1着馬にはフェブラリーステークスの優先出走権が与えられる、東海ステークス。
なんといっても、JRAのダートG1は
フェブラリーSとチャンピオンズカップしかないですから。
もちろん有力馬はすでに賞金的にOKですけどね。
東海Sは、中京が得意な馬、このレースのリピーター、5歳馬が馬券になる印象。
ということで、出走各馬の気になるところをカンタンに……。
1番アスカノロマン……アグネスデジタル×タバスコキャット。
昨年の優勝馬で、次走フェブラリーSでも3着。
若い頃はそうでもなかったが、一昨年からは寒い時期にまとめて稼いで一休みみたいな感じで、
来る時は連続して来るが、来ない時は平気で惨敗したりもする。
昨年はペテルギウスステークスで2着して、4番人気で勝利。
今年はチャンピオンズカップで3着して、ここに参戦。
中京ダート1800mは3戦して2勝3着1回。
昨年は太宰騎手だったが、3戦前から和田騎手の手綱。
で、和田騎手では過去4戦して、12-2-4-14-3着。
そして他の騎手から太宰騎手に乗り替わりで2戦2勝。
ということで、ここはきっちり勝つかしら?
2番モズライジン……クロフネ×ウォーニングで、母の半妹にグランプリエンゼルがいるかと思えば、半弟はマテンロウボスだったりするし自身の半兄にイクラトロがいたりする。
短めの距離が良さそうに思ったりするが、東京ダート2100mの晩秋ステークスを連勝してたりする。
前走は東京大賞典で6着、その前は名古屋グランプリで4着。
中京は1900mと1800mでともに2着だが、重馬場と不良馬場。
なんだけど、1800mの白川郷ステークスでは、57.5キロを背負って
57キロのピオネロとクビ差。
もっとも次走のBSN賞は同斤で、0.3秒差2着……が出遅れもあった。
今回は2着続きで勝ちきれなかった、その頃の中谷騎手に戻る。
良くも悪くも相手なりなところもある馬だし
人気ほどの力差がありますかね?
3番トウショウフリーク……キングカメハメハ×ダンシングブレーヴ、半姉にスイープトウショウ。
中京ダート1800mは1戦2着1回だが、2012年のこと。
前走は中山ダート1800mの師走ステークスで9着だった10歳馬。
さすがに……?
4番モルトベーネ……ディープスカイ×アフリート、半兄にマイネルグラシュー、半姉にエターナルムーン。
前走は京都ダート1800mのみやこステークスで11番人気6着。
中京成績は新馬戦が芝1400mで11着、ダート替わりの2戦目は1200mで4着
2016年のジュライステークスは1番人気も9着だが、まぁこのレースは参考外……としても、OP昇級後は9-11-6着と、ここでは?
5番インカンテーション……シニスターミニスター×マキャヴェリアン、半兄にソルモンターレ。
前走はみやこSで、8着も骨折休養明けの1戦で、先行して0.9秒差。
一昨年の東海Sの3着馬で、中京コースとの相性も良いのだが
休み明け2戦目の7歳馬で、どこまで。
前走から藤岡康太騎手が手綱を取っているが
2013年にこの中京ダート1800mで1着したこともある。
目標は次走だろうしアタマはどうかも、馬券圏内に入るか?
6番ラストインパクト……ディープインパクト×ティンバーカントリー。シルクR。
7歳で初ダート。さすがにいきなり馬券になる?
7番ショウナンアポロン……アドマイヤマックス×アフリート。
中京コースはまだ短距離を走っていた頃に2戦して、10着2回。
近走は馬体重がどんどん増えていたが、今回はどうか?
前で競馬してどこまでの馬だが、逃げ切れるとは?
8番グレンツェント……ネオユニヴァース×キングマンボ。ノーザンF生産馬。シルクR。
前走は中山ダート1800mの師走ステークスで1.5倍の人気に応えて勝利。
みやこSも2着で、今回の出走メンバーの中では最先着。
当然中心といきたいところだが、
4歳馬はホッコータルマエの1番人気で3着が過去最高。
今回は横山典弘騎手に乗り替わり初騎乗。
アスカノロマンより2キロ軽い55キロと考えれば、当然有力なのだが。
9番ピオネロ……ネオユニヴァース×キャンディーストライプス、半妹にクルミナル。ノーザンF生産馬。キャロットF。
降級後の1600万下を芝で勝ち上がれなかったが、
ダート替わりで2勝2着1回のオール連対。
不良馬場だが、中京での勝ちもあり、その時はルメール騎手で
前2走は福永騎手だったが、
本日急遽、川須騎手に乗り替わり初騎乗。
ここは確実に賞金を加算したいところだと思うのだが?
10番リッカルド……フサイチリシャール×オペラハウス。
前走は師走Sで、2番人気も10着。+10キロも響いたかとの結果。
3走前は、エルムステークスで、7番人気1着。
中京コースは初。前走から北村宏司騎手の継続騎乗で、絞れていれば?
