朝日杯FSはサリオスの勝利と人気薄激走に期待!? | ウマブロbyアミュレット

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昨年このレースを勝ってJRA最優秀牡馬となったアドマイヤマーズは、NHKマイルCを勝利し先日の香港マイルも勝ち切った。

3番人気で4着だったファンタジスト号は、残念ながらもうこの世にはいない。言っても仕方がないことだが、何がいつどうなるかは人も馬も解らないなとつくづく思ったりもする。

 

2016年は6-7-12番人気で決まったが、基本的に上位人気馬は馬券になる。ただ単勝60-90倍くらいの超人気薄馬も馬券になる。

阪神に替わって近5年は、2-1-6-2-1番人気が勝利。1番人気馬は3-1-4-2-1着で2番人気馬は1-3-13-1-7着と、1番人気馬は信頼できそうだが?

社台F生産馬、ノーザンF生産馬だけど騎手が日本人、今回乗り替わりでイメージ的に鞍上弱化、社台・ノーザンF関連以外の生産馬から穴が出ているが、今年はどうだろうか?

そんなこんなで、今年もそこそこ荒れるのか、それとも2016年のように波乱が待っているのか、あるいは2017年のようにカタく収まるのか??

そんなこんなで出走各馬の気になるところを……。

 

1番ジュンライトボルト……キングカメハメハ×スペシャルウィーク、全姉にフェイズベロシティ、半兄にグルーヴィット。ノーザンF生産馬。収得賞金は400万円。

ここは5戦目で、前走はベゴニア賞で2番人気2着。

1番枠だったが徐々に進路を外に向かって取り、逃げたラッシュアップの2番手からレースを進め、出遅れたレッドライデンが道中上がって行ったりしたが、直線で一旦先頭に立つかなというところで外から勝ったミアマンテにお先にって感じで抜け出されての2着。2番枠のワンスカイはこの馬が内から外へ外へと行くのに付き合わされて外へと行かされ、最後の直線も外へ外へと行かされて勘弁してくれっていうようにも見えるのだが、そういうことではなかったのだろうかってことが、ここでは関係ないけど気になった。

なんかどうしても右に行っちゃうような感じがする馬なんだけど、右回りの最内枠なので今回はラチ沿いを走ればいいのか。

新馬戦は中京芝2000mで1番人気3着、2戦目に阪神芝1800mを1番人気で勝ち上がり、京都芝2000mの紫菊賞で3番人気3着。

この3戦は福永騎手だったが、前走はスミヨン騎手に乗り替わり、今回は岩田騎手に乗り替わっての初騎乗。ちなみに半兄(といってもロードカナロア産駒なので父の父はキンカメ)のグルーヴィットの新馬戦は岩田騎手が騎乗して勝利している(ダート1400mだけど)。

岩田騎手は土曜日にJRA通算1600勝を達成、そして来週は岩田騎手自身の手で桜花賞をもぎ取ったとも言えるレッツゴードンキの引退式が阪神競馬場で行われるのですね。なんかそういうタイミングで久々のGⅠ勝利とかあったりしないだろうかとか思ったりして。

友道厩舎は昨年、アドマイヤマーズでこのレースを勝利したが、同馬は新馬戦からずっと1600mを走っていた。

距離適性よりもこの時期は能力の方が重要だろうし、新馬戦から稍重-良-稍重-不良で走って3-1-3-2着と考えれば、良馬場の方が良いのではないかとも思えるし、前目の位置でもうひと脚使えれば?

