チャンピオンズCはインティーの逃げとクリソベリルの走りに注目!? | ウマブロbyアミュレット

ウマブロbyアミュレット

馬のこと、競馬のこと、その他いろいろ
思いつくままに……

昨年の勝者ルヴァンスレーヴは、このレースを最後に休養中。

昨年の2-5-8着馬、一昨年の1-6-8-15着馬が今年も出走予定。で、両方に出走していたのはミツバで、一昨年が6着で昨年が8着だったりする。

中京ダート1800mで実績のある馬が強いイメージのレースで、フェブラリーS勝ちのコパノリッキーはチャンピオンズリーグCはイマイチだったが、ゴールドドリームは2017年にフェブラリーSとチャンピオンズCを勝利している。もっとも3歳時のチャンピオンズCは2番人気で12着だったが。

昨年は3歳馬のルヴァンスレーヴが1番人気で勝利したが、過去3歳馬が勝ったのは2006年のアロンダイトまで遡る、で当時は東京ダート2100mだったし同馬は7番人気だった。その前年に同じくカネヒキリが3歳馬で勝利していて、こちらは1番人気。でもって2008年に阪神ダート18000mで行われたJCダートも勝利している。

今年も3歳馬のクリソベリルが1番人気に支持されそうだが、クリソベリルはカネヒキリ級なのだろうか?

JCダートからチャンピオンズCとなって過去5年、優勝した騎手は幸騎手、M.デムーロ騎手(2回)、大野騎手、ムーア騎手の5人。JCダートで言えば、ルメール騎手、武豊騎手、デットーリ騎手の勝利している。

なんだかんだ言ってもここでもやっぱり外国人騎手が強いのか?

 

そんなこんなで、出走各馬の気になるところを簡単に……。

 

1番タイムフライヤー……前走は武蔵野Sで8番人気も2着。東京ダート1600mも、56キロも良かったのではないかという気がする。

中京は芝も含めて初出走。マーフィー騎手に乗り替わり初騎乗。

マーフィー騎手はJCは確かに上手く乗ったとは思う。ただメンバー的に勝ち負けできそうな馬ならきちんと勝ち負けまで持ってくることは可能(それだって十分すごいけど)だろうが、全体的に少しずつ過剰人気なような気もするし、スワーブリチャードだってまともに走れば東京であのメンバーなら当然勝ち負けする力はあったと思う。

カレンブーケドールの津村騎手よりも格段に優れた騎乗だったというよりも馬の力差もあったと思うし、マーフィー騎手が神騎乗と言うのなら津村騎手だって十分神騎乗による2着だったと言えちゃうんじゃないだろうかと私は思う。

つまりはいくら若き天才騎手だとしても、ダートGⅢで2着とはいえ逆に言えばそれしか実績のない馬でいきなり勝ち負けはしないのではあるまいかということですね。

タイムフライヤーはダート自体は悪くはないけど、いきなりGⅠではねぇ〜って感じです。もちろん2歳時とはいえホープフルS勝ちのGⅠ馬ではありますし、全てが上手くいけば?

 

2番モズアトラクション……芝で勝ちあがれず何故かいきなり阪神ダート1800mの1000万下に出走して12番人気4着。しかも2着馬からはクビ、クビ差。で、新潟ダート1800mの500万下に次走出走して1番人気でぶっちぎっての勝利を挙げたのが2017年のこと。

後方から速い上がりで伸びてきて届くか届かないかと言うことなんだけど、どうも京都ダート1900mがベストなんじゃなかろうかと言う気のする馬だったりする。

中京ダート1800mは1.7倍の1番人気で500万下を勝ち上がったコースで1戦1勝だったりはする。

5走前から藤岡康太騎手の継続騎乗で12-4-2-2-4番人気で2-4-2-1-12着。前走より0.5キロ軽くはなるが、坂の途中からスタートして最後に急坂登って勝ち負けというイメージはあまりわかない。

あるとすれば去年キングズガードで藤岡佑介騎手がやったような内にこだわって道中脚を溜める大作戦しかないが、藤岡兄弟が2年連続で人気薄で2着(さすがに勝つのは難しいでしょ)なんてことはあるだろうか?

 

3番チュウワウィザード……前走はJBCクラシックで1番人気に応えて勝利。ハナ差2着に2番人気のオメガパフューム。

2走前は帝王賞で2番人気2着。勝ったのは3番人気オメガパフュームで0.2秒差。

ちなみに3走前は平安Sで58キロを背負って1番人気で勝利。2着はハナ差でモズアトラクションだが、こっちは56キロだった。

でもって3着に59キロのオメガパフュームで0.2秒差。

というわけでオメガパフュームとは勝ったり負けたり間に何か挟まったりという戦績。

中京ダート1800mは東海Sで2番人気2着も逃げたインティを捕まえ切れずに0.3秒差。

川田騎手がクリソベリルに騎乗のため、福永騎手に乗り替わり。過去騎乗時は中京ダート1900mのインディアトロフィーで1番人気3着。

福永騎手は中京は得意なイメージはあるが、ダート<芝って感じだし?

