旅立つ準備
訪問いつもありがとうございます
ブログって過去に書いた事も見直す事が出来るし
本当に便利ですよね
1年以上前に
書いてたブログ
それを読み返して
再度引用してみました
今回は
「老いを忘れた日本人」長尾和宏Drの詩より
から
親が老いていくということ
それは、萎(しぼ)んでいくこと
小さくなっていくということ
小さくなって軽くなって
それでもあなたの親であるということ
親が老いていくということ
それは、お別れの日は
少しずつ近づいてきているということ
親がどんなお別れを望んでいるか察してあげること
親が老いていくということ
それは、うとうとする日が多くなってくるということ
この世とあの世の境目が少しずつ曖昧になってくるということ
親が老いていくということ
それは、命の仕舞い方を、
あなたに教えてくれているということ
あなたもいつかこうなるのだと
それは最後のプレゼント
うちの子が赤ちゃんのとき
命の重さや
重責を感じて
自分がしっかりしなければこの子を守れない
と思った
ベビーベッドで寝てる子の呼吸を確認したり
人間を育てるって大変
小さいその手に
指を差し出すと
しっかりと握り返してくれたっけ
去年の8月や今年1月には
『食べるものが美味しいのよ〜』と
目も耳も不自由になった母が
何度も何度も話してた
今、食欲も無くなり
起き上がることさえおっくうになった母
話かけても
少し目を開けるだけの母
指を出したら
決して血行が良いとは言えないその手で
私を握り返してくれた
命の重みを感じて
涙が止まらない
50歳をとうにすぎて
何でこんなに私は
いつまでもいつまでも
子どもなんだろう
こんなに泣き虫じゃ
母も心配で旅立てない
わかってはいるけど
親にはずっと生きていて欲しい
そんな事を思うGWでした
母は翌日入院しました
最後まで読んで頂き
感謝です
姉の住む場所の近く
観光地化していた
麦が珍しくて📷