ただやっぱり今後の成長に期待という感じが強かったりはする馬のようにも思えるけどね。

関係ないけどセレクトセールで1億超えの馬なんだなぁと思って当時のリストを見返したら、この馬よりもお高い馬が13頭(同じお値段が1頭)もいた。

このレースの出走馬の中では、セール取引価格が最高値ですが、改めて思った、馬って高いのね。

 

2番ビアンフェ……キズナ×サクラバクシンオー、半姉にブランボヌール、半兄にエントシャイデン、母の半弟にダコール。収得賞金は2700万円。

ここは5戦目で、前走は京王杯2歳Sで3番人気2着。

成長分も当然あるだろうが、休み明けの前走は+24キロでやや緩くも見えた。ってか基本デカい馬なので400キロの馬の+24キロともともと500キロ超え馬の+24キロではちょっと違うようにも思えるけど。

新馬戦から函館芝1200mを3戦し、2-1-1着。

3戦目は函館2歳Sでブランボヌールに続いて姉弟での制覇となり、京王杯2歳Sは3番人気7着だったエントシャイデンよりは上位に来た。

ちなみにブランボヌールは距離延長のファンタジーSで1番人気3着から阪神JFで3番人気3着だった。

将来的にはやっぱり短距離馬なのかとも思うのだが、いずれにしてもここでいきなり控えるレースをしてもどうかと思われるし、この枠引いたので、逃げるのはこの馬か?

新馬戦から藤岡祐介騎手の継続騎乗。

 

3番ペールエール……ダイワメジャー×セルカーク、半兄にタングルウッド、半姉にマロリン。ノーザンF生産馬。収得賞金は1000万円。

ここは4戦目で、前走はデイリー杯2歳Sで1番人気3着。2番手追走から、直線は横に大きく広がるような攻防のなか、内からうまく抜け出したレッドベルジュールが勝利して、2着はウイングレイテストに3/4馬身抜けだされてしまったが、レースを見返してみれば改めて京都よりも阪神の方が良いのではないだろうかと思える馬だったりする。

脚は太めで、ぐっぐっと力強くパドックを歩いていたが、トモの迫力はもうちょいかなと思ったりもした前走だった。

新馬戦からM.デムーロ騎手が騎乗して1-2-3着と着順を落としたためかマーフィー騎手に乗り替わり初騎乗。

前目で競馬をしてもうひと押しってことなら、マーフィー騎手の方が良いようにも思えるが、去年はそういう競馬でM.デムーロ騎手が勝ってんだけどな。もっともアドマイヤマーズはデイリー杯2歳Sも勝利してたけど。

前に行って安定なら、イメージ的にもミルコよりマーフィーかってのは多分誰もが思うところなので、そういう意味でマーフィー騎手が応えてくれるのを期待ってところかな。

 

4番トリプルエース……シャマーダル×SS、半兄にヴァルナビスティー、クワドループル。ゴドルフィン。収得賞金は1000万円。

ここは4戦目で、前走はデイリー杯2歳Sで5番人気4着。

新馬戦は阪神芝1200mで4番人気で勝利して、2戦目の小倉2歳Sは2番人気2着。

1200-1200-1600mと走って今回は再度1600m。

先週の阪神JFのウーマンズハートと今週の朝日杯FSでトリプルエースを勝利に導くのが、今回のビュイック騎手の短期免許取得の最大の目的なんじゃないか(ゴドルフィン的に)と思うのです。ウーマンズハートはいつもよりも前目で勝ちに行き結果的に4着だったので、今度こそではないかと思ったりもする。

さらにウーマンズハートはダーレーJF生産馬だけど、トリプルエースは本家ゴドルフィン生産の外国産馬だし?

前走ペールエールと1/2馬身差なのに4番人気と7番人気、単勝は約8倍と約40倍、しかもゴドルフィンの看板を背負ってるビュイック騎手が騎乗するんだし……そんなに差がある? 騎手の腕でいえば、マーフィー騎手とビュイック騎手にオッズほどの差があるとは思えない……走るのは馬だけど。

新馬戦-小倉2歳Sは稍重と重で前走は良馬場だったので、距離延長なのか良馬場よりは時計のかかる馬場の方が良いのかってのは、いろいろ思うところはあるし、この馬だってどう考えても見た目にはまだまだこれからっぽい感じがする。だからこそ、和田騎手云々ではなく、勝負度合いがより高そうな乗り替わりで期待ってところです。