休んでいる間に騎乗予定だった馬がGⅠで好走しているし、昨年のこのレースはケイティブレイブで2番人気11着、一昨年は3番人気で4着、ここはやっぱり力が入るか?

 

4番インティ……前走はみやこSで1番人気で15着。59キロを背負ってハナ争いで速いペースで飛ばしたら仕方なしってレースだった。

前走は川田騎手だったが、1番人気だしやっぱり行かざるを得なかったってことだろうけど……。

つまりは気持ちよく逃げられないと厳しいってことを改めて見せつけられてしまったわけで、ここも気持ちよく逃げられるかがポイント。

ってことで、武豊騎手に乗り替わりで、両隣のチュウワウィザードもクリソベリルもある程度は前で競馬をするだろうが、ハナからインティの邪魔はしないだろうし、ワイドファラオやロンドンタウンは外枠に収まった。でもって、福永騎手、川田騎手、M.デムーロ騎手、岩田騎手が武豊騎手に競りかけて潰しに行くとは思えない。

とはいえ勝利パターンのスローで逃げさせてくれるかは微妙だがハイペースで行くこともないだろうし、仮にM.デムーロ騎手か岩田騎手がハナを取りきってしまっても、2番手にすんなり収まれば前はいないことにしてレースを進めるだろうし?

むしろ誰かが離して前に行ってくれた方がこの馬はスローで走って後ろから競りかけられなくてとなれば、勝ち負けの可能性はあったりして??

というか1-5着くらいには収まりそうだが、もしもですよもしも前走が一種のトラウマじゃないかみたいなレースになったら、川田騎手がクリソベリルで勝つための……なぁ〜んて、いやいやまさかね。

 

5番クリソベリル……全兄のクリソライトはJDDを勝利して、JBCクラシックで3番人気5着からJCダートに出走して8番人気で15着だった。500万下をなかなか勝ちあがれなかったりしたし、新馬戦から5連勝のこの馬と比べても仕方がないかもしれないが。

昨年は断然1番人気の3歳馬ルヴァンスレーヴが勝利したが、この馬は1番人気といえども3倍くらいなので信頼度はイマイチという評価か。今確認したら2番人気で4倍台ですね。でも55キロなんだよねぇ。3歳馬はJCダートは55キロだったが、チャンピオンズCでは56キロを背負っていたのに、今回は55キロ。

古馬相手に厳しい戦いを経験していないが、2キロ差ってのは大きいか??

クリソライトは4歳時にチャンピオンズCに出走して6番人気で14着。比べるなという話ではあるが、ココンチの兄弟はスピードの活きる軽めの馬場の方が力を発揮できるのではないのか的な思いもあり、それでも川田騎手なら馬券圏内には持って来そうという迷いもあり、でもアタマでという気はしないのだが、どうだろうか?

 

6番オメガパフューム……昨年のチャンピオンズCは4番人気で5着。勝ったルヴァンスレーヴにはJDDに続いて完敗ではあったが、続く東京大賞典で勝利。その後はチュウワウィザードと勝ったり負けたりの戦績だが、平安Sはこっちが9キロであっちが58キロで3着に負け、帝王賞は同斤でこっちが勝ち、前走のJBCクラシックは同斤でハナ差届かずの2着。

それでも、浦和で2着に来たってことが結構驚きではあった。

思い返してみれば、昨年はガリガリな馬なのに頑張ってるなという印象が大きく、馬体重が増えないなぁといつも思いながら見ていたような気がする。

それでも東京大賞典を買った時は、やっぱり大井2000mは走る馬なのかなって思ったし

前走は馬体重自体はそれほど増えてはいないけど、やはり4歳になって成長しているということなのだろうと思ったのでした。

馬券圏外だったのは、昨年のチャンピオンズCと今年もフェブラリーSで、そういえば青竜Sも2番人気3着だったりするので東京ダート1600mはイマイチなのかとか左回りはやっぱりイマイチなのかとか思ったりはするし、そういえば母のオメガフレグランスも東京より断然中山で買いだったし……何よりスウェプトオーヴァーボード産駒がダート1800mのGⅠを勝つのかと考えたりもするが、そこは母父がゴールドアリュールだし、前走を見れば中京も克服できるんじゃないかと都合よく考えたい。

しかも今回は鞍上がデットーリ騎手だ。

昨日のJRAのHPにはSNS問題の後にすかさず2019年ロンジンワールドベストジョッキー受賞が記載されているなんて、さすがスーパースターだ。

フツーに考えればベストとは思えない条件で結果を出すのがスーパースター騎手ってことで、ここは決めて……くれるだろうか?