11番カラプクア……キングカメハメハ×グラインドストーン。
前走は阪神ダート1800mの摩耶ステークスで7番人気で1着して、1600万下を卒業。
4歳馬で55キロでの出走だが、前走は54キロで、2着馬サージェントバッジは57.5キロを背負っていた。
藤岡康太騎手から加藤騎手に乗り替わり。
加藤騎手とは札幌芝2000mの未勝利戦で5番人気で8着。
ダート替わりもなかなか勝ち上がれなかったが未勝利勝ち後休養し
昨年函館で500万1000万を連勝。
とはいえ、さすがにここは相手が強い。
12番マイネルクロップ……クロフネ×SS、半兄にレーザーブレイド。
2015年に佐賀記念の勝ち馬で、昨年は2着だった。
前走は阪神ダート2000mのペテルギウスステークスで9番人気7着。
中京コースは2015年の東海Sで、6番人気7着。
7歳馬で、特に強調できるところもないが、
今回は久しぶりに丹内騎手に戻って激走するか?
したら驚くが……。
13番ロンドンタウン……カネヒキリ×オナーアンドグローリー、半姉にカゼノサファイア。
前走は武蔵野ステークスで8着もその前は100万、1600万下と連勝した。
中京ははこべら賞、昇竜ステークスの1400m戦で5-7着。
展開が向いて前崩れになればというところだが、
その場合はグレンツェントの方が先着しそうだし……な、4歳馬。
国分恭介騎手は、あと1勝で通算200勝。
ここで決めたら、相当カッコイイが……?
14番メイショウウタゲ……プリサイスエンド×フジキセキ。
前走は師走ステークスで11番人気もハナ差4着。
いつもスタートが良くなく、いつも最後の詰めが甘い馬で
中京はダート1900mと1800mの2回走って8-4着。
2回とも武幸四郎騎手だった。
左回りはこの2戦のみで、右回りの方がいいようには思えるのだが。
今回は幸騎手に乗り替わり初騎乗。
人気薄で3着に突っ込んできそうな騎手ではあるが。
15番カゼノコ……アグネスデジタル×ラグビーボール、半姉にビリオネア、いとこにモンドクラッセ。
前走は東京大賞典で7着。
中京ダートは2014年のチャンピオンズCで14番人気7着。
ダート馬としては馬体が小さめで、58キロを背負うのは厳しいと思うのだが
最近は57キロでも厳しいのかとも思える成績で。
それでもここまで、人気が落ちるのかと……。
今回は太宰騎手に乗り替わり初騎乗。
アスカノロマンと同じアグネスデジタル産駒だし
血統だけなら同じ馬(馬体重は全く違うが)のモンドクラッセは、昨年のこのレース逃げて2着。
アスカノロマンと思って爆走させてくれないだろうか?
あぁでも逃げちゃダメだ……と思うが。
16番ロワダルジャン……キングカメハメハ×SS、全兄にゴールデンチケット。社台F生産馬。社台RH。
前走はチャンピオンズCで8着。ロスなく運んで内を伸びてくるかと思ったら、全く伸びなかった。
今回大外枠ってのがどうかと思うけど、
2015年のチャンピオンズCも16番枠でサウンドトゥルーのアタマ差4着。
今回は浜中騎手に乗り替わりで、同騎手騎乗時は3戦して1-3-4着。
前走は騎乗停止で乗れなかった分、ここで頑張って欲しいが?
ということで、ピオネロの乗り替わりが(オッズ的にも)気になるところですが
ごく普通に考えれば、直前での乗り替わりは嬉しくない。
アスカのロマンは57キロでグレンツェントは55キロならとは思うものの
いろいろな意味で
上位人気馬に絶対的な信頼はおき辛い。
それでも内枠の和田騎手は買いってこともあり
1番アスカノロマンを中心に
8番グレンツェント、16番ロワダルジャン、9番ピオネロを2列目
3列目に2番モズライジン、5番インカンテーション、14番メイショウウタゲ、15番カゼノコをプラスした3連複。
アスカノロマンが抜け出したところに、
後ろから伸びてきた馬が勝ちそうではあるが……。
中山11R、AJCCは
13番リアファルに期待。
相手は
中山開催の内に勝負をかけてきた!? 1番ミライヘノツバサ
さすがにこのメンバーなら 7番ワンアンドオンリー
休み明けは気になるが 8番タンタアレグリア
近走は左回りばかり使われているが、中山ダメってこともなさそうな 11番ナスノセイカン
2015年の1着馬で、昨年のオールカマーで4着 17番クリールカイザー
この6頭を組み合わせて、馬券を買いたいと思っています。
ゼーヴィントがここであっさり勝つかと言われると
どうかなと思うのですが、どうでしょうか?