 

5番マイネルグリット……スクリーンヒーロー×ロージズインメイ、母の全兄にドリームバレンチノ、全弟にウインムート。BRF生産馬。ラフィアン。収得賞金は2600万円。

ここは5戦目で、前走は京王杯2歳Sで2番人気9着。

新馬戦は中京芝1600m(重)で4番人気1着。

2戦目に小倉芝1200mのフェニックス賞を勝利して、続く小倉2歳Sを3番人気で勝利。

今回は再びの距離延長で1600mだが、さすがにこの条件で即巻き返しというのは?

夏の2歳重賞に強い母系のイメージがあり、それってつまりは距離の短めなところをバーっと走る感じだし、ドリームバレンチノやウインムートも若い頃は芝を走っていてダートに転向したしっていうイメージと割合被る印象の馬。

なので、ここではどうでしょうか?

国分優作騎手の継続騎乗。

 

6番サリオス……ハーツクライ×ロミタス、半姉にサロニカ、サラキア。ノーザンF生産馬。シルクR。収得賞金は2000万円。

ここは3戦目で、前走はサウジアラビアRCで1.5倍の1番人気に応えて勝利。

好位からの競馬で直線でクラヴァシュドールが外から伸びてきたら外目に出して馬体を合わせるようにしたところグイグイっと伸びてあっさり勝利した。

新馬戦は外を回って安全運転での勝利だったが、2戦目は馬群の中での競馬からの抜け出しで、今回初の多頭数でもそれほどの不安は無いように思える。

とはいえ、金曜日に輸送されて阪神競馬場での滞在競馬(といってもいいのかどうかわからないが)ってのは、どうだろうか。

今までとはちょっと違う形で競馬に向かうことになり、初の右回りで、初の多頭数で、断然人気の2.2倍……1倍台だと考えちゃうけど、2倍台ならいいか、東京でこのメンバーだったら1倍台だろうし。

普通に走ればこの馬で仕方なしだと思えるし、ここはムーア騎手にお任せってことでいいのでしょうか?

 

7番ウイングレイテスト……スクリーンヒーロー×サクラユタカオー、半兄にベストメンバー、半姉の仔にトラストケンシン、フリーフリッカー。コスモVF生産馬。ウイン。収得賞金は1150万円。

ここは4戦目で、前走はデイリー杯2歳Sで7番人気2着。

外枠だったこともあり、道中は後方からでトリプルエースの後ろを追走。直線に向くところで内に進路を取ったが、最内をロスなく回ってきたレッドベルジュールに取られて2-3頭外目の位置から抜け出しての2着。

前2走はイマイチ真面目に走ってないようにも見えたのだが、1600mで最後まで前の馬が引っ張るようなレースは合っているような印象だった。

パドックはグイグイと力強く歩いていたし、今回は休み明け2戦目でさらなる上積みもあるだろうし、松岡騎手は来週から年内お休みなのだから、ここは力も入るだろうし?

新馬戦から松岡騎手の継続騎乗。

 

8番タイセイビジョン……タートルボウル×スペシャルウィーク、半兄にノストラダムス、母の半妹にクッカーニャ、ハイヒール。ノーザンF生産馬。収得賞金は2900万円。

ここは4戦目で、前走は京王杯2歳Sで1番人気1着。

阪神芝1400の新馬戦を1番人気で勝利して、函館2歳S、京王杯2歳Sに出走なので阪神-函館-東京と走ったコースは違うが、1-2-1番人気で1-2-1着と人気通りの着順。

新馬戦は石橋脩騎手だったが、前2走はルメール騎手。

今回は武豊騎手に乗り替わり初騎乗。

新馬戦から1400-1200-1400mを走り、今回が初めての1600mとなる。

母は短距離を走っていたが、母の兄弟達は短距離馬という訳でもないし、半兄のノストラダムス(ハービンジャー産駒)も長めの距離を走っている。見た目も短い方がいいかどうかは微妙な感じだし、短めの距離を走っているのは気性的な問題もあるのか?