 

7番ワンダーリーデル……前走は武蔵野Sで9番人気で1着。9番人気ってのが人気がなさすぎただけだと思っているが、重賞初勝利だった。

1200mでデビューして、1400mで5勝・1600mで2勝。今年は1600mで2勝なので1800mに距離延長でもとは考えてみたが、距離もそうだがコーナー4回というのも初だし。こなせるというのとGⅠで馬券になるというのはやっぱり一緒ではないわけだし、横山典弘騎手がどう乗るかに注目も、さすがに馬券圏内に来たら諦める。

 

8番ウェスタールンド……昨年の2着馬で、前走はみやこSで6番人気3着。骨折休養明けで今回が2走目。

だからと言って前走はここに向けての叩きというレースではなく早めに動いて差された形なので、スミヨン騎手が続けて騎乗するのはプラスにはなりそう。

昨年はゲートを出たら迷わず内に行き、道中は離れた後方を走っていたが馬群が横に広がった直線で内から前に詰めて勝ったルヴァンスレーヴの後ろを着いて行くように抜け出してきての2着。ハマったというよりも作戦勝ちという競馬だった。藤岡佑介騎手にもう1回同じことをやってと言ってもどうだろうかというくらい、上手くいったレースではあっただろう。

キレる脚はあるので、スミヨン騎手次第ってところだろうか。

 

9番サトノティターン……前走はブラジルCで1番人気1着。全6勝のうち、東京ダート2100mで4勝、中山と新潟の1800mで1勝ずつ。クリソベリルもデカいが、この馬はもっとデカいので、広いコースをスムーズに走れないと力が発揮できないのかというような戦績だったりする。

ムーア騎手は新たに申請してたりしなければ短期免許が12月3日までなので、要するにこのレースが今回の最後のGⅠってことですね。

東スポ杯のコントレイルはものすごかったけど、あの馬に振り落とされたのが良くなかったのか、どうもイマイチな成績って印象。まぁ2着は多かったりはするけどね。

で、ここは堀厩舎の馬だし、厩舎的にもなんとかしたいってことで木曜日に輸送して馬も万全の体制であれば一発の可能性に賭けるテもあり?

ってことでパドック要注意。

 

10番ミツバ……2017年は12番人気で6着、2018年は12番人気で8着と人気は変わらないが着順は落ちている。

今年は現在のところ15番人気と人気も落ちて……交流重賞ではまだまだ頑張っているけれど、中京ダート1800mのGⅠでは?

 

11番ゴールドドリーム……2017年のチャンピオンズC勝ち馬。当時は8番人気だったが、フェブラリーSを勝利後ドバイ、帝王賞、南部杯で馬券圏外で人気落ちだった。ここを勝利して息を吹き返してフェブラリーSは2年連続2着、かしわ記念は2年連続勝利、南部杯は昨年が2着で今年は3着でこのレースは勝たなくていいとでも思っているのかという成績だが、まぁそんな感じで言ってはなんだが秋緒戦の叩き台っぽい位置付けなんだろうと思われる。

ってことで、ルメール騎手もここはきっちり勝ちを狙ってくるはずでは?

ルメール騎手は阪神ダート1800m時代のJCダートでは2勝しているが、チャンピオンズCではノンコノユメの2着が最高。

そういえばロンジンワールドジョッキーは6位で、アーモンドアイ様様ってことなんんだろうけど(香港C回避は残念)。JRA騎手では最上位とのことなので、1位のデットーリ騎手4位のムーア騎手には負けられない!? とか言ってもルメール騎手にとっては中京はそれほどアドバンテージがあるわけでもないだろうけど。

 

12番キングズガード……前走はみやこSで10番人気2着。後方から伸びてきて届くか届かないかという馬で、前走は上手くハマった感じはあるし京都は割合得意なイメージでもある馬だったりする。

2017年にみやこS3着から臨んだチャンピオンズCで11番人気で8着。最後に勝ったのは2017年のプロキオンSで2年以上勝利のない8歳馬。極端な衰えはないにしても?

 

13番ワイドファラオ……前走はみやこSで3番人気5着。4コーナーでごちゃついたところはあるが、結果的に取りたい位置にウェスタールンドに入られて一瞬進路がなくなってしまったことで、基本的にはぐるっと回ってきたという印象。

あそこですっと動けなかったというところはマイナスかもしれないが、京都コースも微妙な感じ。

枠が内だったらという思いは大きいが、前には行けそうな馬だしだとすればそこでじっとして抜け出したサンビスタ再びということにはならないだろうか。奇しくも同じ角居厩舎の馬だし、あの時は12番人気で今回は11番人気と全く人がないのも同じだ。ただ違うのはサンビスタは前年のチャンピオンズCで15番人気で4着と走られてみれば適性も高かったのねということなのだが。

前走先着されたヴェンジェンス、キングズガード、ウェスタールンドが1キロ増に対してこっちは1キロ減の55キロ。

GⅠはやっぱりミルコだよねということにはならないかな!?

