強そうな馬がやっぱり強い!? 京成杯 | ウマブロbyアミュレット

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思いつくままに……

昨年はジェネラーレウーノが1番人気で勝利して

次走皐月賞で8番人気3着

2017年はコマノインパルスが1番人気で勝利して

次走は弥生賞で3番人気6着、皐月賞は16番人気14着

2016年はプロフェットが5番人気で勝利して

次走皐月賞で10番人気11着

2015年はベルーフが3番人気で勝利して

次走はスプリングSで3番人気4着、皐月賞は7番人気12着

2014年はプレイアンドリアルが5番人気で勝利したが

その後の出走は叶わず

2013年は7番人気でフェイムゲームが勝利

次走はスプリングSで6番人気4着、皐月賞は7番人気12着

2012年はベストディールが2番人気で勝利したが

春のクラシックシーズンはお休み

2011年はフェイトフルウォーが2番人気で勝利

次走皐月賞は11番人気で12着

2010年はエイシンフラッシュが1番人気で1着

次走皐月賞は11番人気で3着、そしてダービーでは7番人気で1着した。

というように、同じコースで行われるものの、皐月賞にはなかなか繋がらない京成杯。

今年はどうだろうか?

ジェネラーレウーノのように、中山は走るよって馬は出走馬の中にいるのだろうか??

 

昨年、一昨年は田辺騎手が共に1番人気で連覇したが、今年は騎乗予定がない。

2015-2016年は池江厩舎の管理馬が5-3番人気で勝利したが、今年は出走予定馬はいない。

その前は川崎の河津厩舎所蔵の岡田氏の馬が勝利で、今年は同じくナイママが出走予定。

 

ちなみに過去5年間は

1-2-6番人気、1-7-3番人気、5-7-2番人気、3-1-6番人気、5-1-4番人気での決着となっている。

葉牡丹賞の好走馬が人気で馬券になるなど、中山実績は重要だが、なんか1頭変な馬が混ざるよねって感じもする。

 

ということで中山が得意な馬、中山芝2000mで勝ち負けしている馬には当然注意。

キャロットFの関西馬は中山が初でも人気よりも上の着順にくるイメージもあるので、注意しておいたほうが良いような気もするのだが……。

 

とかなんとか言いながら、出走各馬の気になるところを。

 

1番カイザースクルーン……ルーラーシップ×ステイゴールド。白老F生産馬。サンデーR。

ここは4戦目で

前走は葉牡丹賞で3番人気5着。

逃げたマイネルエキサイトの後ろにつけてレースを進めたが、なんだか前が邪魔なんだよなぁ、うっとおしいなぁと馬が思ってるんじゃないかというような感じもあり。直線でさっと外に出された馬たちが伸びる中、この馬はなんだか伸びきれないままレースが終了してしまったようにも見えた。

2走前は芙蓉Sで5番人気3着。

出遅れというほどでもなかったが、後方からのレースで外にいたミッキーブラックが3コーナー手前ですっと前に上がっていき、この馬は4コーナーで外を回って直線に向くところでは先頭を伺う位置にはいたが、ミッキーブラックには突き放され、後ろから来たボスジラにハナ差交わされての3着だった。

新馬戦は福島芝1800mで1番人気で1着。

ここ2戦はどうもチグハグというか消化不良っぽい競馬が続続いている印象。

新馬、2戦目は石川騎手で、前走はビュイック騎手に乗り替わりだったが、今回は石川騎手に戻る。

まともならもう少しはとも思うのだが、今回はやっぱり鞍上弱化なのか、それとも乗り慣れた鞍上に戻ってプラスなのか、どっちなのかなんだかよくわからないんだよなぁ。

 

2番ヒンドゥタイムズ……ハービンジャー×ディープインパクト。ノーザンF生産馬。シルクR。

ここは2戦目で

前走は阪神芝2000mの新馬戦で3番人気1着。

イメージとしては前に2頭いてその後ろに3頭並んだ真ん中という位置取りでレースを進め、直線で抜けだして勝利した。それにしても、このレースの2-3-4-5着馬の次走は12-13-11-15着ってのは、やっぱり気にはなる。

まぁ8頭立てと少頭数だったこともあるかもしれないが、なんか周りの馬たちは結構荒削りすぎる走りをしていた中で、割とまともに走っていたなという印象だし、気にすることではないかもしれないが。

