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今日は午前7時半より葬儀、火葬場は9時半に決めて、早朝でしたが午前中無事に勤めることが出来ました。
行年98歳のおばあさま、昭和2年のお生まれ、戦争も乗り越えた御生涯です。
お昼までに戻り、本日は午後より日蓮聖人御降誕会第803回となり、お参りの方々と共に感謝報恩の祈りを捧げました。
聖人の御誕生は承久(じょうきゅう)四年(1222)。
当時の世相はと、前年の承久三年に朝廷方が北条義時らの鎌倉幕府に敗れ、三上皇(じょうこう)が流刑に処せられるという日本史上未曾有の大事件(承久の乱)が起こりました。
聖人の誕生、幼少期、大風雨や干ばつ、天災、大飢饉、世情不安定で下克上の混乱はまさに末法の様相を示しており、60歳の御入滅まで激動の御生涯です。
法要後、水子供養もあり、若い2人の施主に儚く消えた水子霊のご回向に、今日の午前の葬儀と、日蓮様のお誕生日を思い、あらためて命や人生と向き合う機会となり、考えさせられる、なんとも言えない1日となりました。