ちょっとだけど秋の気配が感じられるようになった。マンション中層階にある私の部屋からでも夜になると虫の音が聞こえる。ベランダの植木に隠れているんだ。何だか嬉しいな~♪ 冷房を止め窓を全開し扇風機の弱風だけで虫の音を聞きながらウトウト出来る夜は心地良い。
冷蔵庫から取って来たりんごを木の上で食べているビビ。ちょっと手を休めたときのビビの目があまりにも可愛かったのでパチリ。
このブログをご覧になっている多数の方々は、モンキーKakaとMitが飼い主から引き離されて自然に帰されるべく保護施設に隔離されている現況をご存じかと思う。これを行なったのは、ENV(Education for Nature Vietnam:ベトナム自然教育)と呼ばれるNGO(非営利団体)である。この団体は米国のNGOと協力し、野生動物売買撲滅のための活動をしている。
モンキーKakaとMitが保護された理由は、飼い主の彼らに対する「cruelty:虐待行為」と無許可飼育ということらしい。私は彼らのYouTubeをすべて視聴しているわけではないので、どのような虐待(あるいはその疑いのある)行為があったのかはわからないが、視聴者の誤解による通報があった可能性も考えられなくもない。というのは、少し前のモンキービビの動画の「赤ちゃんモンキー失踪事件」でもわかるように、赤ちゃん失踪のシナリオの不自然さや発見された赤ちゃんの耳の負傷を見て、無理な撮影による事故=虐待行為を疑った視聴者もいたからだ。
ベトナムでのペット飼育は、許可がない限りは「違法」である。いかなる種類のマカク属のモンキーの所有も違法なのである。飼育許可が出せるのは、FPD(Forest Protection Department:森林保護局)なのだが、この飼育許可は滅多に下りず、ペットを飼う目的で許可されることはないという。
そうだとしたら、ビビの飼い主のクアンさんはどうやって飼育許可を得たのだろうか? 財力に物を言わせて「滅多に下りない許可」を得たのだと私は推察する。ベトナムに限らず、どの国にもこういったことはあるからね。
モンキーKakaとMit(それにPukaというのもいるらしい)に関しては、VAA(Veganism & Animal Advocate:ヴィーガニズム&動物愛護)を提唱する有志たちからなるコミュニティがENVに対し、これらのモンキーの解放と元の飼い主への引き渡しを要求したが、実現に至らなかった。最近では、世界中に広がるVAAコミュニティメンバーのひとりのドイツ人が、ベトナムの首相宛の手紙をYouTubeで公開し、現在の保護飼育環境の改善と早期の引き渡しを嘆願している。手紙の内容にご興味のある方は下記からどうぞ。
KAKA AND OTHER MONKEYS/LETTER TO VIETNAM PRIME MINISTER BY MRS CONNY(約5分)
さて、どうなりますかね? 今では二足歩行を忘れてしまったかのように普通に四足歩行をしているKakaとMitを見ると、檻から自然へという流れも有りかなとも思う。ファンの思いは複雑でしょうけれど。
ここからはビビのお話。
仲睦まじいビビと赤ちゃんモンキー。蒸したダンプリングにペロッとする赤ちゃんがブサイクながらも可愛いと思った💕 この赤ちゃん、いまだに名無し。早く名前を付けてあげて。
コップから飲むのも上手になった。ビビお兄ちゃんを見ているからね。失踪事件で傷ついた耳がまだ赤く痛々しい。
こちらは赤ちゃんの時のビビ。バナナを食べながら花瓶の花をタッチ。遊び食べをしている。すること成すことが可愛い🩷
あたし、少しは可愛くなった? このブログの作者には可愛くないって言われているんだけど。。。
台風ヤギの襲来でクアンさんのハノイ郊外のお家の庭が見るも無残な姿になってしまった。呆然とするビビ。大きな水たまりと化した庭を歩いていたビビは危うく転びそうになる。でもビビはしのいだ!
クアンパパのお手伝いをしながら、お腹がすいてつまみ食い。これ美味しいよ〜。
ヒキカエルにも興味津々。
今日の締めくくりの動画は、台風ヤギが残した残骸の片付けを始めたクアンパパとビビの姿を映したもの。気の遠くなるような作業の中にあっても、彼らのほのぼのとした触れ合いに温かみを感じる。(約17分)
Bibi helps dad clean up the garden of fallen trees destroyed by typhoon Yagi!