気になるといえば、ヒンドゥ教と何か関係があるのかとも思わされる名前なのだが、あぁ母がマハーバーラタなのかってことで、なんだか壮大な物語を引き継ぐ(母は未勝利を勝って引退したが)馬になるのだろうかと思ったり、思わなかったりする。

中谷騎手が大怪我から復帰して初勝利を挙げた馬だし、悪い馬ではないと思えるし、この枠からすっといい位置を取れれば。とはいえここで2勝目を上げるのは、どうかなという感じでしょうか。

 

3番クリスタルバローズ……ヴィクトワールピサ×タイキシャトル、半兄にソードラッグ。

ここは3戦目で

前走は札幌2歳Sで11番人気6着。

外枠だったこともあり、道中はずっと外目を走りナイママ、ニシノデイジーの後ろで4コーナーを回り、外からクラージュゲリエがすっと交わして上がっていってさぁ直線にというところで内からアフランシールにぶつけられたりして……それがなければそこから伸びたかと言われれば微妙ではあるが、勢いが多少削がれたのも事実だと思う。

新馬戦は福島芝1800mですーっと2番手につけ、4コーナーで先頭に立って押し切った。

北村宏司騎手-藤岡康太騎手で、今回は北村宏司騎手に戻る。新馬戦のような緩いペースにはならないだろうから、この枠からうまく内で流れに乗ってじりじり伸びていけるかどうかがポイントか。

前走はいろいろうまくいかなかったところもあると考えれば、今回は人気が無さすぎるとも思える……けど突き抜けるかと言われれば、ねぇ……どうなんでしょうか?

 

4番マードレヴォイス……ダイワメジャー×キングカメハメハ、母のいとこにスクリーンヒーロー、母の母の半兄にステージチャンプ、その母はダイナアクトレス。社台F生産馬。

ここは7戦目で

前走はホプフルSで13番人気10着。

一団となって進む馬群の後方からのレースで、直線は外目に出して行ったが、何もできなかったという方が正しいかもしれないような一戦だった。

後ろからでは分が悪いし、かなりの持続力勝負にでもなればという感じもする。

母は中山芝2000mは3回走って全て1番人気で2勝3着1回だったりするが。

前走に続いて三浦騎手の継続騎乗。

 

5番ランフォザローゼス……キングカメハメハ×ディープインパクト、全兄にリシュブール、いとこにドゥラメンテ、母の母はエアグルーヴ。ノーザンF生産馬。

ここは3戦目で

前走は葉牡丹賞で1.9倍の1番人気も2着。

ゲートはすーっと出たもののポジション争いでややごちゃつくところもあり、5番手からの競馬。直線で一旦抜け出したサトノラディウスにはクビ差先着したものの同馬を間にして外から伸びてきたシークレットランには及ばずの2着だった。

藤沢和雄厩舎はフェアリーSのコントラチェック、黒竹賞のシハーブと立て続けに抽選に外れる運の無さ。

おまけにシハーブは再投票した14日(月)京都ダート1800mを出走取り消しと、なんだかちょっとツキが無い。

ここは抽選が無かったが、鞍上はルメール騎手ではなくマーフィー騎手。

もっとも前走はモレイラ騎手だったし、クラシック戦線でルメール騎手はサートゥルナーリアに騎乗予定であれば、ずっと乗ってくれる騎手か賞金を加算してくれそうな騎手がいいってことだろうが……。

スパッと切れるというよりはしぶとく伸びてくるようなイメージの馬で

葉牡丹賞2着というのは、コース実績的にも心強いが、ここには1着馬のシークレットランも出走してくる。巻き返せるか?

 

6番カテドラル……ハーツクライ×ロックオブジブラルタル、半兄にジェベルムーサ。ノーザンF生産馬。キャロットF。

ここは4戦目で

前走は東スポ杯2歳Sで3番人気11着。

道中はクリノガウディの後ろにいて、直線でやや外目に出して抜け出したかと思ったとほぼ同時に後続が殺到して、ほば何もできないまま抜き去られて11着。

2走前は6頭立てと少頭数だった野路菊Sで逃げて、最後はもたれながらもなんとか押し切って勝利。

新馬戦は中京芝2000mの重馬場で4番人気1着。

見た感じはあまり距離伸びて良さそうって風でもない気もするし、もしかしたら2000mは長いかも?

