ヒヒーンから。

それぞれ相手に、12番アスコリピチェーノ、3番エンヤラヴフェイス、4番ルージュスタニング、5番ルクスノア、7番ジューンテイク、大穴で1番ホルトバージ、2番ヴァンヴィーヴと10番ヒヒーンをお互いに加えて馬連、ワイドで。

12番アスコリピチェーノは3着までにはくるでしょうってことで1列目、

2列目に2番ヴァンヴィーヴと10番ヒヒーン、3番エンヤラヴフェイス

3列目に1番ホルトバージ、5番ルクスノア、7番ジューンテイク、8番ニシノクラウンで、1番人気馬は来たけれど……1番人気ってルージュスタニングなんですね……ま、とにかく今年はちょっと荒れても良さそうなメンバーかと思うのですが、どうでしょうか?

 

      ※レース後コメントは、ラジオNIKKEIからの引用です。