先日、中学時代以来の友達Mの結婚式がありました。
Mは中学の時から頭がよくて、ちょっと大人っぽくて、女らしくて、時に天然でほんわかしてて、時にてきぱき俊敏で、仕事ができて、夜電話してきて駅まで迎えに行ったら泣いてたり、同じバイト先のマネージャーとガンガン言い合いになってやきもきさせたり、まぁいろいろありましたが、心優しい人であります。
まったく、少々手のかかる姉みたいな感じ!?
そんな彼女の結婚相手は、なんと私が紹介した人なのである。
キューピットってやつですよ
。
私が結婚前に勤めてた会社の取引先のお客様であった旦那さんは、たまに私に
「友達でいい人いたら紹介して」
と言ってはり、あんまり深く考えてなかったんだけど、
時を同じくして、Mも私に
「誰かいい人いたらよろしくね」
と言っていた。
お互いに好みのタイプを聞いてみると、めちゃくちゃ一致していたので、これはひょっとするとひょっとするのか~ということで、お酒の席を設けたわけだ。
結果、その日のうちに意気投合し、お膳たても何も必要なし、勝手にどうぞ~って感じで、
「こんなこともあるのね~」と、焼酎をチビチビ飲みながら、恋のはじまりを しかと見ていたわけ。
それから数年が経ち、二人がめでたくご結婚されるということになり、
Mから 「披露宴の受付とスピーチをお願いします
。」というメールがきた。
「ん~、やっぱりそうなっちゃうよねっ」
花嫁のいうことは絶対であり、当然断れるものではない。
受付はともかく、スピーチは私にとって大問題。
とにかく、昔から人前に出るのが苦手、ましてやスピーチなんてーーー
。
幼稚園の時の はじめてのピアノの発表会なんて、悲惨なものだった。
舞台袖で、緊張のピークのため、「いやや、いやや」と泣きじゃくる私は、
「プログラム 1番 ○○あめりちゃん 曲は ライオンの踊り です」(曲名たぶんちがう)
とか何とかアナウンスが流れて、無理やり舞台に出る状況を作られ、ぐすぐす泣きながら舞台に出て弾ききったあの悲しき思ひ出、今でもあの時の度胸のなさが情けない。
しかし、私も いまや立派な大人である。
「いやや」では済まされない。
とにかく、原稿を準備しよう。
披露宴にふさわしい彼女の美談を・・・・
話せないようなエピソードばかりが頭をよぎる・・・(あくまで披露宴では)
ほんと、披露宴前の1ヶ月間はMのことばかり考えていたよ。(これは恋なの!?)
しかし、どうにか原稿もできあがり、前日には机の上に出しっぱなしにしていた原稿をちどり(夫)に読まれ、うそかほんとか120点をいただき、多少自信がついた。よっしゃ~。
そして、いざ結婚式当日。
受付のことでMの控え室をたずねると、そこにはウェディングドレス姿のMが!!
めちゃくちゃきれいで、見ただけでうるっときちゃいました
。
結婚式も無事終わり、披露宴会場へ。
同じテーブルには、前の職場のおなじみメンバーが一緒で気が楽で、他にも久々の人たちに会えたりしてうれしかったな~。
隣の席の営業さんは新郎友人代表スピーチで、順番は二人続いて最後の方で、私は営業さんの後だった。
「スピーチが終わるまで、緊張で料理もそう食べられへんやろうなぁ」
という私の予想に反し、メイン料理までにそこそこ食べてお腹いっぱいになっていた私っていったい・・・。
今回はお酒も控えていたのに、どういういうわけかいつまで経ってもあまり緊張しなかった。
「こんなことなら、楽天で見つけたキューピットの羽を買ってスピーチで背負うべきやったかな」
と思える余裕さえあったのだ。
営業さんのスピーチも、彼らしい いい感じでくだけたスピーチで終わり、司会の人が私の紹介をはじめた。
「お二人のキューピットの・・・・」というフレーズが聞こえて前に行った。
さすがに前に出ると緊張してるのがわかったね。
たぶん3分半くらいのことだった。
結局、ほとんど原稿も見ず私はベラベラと話していた。
関西人として、一応笑いもとりつつ、お涙なしでスピーチは終わった。エイドリアーン。
だって泣きそうなこと言って、もしMが泣いてるの見たら、絶対にもらい泣きしてスピーチにならないと思ったから、あえて泣けることは言わず、明るいスピーチにまとめた。
若いうちはいいけども、この歳になるとたぶんみんな引いちゃうよねー。
とにかく無事おわり、気分爽快な今日この頃。
改めて、お二人の幸せを心よりお祈りしております。