荒れる3歳ハンデ重賞・ラジオNIKKEI賞。雨の不良馬場で荒れる? 大荒れ?? それとも!? | ウマブロbyアミュレット

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思いつくままに……

人気薄の逃げ・先行馬が逃げて穴。

ハンデ戦だが、最軽量馬は厳しく、53ー54キロに注目。まぁ、結構多いんですけど。

スパイラルコースの福島は一瞬のキレは無くても、ぬわぁ〜んとスピードを落とさずに伸びてこれる馬に注目したいレース。

雨が降り続いて不良馬場、さてどうなる??

 

そんなこんなで出走各馬の気になるところを……。

 

1番ギルマ……ハービンジャー×SS。母は白老F生産馬。53キロ。

ここは10戦目で

前走は山藤賞(中山芝1800m)で3番人気1着。後方から外を回ってゴール前で3頭横並びの接戦をハナ、アタマ差で勝利。

7戦目に小倉芝1800mで勝ち上がり、次走初の1600mで4番人気3着からの前走だった。

新馬戦から2-5-3-2-2-3-1-3-1着。

なかなか勝ちきれないけど、相手なり。半兄のパドルウィールも勝ったり負けたりを繰り返してる感じの馬だったけど、そういうところはなんとなく似ているのだろうか。

昨年8月にデビューして月イチくらいで出走し、初の2ヶ月以上のお休みをもらって臨む1戦。

今までとは相手が違うけど、うまく立ち回れればここでもそれほど差があるとは思えないが?

三浦騎手の継続騎乗。

 

2番マイネルサーパス……アイルハヴアナザー×タマモクロス。54キロ。

ここは8戦目で

前走はダービーで18番人気11着。

その前はプリンシパルSで6番人気9着だった。

前走がGⅠならボロ負けしていても構わないが、プリンシパルSで好走している馬は結構馬券になってるイメージのレースだったりもする……ただ今年のプリンシパルSは、例の雹で翌週スライドしたレースで、この馬は12番枠から8番枠に変更になり、6番人気は同じだったが単複共に微妙にオッズが下がっていた。馬体重は478キロだったのが1週スライドして476キロで、まぁそれほど変わってなかった。

直線では進路取りも厳しかったし、多少スムーズではなかったとも言えなくはないのだが……。

っていうよりも、未勝利戦は東京芝1800mで勝ち上がってるけど、基本的に東京の瞬発力勝負でって馬じゃないよね。

この馬はきんもくせい特別の勝ち馬で、当然注目したいのだが、この時は丹内騎手で、今回は柴田大知騎手に乗り替わり。

これは鞍上強化なのだろうかと悩む……いや、何となくだけど。

 

3番ダディーズマインド……トーセンホマレボシ×フレンチデピュティ。母はノーザンF生産馬。54キロ。

ここは9戦目で

前走は皐月賞で17番人気で9着。前に行って頑張ったし、ここでも前に行って頑張ればの期待もあるようで、現在4番人気。

きんもくせい特別の3着馬だし、福島芝1800mは2戦目に未勝利を勝ち上がったコースだったりもする。

この枠で迷わず逃げ・先行してどこまでというところだろうが、前に行きたい馬が一杯いるメンバーでどうだろうか?

宮崎騎手の継続騎乗。

 

4番ポルーニン……フレンチデピュティ×ディープインパクト。母は社台F生産馬。53キロ。

ここは8戦目で

前走は東京芝1600m(500万下)で5番人気1着。

2走前に同コースを勝ち上がり、連勝してここに向かってきた。

新馬戦から1600mを走って、1度だけ中山芝2000mを走ったが、2番人気で5着。距離か重馬場かはなんとも言えないが、どちらにしても今回の条件が良さそうとも言えない感じ。

前に行く馬が多い組み合わせで差しが決まるならとは言え、母も母の母も短めの距離で走っていたイメージがあり、距離伸びてさらに良さそうかは?

半兄ケイティクレバーはこのレース7番人気で6着。ちなみに同馬は社台F生産馬。

武藤騎手の継続騎乗。武藤騎手と戸田厩舎はジョディーと同じ組み合わせですね。ここを勝って弾みをつけてアメリカに行きたいだろうが?

