若竹賞は人気どおりで決まるか!? | ウマブロbyアミュレット

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中山芝1800mで行われる若竹賞(500万下)。

ここを勝ってスプリングSで5番人気で1着したウインブライトのような中山巧者がいるのかに注目。

もっとも昨年は若竹賞で勝利したレノヴァールはスプリングSで7番人気5着。

キャリアの浅い馬同士なので、中山経験が無い場合も多いが、2017年のムーンザムーンは中山芝1800mの未勝利戦で1番人気2着、前走東京芝1800mで勝ち上がり、9番人気で3着。また2016年のゲッカコウは、葉牡丹賞(2000m)で15番人気で5着、ジュニアC(1600m)で8番人気5着からの参戦で9番人気で3着、次走同コースで5番人気で勝利した。さらに2013年は中山芝2000mの未勝利戦を1番人気で1着、ホープフルSで6番人気13着だったモンテエベレストが7番人気で3着だった。

中山で好走歴がある馬は人気薄でも要注意か。

ただ少頭数で行われることも多い為、2-3-1番人気、1-3-9番人気、4-3-9番人気、5-4-1番人気、5-4-2番人気と比較的人気上位馬同士での決着が多く、紛れは少ない。

関西馬も関東馬も勝っているし、前走同距離からも距離延長からも勝ち馬が出ている。前走日本人騎手から外国人騎手への乗り替わりで勝利というのもあるのだが、そこは人気にもなりそう。

特別登録は10頭だったが、結局は8頭。まぁさすがにグレイスアンが出走してくることはなかろうと思ってはいたが。

 

ということで出走各馬の気になるところを……。

 

1番フォークテイル……ロードカナロア×ダンスインザダーク、半兄にアルバート、ショウボート、いとこにアロマティコ、母の半弟にインティライミ。ノーザンF生産馬。サンデーR。

ここは2戦目で

前走は東京芝1600m(稍重)で2番人気1着。

フルゲートの大外枠でゲートを外に向かって出るというロスはあったが、すぐに馬群に取り付いて4-5番手の外、イメージ的には前に3頭が並んでその後ろを並んで走る2番手集団の外からの競馬。外外を回る分やや遅れがちになりながらも前の3頭に並ぶような4番手で直線に向き、残り200m過ぎに先頭に立ちもうひと伸びしてゴールした。

石川騎手からマーフィー騎手に乗り替わり初騎乗。

マーフィー騎手がJRAで初勝利をあげたときに初勝利のプラカードを掲げていたのが同い年の石川騎手だったなぁ……。

アルバートの半妹だからというわけではないが、距離が伸びるのも悪くはなさそう。

3ヶ月ぶり、2戦目でどこまでというところでしょうか。

最内枠だけにロスなくゲートを出て良い位置をとりたいところではある。

 

2番ゴーアブロード……モンテロッソ×ウイニングチケット、半兄にレイクエルフ、ダイイチターミナル。

ここは7戦目で

前走は中山芝1200mのクリスマスローズSで13番人気11着。とはいえ、未勝利の身で、ここも格上挑戦になる。

今回は距離延長で臨む一戦だが、母も兄姉たちも短距離馬。

母の父はダービー馬だし父がモンテロッソに替わったので、いきなり距離延長で結果がでましたなんてことはあるだろうか?

杉原騎手に乗り替わり、過去騎乗時は中山ダート1200mで16番人気14着。

7頭立てと8頭立てでは複勝の払い戻しが2着までと3着までと違ってくるので、出走してくれるのはありがたいが……。

 

3番ランペドゥーザ……ゼンノロブロイ×トニービン、半姉にニシノレイチェル、いとこにトラネコ。

ここは8戦目で

前走は阪神芝1800mの未勝利戦で16番人気9着。後方からのレースで伸びたような伸びないような感じだった。

この馬も未勝利馬。

2走前に中山芝2000mを走って18番人気で10着。

このときは江田照騎手に乗り替わり初騎乗だったが1コーナーでごちゃつくところもあり、3コーナーではほぼ最後方。直線で外から伸びたような伸びないようなレースだった。

伸びてないわけではないのだが、勝ち負けの争いには加われてないような状況。

今回は再び江田照騎手で、まさかまさかで逃げたりしないかと思ってみたものの、逃げられそうにもないしな……母もそうだが、ここの一族は何気に福島とか得意そうな気がするけどなぁ?

 

4番ヒシイグアス……ハーツクライ×バーンスタイン、半姉にスミレ。ノーザンF生産馬。

ここは3戦目で

前走は中山芝2000mの未勝利戦で1着。

後続馬が外にぴったりくっついてくる中、最内でうまく立ち回って逃げて最後は突き放した。

気になったと言えば最後ラチに寄って行ってしまったりしながらの勝利だったことだが。

新馬戦は東京芝1800mでラストドラフトのアタマ差2着。

先に抜け出したが、この馬の後ろにいたラストドラフトが左ムチを入れて外へ出そうとしたところ思った以上に外に行ってしまったが、この馬は右からムチを入れているのにどんどん右へ行ってしまって、ラストドラフトと並ぶようにゴールした。

そういうこともあるので右回りの方が良いのかもしれないが、ちょっとした不安もある。

モレイラ騎手-ルメール騎手から今回はマーフィー騎手に乗り替わり初騎乗。

今年は初日にヒシゲッコウが未勝利戦を勝ち上がったが、なんとなく流れに乗り切れてないようにも思われる堀厩舎。

どうだろうか?