でもって武豊騎手が予想よりも前に行っちゃうってことはないのだろうか?

武豊騎手はここを勝ってJRA全GⅠ制覇に王手をかけたいところだろうが(そしたらまた新たにGⅠができちゃったりして!?)、ルメール騎手はラウダシオンを選んだのかってことがやっぱり気になるっちゃあ気になる。


9番グランレイ……ルーラーシップ×ファルブラヴ、母のいとこにダイワキャグニー。収得賞金は400万円。

ここは3戦目で、前走は京都芝1400mの未勝利戦(稍重)で1番人気1着。

新馬戦は京都芝1800mで2番人気3着。

前走は前に3頭並んだ2列目の3頭並んだ真ん中でレースを進め、直線に向くところで前の3頭の外に並びかけて、直線で抜け出して突き放した。

4馬身差の勝利で悪くはないが、いきなりの相手強化で馬券に絡むまではどうだろうか?

池添騎手の継続騎乗。

 

10番エグレムニ……キズナ×ファルブラヴ、いとこにトーセンアーネスト、母の母はビーチフラッグ。社台F生産馬。収得賞金は900万円。

ってことで、5枠は母父ファルブラヴで前走京都芝1400mで1着枠。

ここは4戦目で、前走は秋明菊賞で6番人気1着。

内ラチ沿いの2番手で全体としては4-5番手の位置でレースを進め、直線に向いて逃げていたレジェーロの外から並びかけて交わして先頭へ。ゴール前は5頭がほぼ横並びとなったが1/2馬身差で勝利した。2から5着まではハナ、ハナ、アタマ差で5着のカワキタアジンは先週の阪神JFで13番人気7着だった。

新馬2戦目は小倉芝1200mで2-1着だったので、距離延長が嫌われた形か。まぁ母のビーチアイドルは小倉芝1200mで新馬勝ち、同じくフェニックス賞で連勝して距離延長のファンタジーSで4着で1400m以上では馬券にならなかったしね。

新馬戦から松若騎手と福永騎手が順番に騎乗していて、今回は福永騎手の番なのでってことでもないだろが、福永騎手に乗り替わり。

距離はこなせそうな感じはするけれど、1400mの方が良いかもって感じだろうか。

 

11番カリニート……ルーラーシップ×フジキセキ。収得賞金は400万円。

ここは5戦目で、前走は万両賞で5番人気6着。

新馬戦は小倉芝1200mで3番人気1着もその後は7-6-6着で今回初の1600m。距離が伸びて良さそうにも思えないし、どうだろうか?

幸騎手に乗り替わりで、今回は手綱が戻った形だが。

 

12番レッドベルジュール……ディープインパクト×アンブライドルズソング、全姉にレッドベルローズ、レッドベルディエス。ノーザンF生産馬。東京RH。収得賞金は2300万円。

ここは3戦目で、前走はデイリー杯2歳Sで3番人気1着。

最内をするする伸びて勝利した。

新馬戦は阪神芝1800mで、2番人気1着。このレースからは2-3-4-8着ばが勝ち上がったが、どの馬も次走サクッとという感じではなくて数戦後に勝ち上がってる。

新馬戦は2番手からクビ差の勝利で、前走は出遅れて後方から内を上っていってという形。

前走は久々だったからかもしれないが、新馬戦のパドックでは力強くていかにも良い馬っぽかったのに、後ろが遅い感じの歩き方で距離短縮はどうかなと思ったりした。

福永騎手-武豊騎手ときてスミヨン騎手に乗り替わり初騎乗。

京都コースの武豊騎手で前走好騎乗からの乗り替わりでスミヨン騎手ってのは、はっきり言って鞍上強化といって良いのかどうかわからないが、当然有力な1頭ではありますよね。