 

5番ディキシーナイト……ダイワメジャー×ホワイトマズル。ノーザンF生産馬。キャロットF。56キロ。

ここは7戦目で

前走はスプリングSで7番人気3着。

きんもくせい特別は2番人気4着。しかも上位3頭とは差があった。その時は唯一馬券圏内を外したレースだが、寄れながらゲートを出て内の馬とぶつかったりしながら道中は4番手で外外を回り、最後はダノンチェイサーとマイネルサーパスの間に進路もなく、外に出してみたいななんか踏んだり蹴ったりみたいにも見えるレースだった。

でかい馬で、今回もなんだかうまく流れに乗れないようなレースにならないとも限らないが、さすがにあそこまで上手くいかない感じのレースをもう1回やる方が難しいのではないだろうか。

全兄のダローネガも平地では1600mがベストだったかもしれないとは思うし、この馬にしても1800mがどうかとも思わなくはないものの特に嫌うほどでもないように思えるし、むしろダイワメジャー産駒ってことで人気が落ちるようだと……ってことは無さそうだが。

石橋騎手の継続騎乗。

 

6番ブレイブメジャー……ダイワメジャー×サクラバクシンオー。ノーザンF生産馬。シルクR。54キロ。

ここは4戦目で

前走は東京芝1600m(500万下)で1番人気1着。

新馬戦から芝1600mを走って1-2-1着。

同じダイワメジャー産駒だが、母シーイズトウショウで、全兄にトウショウジャイロ。見た目的にもディキシーナイトよりも距離が伸びて良さそうには思えないが?

戸崎騎手に乗り替わり初騎乗。戸崎騎手は2016年にシルクRのゼーヴィントでこのレースを勝利。2017年は同じくシルクRのセダブリランテスが勝利していたりもする。シルクRは福島は強いよねということもあるかもしれないが、この2頭はディープインパクト産駒とディープブリランテ産駒でもある。

レーン騎手から戸崎騎手への乗り替わりで、そういう意味では鞍上弱化と言われるような結果になって欲しくないとは思ったりもするけれど、どうだろうか?

 

7番インテンスライト……エイシンフラッシュ×フレンチデピュティ。54キロ。

ここは8戦目で

前走はプリンシパルSで9番人気4着。1週スライドした結果11番人気(33.7[5.3-8.2])から上昇。単勝24.3(9番人気)[複勝4.2-6.3]で、馬体重は前週から+6キロ。減ったのが戻ってちょいプラス。9番枠から6番へちょっと内になったのも人気を押し上げた? って感じだったが、距離延長も頑張った印象。

道中はマイネルサーパスと同じくらいの位置で外側にいて、直線で大外に出して伸びたが、上位3頭は内にいた馬だった。もちろん外に出した分スムーズに走れたということはあると思うが。

新馬戦から菊沢騎手が騎乗していたが、未勝利を勝ち上がった後1回だけマーフィー騎手が騎手が騎乗して7番人気8着ってのがある。こういう乗り替わりって意外に上手くいかないよねってことが多くて、再び菊沢騎手に戻って2戦目に500万下を勝ち上がっての前走だった。

東京で未勝利を勝ち上がってはいるが、どちらかと言えばやはり東京ではキレる馬相手では厳しい印象で、ある程度の位置でそのままグインと走って来られる福島は合いそうだし、キングマンボとフレンチデピュティの系統なら馬場が渋ってもイケそう。それにこの馬は距離短縮で着順を上げているし……でもって人気が無いってのは、罠っぽい……!? とは言え11番人気でも17倍ですからね。

 

8番サヴォワールエメ……ダイワメジャー×ピヴォタル。社台F生産馬。51キロ。

ここは5戦目で

前走は白百合Sで3番人気5着。スローで逃げたが結局好位にいた馬たちに交わされた。

同厩舎で人気の無い方のレッドアネモスが勝利したのだが、今回も2頭揃っての出走でどちらも社台Fの生産馬。

今回は51キロとハンデも軽く2頭出し友道厩舎の人気の無い方としての出走だが逃げるのか、逃げられるのか?

逃げたくはなさそうにも思えるが、前に行ってもうひと脚使えるかってのは??