ただ、前走に関して言えば長距離輸送もあったし、ここで人気が落ちるようなら……中山の方が良いかもってこともあるかもしれないが、あまり落ちないですね。

今年に入って福永騎手はあまり流れに乗れてないようで、勝ち負けできそうな馬なら3着付けで買っておくかってくらいのイメージだったのですが、日曜日は11番人気-7番人気で2勝。人気薄で外から気楽に追い込んでくるのが良かったとすればこの馬はどうかも、前走よりは走れるのでは?

 

7番ラストドラフト……ノヴェリスト×ディープインパクト、母の半弟にグランデッツァ、母はマルセリーナ。社台F生産馬。社台RH。

ここは2戦目で

前走は東京芝1800mの新馬戦で1番人気1着。

道中は5、6番手でイメージとしては3列目の中という位置でレースを進め、直線ではムーア騎手騎乗のヒシイグアスの後ろにつけて、同馬が抜け出すのにうまくついて行って抜け出すと外から並びかけてアタマ差で勝利した。

ちなみにヒシイグアスは2戦目の未勝利戦をルメール騎手が騎乗して、楽勝で逃げ切って見せた。

さらにビュイック騎手で4着だったエデリーの2戦目もルメール騎手に乗り替わりで勝利。この馬は藤沢和雄厩舎のゴドルフィンの馬だったりもする。短期免許の外国人騎手が勝てなかった馬をルメール騎手が乗り替わりで勝たせるってのは、さすがJRA所属の外国人騎手って感じか。

母は桜花賞馬マルセリーナで半弟のグランデッツァはスプリングSの勝ち馬でもあるし、1戦1勝馬とはいえ、人気にもなるよなぁ。

ルメール騎手の継続騎乗で、クラシック本番では乗らない馬の賞金をきっちり取りに来たと思ってもいいのか?

 

8番カフジジュピター……ディープインパクト×アンブライドルズソング、全姉にミュゼリトルガール。

ここは3戦目で

前走はエリカ賞で2番人気5着。

エールヴォアが逃げ切ったレースで、ゲートの出がイマイチだったがすぐに前に上がって3、4番手からずっと外目を走って直線ではもう追いつけないので諦めたって風にも見える感じのレースだった。

新馬戦は京都芝2000mで、ゲートをすっと出たが、前に行きたいメイショウオオタカを行かせて2番手から、そのすぐ外にリーガルメインが続いて走り、直線に入って先頭に立ち押し切った。

逃げた馬がいっぱいになり、その後ろにいた馬たちが1〜3着に順番に入ったレースだったが、強い勝っぷりだった。

リラックスして走ればというところだろうが、さすがにM.デムーロ騎手から坂井騎手への乗り替わりは戦力ダウンでは?

その分人気も落ちるだろうが……。

 

9番シークレットラン……ダンカーク×キングカメハメハ、半姉にシフォンカール、いとこにブレスジャーニー。ノーザンF生産馬。

ここは4戦目で

前走は葉牡丹賞で7番人気1着。

後方からのレースで3-4コーナーで外を回ってスムーズに上がっていき、直線で抜け出して勝利した。

2走前は雨中の中山芝1800mの未勝利戦(稍重)で、10頭立ての大外10番枠から中団につけ、ずっと外を回って直線では、すぐ前にいたラージヒルに並びかけて叩き合いとなり1/2馬身差で勝利した。

新馬戦は東京芝1800mで先行してアガラスの2着だが、アガラスの強さが目立ったレースだった。

見た目もパワフルで良い馬だし良い脚を長く使えるのだが、ダンカーク産駒ということもあり、2走前は力のいる馬場が味方したかと思ったのだが、前走は強かったですよね。

ただ展開が味方したところはあっただろうし、今回は前に行くのか後ろで脚を溜めるのか、どうするのか?

前回のようにスムーズに長く良い脚を使えれば有力で、内田騎手にも合っているように思う。たまたま後方からになってハマった感じもあるが、今回は新馬・2戦目同様前に行ったら……早めに先頭に立ってもう一脚使って伸びてくるか?