 

13番プリンスリターン……ストロングリターン×マンハッタンカフェ。コスモVF。収得賞金は1000万円。

ここは5戦目で、前走は阪神芝1400mのききょうSで4番人気1着。2番手でレースを進め直線で抜け出して押し切った。

短距離を走っている割には胴が長めだがパドックではいつもスイスイ歩いている印象の馬。

2走前のすずらん賞は出遅れて後方からになって6着だったが、先行・好位で競馬をした新馬戦-函館2歳S(ともに函館芝1200m)では5-11番人気で1-3着。

内枠から先行して上がりのかかる競馬が良いんだろうなというイメージもあるので、洋芝の北海道がベストかも? 阪神も悪くはないだろうが、前に行くにはちょっと外枠すぎるし、このメンバーで馬券圏内ってのは厳しそうでもある。

函館2歳Sなんて今更参考にはならないかもしれないが、勝ったビアンフェが5番人気で、2着のタイセイビジョンが2番人気、そこから0.1秒差に踏ん張ったこの馬が220倍超えの15番人気というほどの差はあるのだろうかという気はする。

加用厩舎2頭出しで人気のない方。そうはいってもマイルのGⅠで馬券になるとも思えない(内枠だったら大穴で狙う手もあったけど)ので、北海道で狙うかな(随分先の話ですが)というところか?

 

14番タガノビューティー……ヘニーヒューズ×スペシャルウィーク、半兄にタガノブルグ、アイトーン。収得賞金は900万円。

ここは3戦目で、前走は東京ダート1600mのプラタナス賞で4番人気1着。

今回が初芝だが芝スタート部分の走りが良いとかは全く(?)無くて、ダートに入ったのは一番最後。最後方をなんだかマイペースでゆっくり走っていたが直線に入るといきなりエンジン全開みたいになって外からグイグイ伸びてきて勝利した。

新馬戦は新潟ダート1800mで3番枠からスタートダッシュは悪くなかったもののあっという間に周りに馬がやってきて気がついたら後方になり言っちゃ悪いがちんたら走って、3コーナーに入ったときには最後方。3-4コーナーで外を回って少し順位を上げ、直線に入って最後だけやる気を出したみたいに伸びてきて勝利した。

タガノビューティーって名前なので女の子なのかと思ったけど、デカい牡馬で、お顔が美しいのかはメンコをかぶっていらっしゃるので分かりません。

半兄のタガノブルグはNHKマイルCで17番人気で2着だし、こちらはヨハネスブルグ産駒だけど、父の父は同じヘネシーなので3/4同血ってことになるのでしょうか。まぁ後の1/4が問題だったりするのかもしれませんが。

へニーヒューズ産駒では、アジアエクスプレスが3戦目に芝変わりで朝日杯FS(最後の中山開催の時ですね)を勝ってたりしますが……?

新馬戦から石橋脩騎手だったが今回は和田騎手に乗り替わり初騎乗。

見た目は良い馬だし、芝でも走れないことは無いんだろうとは思うけど、レースぶりがあまりに個性的すぎてよく分からない。

なんか道中は脚をためて直線で弾けましたというよりも、道中は全くやる気がなくて直線だけ走ってみましたっていう風にしか見えないんだよね〜、いや実際はどうだかわからないんだけど。

でもって芝で道中ちんたら走って直線だけでってワケにもいかんでしょうってことで、ある意味レースぶりに注目せざるを得ない馬だったりはする。

まぁアジアエクスプレスのように初芝で、タガノブルグのように大穴をってことで、期待するとしても……3着かなぁ。

でも正直人気馬が強そうだし、思い切った穴ならこういう馬か?

