最後の最後までヴァルディゼールの単勝を買おうか迷って、締め切りに間に合いませんでした……。
見た目はすごく良かったし、新馬戦は加速ラップで勝利しているとはいえ、4月生まれで母も母の母も戦績を見るとそれほど仕上がりが早いようにも思えなかったし……。
それでもこのメンバーで混戦なら、1戦1勝馬でも勝つ可能性があったということですね……失敗したぁ。
それにしても恐るべし、ノーザンF生産馬。
ということで、シンザン記念の振り返りを。
勝ったヴァルディゼールは枠なりに出て、ゴータイミングの後ろに付いたが、外からコパノマーティンが先頭に立ったので、内ラチ沿いの3番手、全体としては中団の内からのレース。
1列目、2列目に3頭ずつ並ぶ形の3列目に並んだ一番内で、一番外にいたのがミッキーブリランテだった。
直線に向くところで馬群が大きく横に広がったが、内から抜け出し、どんどん外に行ってしまいながらも1着でゴールした。
まっすぐ走れていれば、2着馬とはもう少し着差があったようにも思える。
4月生まれで、まだ2戦目。今後の成長も期待したい。
それにしても新馬戦は2着に11番人気、今回は10番人気とやっぱり人気薄を連れてきた。
来るなら再び人気薄を連れてきてと思っていたのだから、ダメ元でこの馬から人気薄への馬券も買っておけば良かったか……。
ここで勝負というよりも、今後さらに良くなりそうと思っている馬だけに、無事に、さらなる成長を期待したい。
2着はマイネルフラップ。前走の千両賞は外枠でずーっと外を走って直線だけの競馬で勝利して単勝万馬券。
今回は1番枠がどうかとも思ったが、よく考えたらゲートが抜群に速いとかいうわけでもないし、ごく当たり前のように後方の外からの競馬となった。
直線に向いて大きく横に広がった大外から右からムチを入れると左に行き、左からムチを入れると右に行ったりしながら伸びてきて、ヴァルディゼールのクビ差2着。
ヴァルディゼールがまっすぐ走ればと書いたものの、この馬こそまっすぐ走れば……でも前走もフラフラしてたしなぁ。
今回は前回と同じような競馬で伸びてきたわけだが、荒削りすぎてなんとも……うまくハマれば一発タイプなのか、成長すれば安定して走れるようになるのか(だからといって安定して勝ち負けできるようになるかは分からないが)、いろんな意味で今後も注目か?
3着ミッキーブリランテは、道中内にヴァルディゼール、中にアントリューズ、外にこの馬という位置で、4コーナーから直線に向いて外目に進路を取りすっと加速して先頭に立ったかと思ったものの最後は伸び切れなかった印象。
抜け出す一瞬の脚は速かったが、最後は、内から抜けてこの馬のところまで寄ってきていたヴァルディゼールやフラフラ走ったマイネルフラップの方が脚色は良く見えたということですね。
序盤にアントリューズに内から寄られて接触しているようにも見えるし、その割には頑張ったとも言えるかもしれないが、賞金を加算できないというちょっと残念な結果になってしまった。
坂井騎手は矢作厩舎の所属だし、この一戦で乗り替わりというほど変な騎乗だったわけでもないが、3着というのはもう少しで勝ち負けできたのに……というビミョウな結果。そんなこんなで、この馬の次走も気になったりする。
4着パッシングスルーは、良い位置でレースを進めて直線でぐっと加速するかと思ったところで、イマイチ伸びる感じが無く。パドックでは落ち着いて雰囲気も良く見えたが、2戦目で前走とは芝1600mということ以外は全く違う条件だったし。東京替わりで見直すテありというところか。
5着ハッピーアワーは、道中はヴァルディゼールの後ろからのレース。4コーナーで徐々に外に出して直線は大外のマイネルフラップのすぐ内から伸びたが……。
道中は内をロス無く走って直線は外からというのは悪いわけではないだろうが、結果論として、ヴァルディゼールの後ろにいたのだからそのまま内を狙った方が良かったんじゃないかという感じ。後ろにいたミヤケがロス無く走って6着ですからね。
もちろん内が開くよりも外に出した方が確率が高いという判断だったのでしょうが、前走も1-2着馬からは離された3着だし、1200-1400mで勝っている馬なので、もう少しせこい競馬というか……外からねじ伏せるみたいな競馬ではちょっとキツかった。
馬券圏内を外していない馬だし3着以内というか3着なら、一番確率が高そうだと思ったが、せこい買い方をしてしまったなと反省している。
6着ミヤケは、そういうわけで内をずっと回って最後もそれなりに走り、距離短縮で初の1600mを6着。
こちらが思い切って逃げるかと思っていたが、コパノマーティンが逃げた。ただ、逃げなかった分ロス無く内を回ってこれたように思うし、うまくレースをしたと思われる。
ただ1600mがぴったりという馬には見えないが?
1番人気アントリューズは8着。馬群の中で窮屈な競馬だったが、直線に入っても特におっと思わせられるところもなかった。
ベゴニア賞のときのような軽くて速い馬場の東京で買えばいいってことでしょうか。
ちょっと期待していたドナウデルタは9着。
2列目の真ん中からの競馬で、直線に入ると……馬が前にいて抜け出すところがなかった。前にいた馬たちが皆まっすぐに走っていれば突っ込めるところもあったかもしれないが。
まぁ運もなかったけど、この馬は映像で見る限り、やっぱり胴が長くてその分ちょっと脚が短めに見えるし、牝馬でキレるマイラーっていうイメージの体型では無いよなぁって感じがする。
そこは分かっていて馬券を買ったのだからいいのだし、牝馬だから桜花賞を目指して1600mでというのも理解できるが。
福永騎手は1月5-6日で17鞍に騎乗して1勝2着2回3着2回だが、1番人気で9-2-5-3着、2番人気で7着、3番人気で11-2-5-3着と上位人気で勝ちきれていないのはどうしたものだろうか……。
穴で期待したシャドウエンペラーは11着のブービー。
巻き返しを期待したのだが、前に行っちゃったのを見て、あーそうかぁ行っちゃったかぁ……と思ったのだが、やっぱり厳しかった。
後ろから行って伸びるかどうかは別として、先頭集団の外を走ってったら厳しいよねって感じでした。
馬は良く見えたけどなぁ〜。
という感じのシンザン記念でしたが、今週末は3日間開催で
白梅賞、フェアリーS、黒竹賞、紅梅S、京成杯と3歳限定の特別レースが盛りだくさん。
京成杯以外は、まずは抽選突破しなくては出走できない状況だったりするし、
今週からルメール騎手とM.デムーロ騎手も正月休みを終えてレースに復帰するし、
……もう本当に木曜日に(できれば水曜日に)出走馬と枠順を決定して欲しいくらいです。
打倒ノーザンF生産馬(?)でタニノミッションに注目も、終わってみればやっぱりノーザンF生産馬が勝ちまくるのか、そして武豊騎手は2週目もリーディングジョッキーの座を守れるのか。
フェアリーS(抽選次第だけど)は今年も荒れるのか?
京成杯は人気馬同士で決まるのか?
3日間を無事に乗り切れるように、頑張りたいですね!