 

5番ドラウプニル……ルーラーシップ×アグネスタキオン、半姉にヴェルスパー、母の半兄にディープインパクト。ノーザンF生産馬。

ここは5戦目で

前走はひいらぎ賞で1番人気3着。

後方からレースを進め、直線は徐々に外に出してミトロジーと併せて伸びてきたが、先に抜け出したダノンキングリーには届かず、ミトロジーにもクビ差先着されての3着だった。

新馬戦から4戦すべてで1600mを走り、3-2-3-1番人気で1-2-4-3着。

いつも後方からで、突き抜けるほどの脚は無いというイメージのレースを続けていたが、今回初の1800mへの距離延長がどう出るか。

福永騎手-ルメール騎手-モレイラ騎手-C.デムーロ騎手で、今回は石橋脩騎手に乗り替わり初騎乗。

ある程度前で競馬を進めそうな気がするが、そこからもうひと伸びできるだろうか?

 

6番ヴィエナブロー……キャメロット×ディンヒルダンサー、いとこにレオナルド。

ここは3戦目で

前走は中山芝1800mの未勝利戦で6番人気1着。

1番枠からすっと出て道中は3番手でレースを進め、直線に入って前の2頭を交わして先頭に立ち、そのまま押し切った。

1番人気のセリユーズはスタートイマイチで後ろから伸びては来たが届かずの2着だった。

新馬戦は東京芝2000mで、後方から直線で伸びてはいるんだけどという7着。

前走から藤田菜七子騎手で今回は継続騎乗。

前走は枠も展開もものすごくうまくいった感じもするし、斤量も52キロだった。

再び内枠からすっと行ければという期待もあったのだが……少頭数なのはラッキーだとは思うし、500万下だし、藤田騎手が勝ち負けしても……?

 

7番イルジオーネ……ワークフォース×ネオユニヴァース、全兄にタスクフォース。母の半兄にキングカメハメハ。ノーザンF生産馬。キャロットF。

ここは4戦目で

前走は北海道2歳優駿で3番人気9着。

新馬戦は東京芝1800m(重)で6番人気6着だったが

全兄もダートを走っているしということもあったのか2戦目でダートに替わって中山の1800m(稍重)で1番人気で勝利した。

新馬戦は直線で内へ内へと行ってしまい最後は追えないような状況だったが、2戦目はそんな感じもなく勝利した。

3-4コーナーで外を回って前に進出し、直線に入ると先頭を走り、最後はッソとを伸びてきたゴールデンウェルにハナ差まで詰め寄られたりはしたが……。

初戦からは芝がダメというふうには思わないが、3戦続けて騎乗していた北村宏司騎手から武藤騎手に乗り替わり初騎乗。

武藤騎手云々ではなく、北村宏司騎手は中山にいるのに、そして原料の特典もないのに何故乗り変わるのかなということが気になるっちゃあ気になる。

 

8番グラディーヴァ……ハービンジャー×ディープインパクト、いとこにドリームチェイサー、フェイズベロシティ、サトノリュウガ、母の母の半姉にアドマイヤグルーヴ。ノーザンF生産馬。

ここは2戦目で

前走は阪神芝1800m(稍重)の新馬戦で6番人気1着。

前から7番手だが、イメージとしては前から3列目くらいの位置でレースを進め、直線に向くと横に大きく広がった中から早めに先頭に立ち、押し切って1着。

稍重で時計のかかる馬場も良かったのかもしれないが、M.デムーロ騎手は新馬戦であまり人気にならない馬だと返って勝ち切るようなイメージもある。牝馬で2戦目にわざわざ中山まで連れてきての出走というのは、M.デムーロ騎手の都合でということよりも、このメンバーならということだろうか。

ということでM.デムーロ騎手の継続騎乗。

 

馬券は1番人気でも、前に行くだろうミナリク騎手とのコンビで4番ヒシイグアスがやっぱり中心。

逆転するなら1番フォークテイルか5番ドナウプニル。

6番ヴィエナブローは、500万下で少頭数ならとは思うけど、藤田菜七子騎手が思うようなレースをさせてもらえるかというところではどうにもまだ信頼できない。

人気の8番グラディーヴァも嫌う必要はないがパドック次第って感じ。
穴は7番のイルジオーネで、この馬が3着に入ることを馬券的には期待ってところ。

 

なので4番ヒシイグアスを1列目

2列目に1番フォークテイル、5番ドナウプニル、8番グラディーヴァ

3列目に+7番イルジオーネの3連複と3連単、オッズ注意で。

 

1番フォークテイルと5番ドナウプニルから馬単で4番ヒシイグアス

 

1列目に1番フォークテイル、5番ドナウプニル

2列目に4番ヒシイグアス

3列目に1番フォークテイル、5番ドナウプニル、8番グラディーヴァ、7番イルジオーネの3連単
 

まともならヒシイグアスは圧勝しても良いかもと思うが、なんかいつも最後は気を抜いてるようなところがどうしても気になるのですが、どうでしょうか?

 

若駒Sはこの後、アップする予定です。では。