内田騎手に乗り替わり初騎乗。

 

9番ヒシイグアス……ハーツクライ×バーンスタイン。ノーザンF生産馬。54キロ。

ここは5戦目で

前走はスプリングSで3番人気5着。

先行してもうひと伸びできなかった。前走は-16キロではあったが、結構体重の変動が激しい馬だし、パドックではスタスタ歩いていて痩せすぎという気はしなかったのだが。

過去勝利した2戦は逃げ切り勝ち。過去4戦すべて、外国人騎手が騎乗。今回はM.デムーロ騎手に乗り替わり初騎乗。

堀厩舎で外国人騎手っていうとムーア騎手とかもレイラ騎手のイメージで、M.デムーロ騎手はそれほど相性が良く無い感じもするのだが……まぁ今日本にいる外国人はルメール騎手とM,デムーロ騎手の2人だし、ほとんど福島で騎乗しているイメージのないデムーロ騎手が乗りに来ると考えれば軽視はできない?

これが1-2倍代の1番人気ならどうかと思うけど、これだけ人気が割れていれば無理に嫌うこともない??

 

10番レッドアネモス……ヴィクトワールピサ×サクラバクシンオー。社台F生産馬。54キロ。

ここは8戦目で

前走は白百合Sで5番人気1着。

同厩舎のサヴォワールエメがハナを切ってのスローペースで好位をうまく立ち回っての勝利だったことを考えると、新馬戦からずっと背負い慣れている54キロとは言え、牡馬と戦うのは楽ではなさそう。

馬場も多少は力がいる方が良さそうにも思えるが不良馬場までいってしまったし牝馬で54キロは迷うところだが、北村友一騎手は福島芝1800ー2000mは上手いイメージもある。

勝ちきれるかは微妙だが。

前走から北村祐一騎手で継続騎乗。

 

11番ヒルノダカール……ヴィクトワールピサ×メジロマックイーン。53キロ。

ここは7戦目で

前走は白百合Sで6番人気4着。

直線でメイケイハリアーとモズベッロの間から抜け出したかったがそうは甘くなくて、モズベッロの外に出したが馬がちょっと可哀想だった。

亀田騎手の所為とも言えないが、そこはやっぱり継続で重賞挑戦とはいかなくて、丸山騎手に乗り替わり初騎乗。

ホープフルSや大寒桜賞の時はややコロンとした体型だったが、だんだんスッキリしてきたように思えるし、前走も前の出が良くゆったり歩いていたのも好印象だった。

半兄に逃げてセダブリランテスの2着だったウインガナドルのいる血統。

そんなこんなで、いかにも穴人気しそうな馬で現在6番人気。

 

12番ウインゼノビア……スクリーンヒーロー×フレンチデピュティ。母は社台F生産馬。53キロ。

ここは8戦目で

前走はオークスで18番人気13着。

新馬戦から2-1-1着でクローバー賞を勝利した後は、アルテミスS、阪神ジュベナイルS、フローラS、オークスと重賞の壁に跳ね返されてきたが、そもそも瞬発力勝負でという馬でもないだろうし、走ってはいないけど福島コースは合いそうな馬。

松岡騎手が落馬負傷のため津村騎手に乗り替わり初騎乗。落馬は昨日の函館12Rのローリングタワーだが、馬はスタートで躓いて騎手とメンコを落としながら逃げたサウンドバーニングの2番手で走り、ゴール前できっちり差し切る見事なレースぶりを披露した。カラ馬1着ってのは久しぶりに見たけど、この馬は3勝のうち2勝を札幌で上げているので次走に注目ってことでいーのか?

急な乗り替わりが関係あるのかないのか分からないが、現在ビリ人気。

津村騎手も悪くはないが、全7戦中5戦で手綱を取っていた松岡騎手で一発馬券圏内の期待もあっただけに、ちょっと残念ではある。

 

13番ゴータイミング……ディープインパクト×リーファーズトゥベンド。社台F生産馬。53キロ。

ここは5戦目で

前走は阪神芝1600m(500万下)で3番人気1着。

新馬戦は阪神芝1800mの重馬場で勝利。

阪神は2戦2勝で、ともに上がり最速で勝ち切っている。そういう馬が福島芝1800mの不良馬場ってのはどうなのか??