 

14番テーオーエナジー……兵庫CSの勝ち馬だが、ダービーに出走してそりゃやっぱり無理でしょだった18着。芝でダメでもダートならとJDDは逃げたけど5着で、その後OP特別で2勝したが重賞でもという勢いが感じられない。

すんなり行ければということで、今回初ブリンカーだが、果たして行けるかどうかがポイント。

外からすんなり前に行ってどこまでだが、ワイドファラオとロンドンタウンの間に入ってしまったのでそこも微妙か。

川須騎手に乗り替わり初騎乗。すんなり逃げるのは難しそうだが、何が何でも逃げろって競馬をする、かなぁ?

 

15番ロンドンタウン……コリアCの3連覇を目指していたと思うのだが、この馬とは直接関係のない理由で出走できず。

日本テレビ盃で2着、南部杯で5着からの今回、無理やり逃げるというのもどうなのかという枠だし、でも後ろからって馬でもないし……国内GⅠではちょっと厳しそうってところ。

 

16番ヴェンジェンス……前走はみやこSで7番人気1着。1枠1番てのはどうかと思ったが、展開も向いて外から伸びて勝利した。

幸騎手でみやこSからチャンピオンズCといえばクリノスターオーを思い出すと言ってはヘンだが、みやこSで幸騎手で人気で勝てなくてチャンピオンズ Cで乗り替わり。しかもムーア騎手とボウマン騎手で7番人気8着と11番人気15着。

で幸騎手はというと、同じレースにホッコータルマエに騎乗して1着と6着。2回ともクリノスターオーが逃げてというレースだった。

クリノスターオーは平安Sでタルマエだと思って乗ってくれという思いに応えてくれて12番人気で1着してくれたのだが、さすがにタルマエにはなれなかったが、同じく好きな馬だった。

私は結構ダート馬が好きだったりするのは、頑張ってる姿を長く観られるからかもしれないとふと思った。

そんなこんなで、ヴェンジェンスも頑張って3-4コーナーで前につけて直線ではタルマエのような……ってのはさすがに無理があるようで。

中京では寒椿賞で逃げてクビ差2着(ちなみに3着はJDD勝ち馬のキョウエイギア)ってのはあるけど、1400mだし。

このメンバーではさすがに?

 

ということで、4番インティが気持ちよく逃げられるかどうか次第なんだけど……結局前に行った組で決まるか、後ろから届くかのどっちかということになりそうで。ただ、多分直線で外から差し切るのは無理で、内を捌いてくる馬がどっちにしても上位に来そう。

とかなんとか言ってはみたが、ここはやっぱり11番ゴールドドリームが強いのではあるまいか? ってか

6番オメガパフューム、11番ゴールドドリーム、8番ウェスタールンド、9番サトノティターンのどれかが勝ちそうで

3番チュウワウィザード、4番インティはアタマは無いが2-3着なら。

突き抜けるかもしれない大穴が13番ワイドファラオで

ものすごくハマれば2番モズアトラクションが2-3着で超大穴。

5番クリソベリルは正直分からないが、ここで馬券にならなくても驚かないが、勝ち切ったりしたら驚くしかない。ってか、ここで勝たれちゃったらなぁ55キロは有利ってことだろうなぁ。

 

なんだかんだで、4番インティーからの3連複と

6番オメガパフューム、11番ゴールドドリーム、8番ウェスタールンド、9番サトノティターン、13番ワイドファラオの5頭BOXでなんだかちょっと不本意ながら外国人騎手の馬、ツヨイよってことですね。

6番オメガパフューム、11番ゴールドドリーム、9番サトノティターンからそれぞれ上記馬に馬連、ワイドを買ったら買いすぎになりそうだし、買い方はもう少し考えたい。

多分、11番ゴールドドリームからの3連単、3連複かな。

で、ダメ元で13番ワイドファラオの単・複は買いたい。

 

内から抜けてくるのが1番タイムフライヤーでないことを祈るっていうとヘンだけど、唯一買わない予定の外国人騎手が馬券になったらそりゃあんまりだよね。

3着以内なら、3番チュウワウィザードが枠もいいし堅実かもしれないとは思いつつ、どうしても一発ありそうな馬に外国人騎手ってのに目がいってしまうのですが、どうでしょうか?