どちらのパターンになっても強いかもしれないが、絶対勝つってほどには思えないところが悩ましい。

 

10番ナイママ……ダノンバラード×ジャングルポケット。

ここは6戦目で

前走は東スポ杯2歳Sで10番人気13着。位置を取りに行って前目で頑張るも最後は力尽きたかのように全く伸びずの13着。

コスモス賞で1着、札幌2歳Sで2着して、川崎の河津厩舎に転厩。道営の田部厩舎から川崎の河津厩舎に転厩して東スポ杯2歳Sに出走というのは、プレイアンドリアルと同じなのだが、あの馬はそこで2着して朝日杯FSに出走して7着、京成杯で1着だった。

東京よりは中山が向くかもしれないが、柴田大知騎手より五十嵐冬樹騎手の方が合ってるんじゃないかと思ったりもする。

前走の負けはある意味仕方ないかもしれないが、ここで即巻き返せるとは?

 

11番リーガルメイン……ハービンジャー×ダンスインザダーク、母の母はファレノプシス。

ここは3戦目で

前走は阪神芝2000mの未勝利戦で1番人気1着。

馬群が一団となって進む中で中団の後ろという位置にいて、4コーナーで上がっていき、直線で先に抜け出したギルマを捉えて1着でゴール。

新馬戦はカフジジュピターの2着で、捉えられそうで並びかけられなかったが、相手なりにしぶとく走るイメージの馬だったりはする。

松山騎手-藤岡佑介騎手で今回は戸崎騎手に乗り替わり初騎乗。

昨日ようやく勝利して、本日3Rも勝利して今年2勝目だが、どちらもダート1800mだし、このままだと勝ちきれないイメージが定着してしまうんじゃないかとさえ思ってしまう。

ここは人気もそれほど無いし、気楽な一発はあるかな? やっぱり無いかな??

 

12番ダノンラスター……ディープインパクト×マジェスティックウォリアー。社台F生産馬。

ここは3戦目で

前走は東スポ杯2歳Sで6番人気5着。

後方からレースを進め、直線は進路を探してやや右往左往しながらのところもあったが、ニシノデイジーの後ろから伸びてきた。

スムーズに捌けていればという感じもしないでもない5着だった。

新馬戦は東京芝2000mで2番人気1着。内ラチ沿いの3番手、全体としては5番手からのレースで、直線でやや外目に出して前にいた馬たちを交わすと、ビシッと追われてビシッと伸びて勝利した。

新馬、2戦目はモレイラ騎手で、今回はM.デムーロ騎手に乗り替わり初騎乗。

堀厩舎の馬にM.デムーロ騎手だとブレステイキングのセントライト記念4着を思い出してしまうが、モレイラ騎手からの乗り替わりでモレイラ騎手の方が上とか当然思われたくないだろうから、力も入る一戦か??

昨日は一気に1番人気で4勝したが、2番人気で14着、1番人気16着、1番人気16着と極端な成績。ちなみに、堀厩舎のオメガドラクロワは5番人気で9着だった。

あまりにも極端すぎる成績である意味スゴイが、本日はどうだろうか?

スムーズなら当然上位に来そうではあるが、なんだかピンかパーっぽい!?


ということで、フツーに葉牡丹賞組がこの舞台なら強いでしょうということなのだが

5番ランフォザローゼスの巻き返しに期待。

相手は9番シークレットラン、7番ラストドラフト、12番ダノンラスターのいかにも人気になりそうな馬たち(マーフィ騎手と内田騎手より、ルメール騎手とM.デムーロ騎手の方が重賞ではやっぱり信頼できそうに思っちゃうよね)と

6番カテドラル、相手なりっぽい11番リーガルメインと12番ヒンドゥタイムズ、3番クリスタルバローズが大穴。

馬券は5番ランフォザローゼスから上記馬への馬連とワイド。

人気上位4頭に割り込んでくるなら6番カテドラルの巻き返しってことで、ここから上記馬への馬連とワイド。
5番ランフォザローゼスを1列目

2列目に9番シークレットラン、7番ラストドラフト、12番ダノンラスター、6番カテドラル

3列目に+11番リーガルメイン、2番ヒンドゥタイムズ、3番クリスタルバローズ

オッズを考えたら、

5番ランフォザローゼスを軸に

9番シークレットラン、7番ラストドラフト、12番ダノンラスター、6番カテドラルの5頭への3連複と

3列目は11番リーガルメイン、2番ヒンドゥタイムズ、3番クリスタルバローズの3頭のみの2パターンかな。

(ヒンドゥタイムズの馬番が違ってたので直しました。すみません)

 

穴馬が1頭入ってくるなら、人気薄の馬でもどの馬にもチャンスがありそうで。

柴田大知騎手とナイママが思い切って逃げるのか、そこが一番気になっていたりするのだが、どうでしょうか?