新馬戦から武豊騎手の継続騎乗。

 

14番ブレイキングドーン……ヴィクトワールピサ×ホワイトマズル。母は社台F生産馬。55キロ。

ここは8戦目で

前走は京都新聞杯で4番人気6着。

でかい馬だからというわけでもないだろうが、大物感があるなぁといつも思わせる馬なのだが、成績的にはどうもいまいち。なんだけど、前走後のコメントでいい時と比べると云々という言葉があったことを思えば、いい時ではなかったということで、良くなっていればの期待大。

新馬戦から福永騎手が継続騎乗していたが、今回は田辺騎手に乗り替わり初騎乗。

福島でグイーンと乗ってくるなら田辺騎手の方がいいんじゃないのかと思ったりもする。

そういう意味なら中山でグイーンと田辺騎手に乗って欲しい気もするのだが……。

ヴィクトワールピサ産駒でのラジオNIKKEI賞ということで言えば、ジョルジュサンクで出走して6番人気6着。56キロで前にいって2着からはアタマ、クビ、ハナ、クビ差。

今回は前にはいかないと思われるので、外からグイーンとまくって行ってとなるのかな?

ってことで期待してます。

 

15番ランスオブプラーナ……ケープブランコ×マンハッタンカフェ。57キロ。

ここは8戦目で

前走は皐月賞で12番人気18着。果敢に逃げたが流石に厳しかった。

上がりのかかる競馬になりそうなのはラッキーかもしれないが、57キロのトップハンデで不良馬場。前に行きたい馬が色々いる中で逃げて残れるだろうか?

 

16番アドマイヤスコール……ディープブリランテ×カーリアン。母はノーザンF生産馬。54キロ。

ここは7戦目で

前走は青葉賞で4番人気9着。勝ったのは今回騎乗する横山典弘騎手のリオンリオンだった。

この馬の面白いのは、セントポーリア賞で2着に入った時にルメール騎手が距離はこのくらいが良さそうと話していて、勝った水仙賞ではM.デムーロ騎手が距離はこれくらいがいいでしょうと話しているんだけど、当然セントポーリア賞は1800mで水仙賞は2000mと違う距離だったりする。でもって、セントポーリア賞では、直線でバテてしまったのかと思ったら半ば頃から急に加速して驚いたと言っているし、水仙賞では本気で走っていない、フラフラするところがあったと言っている。

まともに走ったら、どんだけ強いのか??

まともに走るかどうかは全く分からないが、走る気さえ出せばという馬に横山典弘騎手でしょ、しかも調教にまで乗ってるし。

ってことでとても面白い1頭ではあるのだが、馬場が悪くて走る気が起きませんでしたってこともあるかも!? いやなんだか分からないけど一生懸命走っちゃいましたって方に賭けてみたいが。

 

ということで、馬場が悪くなりすぎたら結局人気どころで決まったりするかもしれないが……。

5番ディキシーナイトで堅実(?)に行くか、14番ブレイキングドーンで一発を狙うかと考えて、今回は14番ブレイキングドーンで。いい時に戻っているのを願います。

 

相手は、5番ディキシーナイト、3番ダディーズマインド、7番インテンスライト、11番ヒルノダカール、10番レッドアネモス、16番アドマイヤスコール、大穴で12番ウインゼノビア。

馬連、馬単、ワイドで上記馬へ。

3連系は

2列目に3番ダディーズマインド、5番ディキシーナイト、11番ヒルノダカール、10番レッドアネモス

3列目に+上記馬と2番マイネルサーパス(きんもくせい特別の勝ち馬だし)

あとは、16番アドマイヤスコールから上記馬に馬連とワイドで。

12番ウインゼノビアはパドックで良さそうだったら、単複で応援。

 

ここはなんだか社台FとノーザンF生産馬以外にも、母が社台FやノーザンFの馬ってのが色々出てきているのだが、元社台・ノーザンFの母の底力は強いのですなんてことになったら面白いなぁなんて思ったりもする。どうでしょうか?

 

あと追加で、田辺騎手が11Rまでに馬券になりすぎて、息切れしないことを願います。ホントに。