 

15番メイショウチタン……ロードカナロア×マイネルラヴ、母の半弟にザラストロ、母の母のいとこの仔にボンセルヴィーソ。収得賞金は400万円。

ここは6戦目で、前走は阪神芝1400mの未勝利戦で2番人気1着。

函館で芝1200mを2回走って札幌芝1500mに距離延長、さらに京都の芝1600mからの距離短縮で未勝利を勝ち上がった。

逃げ・先行で5-7-3-4-1着で、前走はレコードでの逃げ切り勝ちではあるけれど、1600mへの距離延長は微妙。

いくら反動は無いと言われても中1週ってのもどうだろうか?

2走前から松山騎手で継続騎乗。遠い親戚のボンセルヴィーソでにげて12番人気で3着したのも松山騎手ではあるけれど、あの時は4番枠だったしこの枠から逃げるか、逃げられるか?

内のプリンスリターンと一緒に前に行ったとしても、ビアンフェが逃げようと思えば当然あちらの方が速そうだし?

 

16番ラウダシオン……リアルインパクト×ソングアンドプレイヤー、半兄にアンプロジオ。白老F生産馬。収得賞金は1000万円。

ここは4戦目で、前走は京都芝1400m(不良)のもみじSで1番人気1着。

中団からレースを進めて直線で抜け出して1着という危なげない勝利だった。余談だが、この日はものすごく風が強かったのかパトロールビデオを見ようとするとカメラがグラングラン揺れて目が回りそうになりますのよ。

悪くはないけどパドックではややチャカチャカした感じだったし、そういえば新馬戦ではゲート入りを嫌がってたなと。

ちょっとコロン気味な体型で距離伸びて良いかどうかは微妙な気もするけどどうなんだろうか?

道中良い位置にいれば最後はぐいっと伸びてきそうなので、大外枠から良い位置取れるかが鍵かも?

ルメール騎手は本当はタイセイビジョンに乗りたかったんじゃないのかとどうしても思ったりするのだが、レース後はやっぱりこの馬で良かったってことになるのだろうか?

 

ってことで、なんだか2着が多いんだよなってことが不安だったりもするムーア騎手だが、コントレイルの東スポ杯みたいに強い馬ならアホみたいに強いレースを見せるわけで。

そう考えれば、サリオスで仕方ないんじゃね? で穴馬を連れてきてくれるのを祈るのが良いんじゃね?? ってことですね。

買いたいのは、まっすぐ走れば1番ジュンライトボルト、逃げ粘るなら2番ビアンフェ、やっぱりゴドルフィン馬にビュイック騎手で4番トリプルエース、弛まない流れであれば7番ウイングレイテスト、良くわかんないけど14番タガノビューティーの6頭を相手にまずは馬連とワイド。

で固く決まるのであれば、1列目に6番サリオス、

前に行ってひと押しで抜け出してきそうな3番ペールエールと8番タイセイビジョン、スミヨン騎手がどう乗るかの12番レッドベルジュールは人気でも馬券圏内はありそうなので3連複の2列目にして、

3列目に1番ジュンライトボルト、2番ビアンフェ、4番トリプルエース、7番ウイングレイテスト、14番タガノビューティーを。

3連単は

1列め-2列目-3列目は上記と同様なパターンと

1列目と2列目を入れ替えパターンと、

1列目と2列め-2列めパターンで結局人気馬が上位でしたってことに。

 

でもって

6番サリオス、1番ジュンライトボルト、2番ビアンフェ、4番トリプルエース、7番ウイングレイテスト、14番タガノビューティーの6頭BOXで馬連、3連複の大荒れしても良いじゃないかの夢馬券。

アタマはどうかと思うけど、全く人気がないので

4番トリプルエースと1番ジュンライトボルトの単・複を買おうかどうか考え中。

 

6番サリオスが期待通りに勝ちきって、穴馬が1頭入るパターン、でもってルメール騎手のラウダシオンだけは馬券にならないでと思うのだが、どうでしょうか?