一度実見したいと思っていた恐竜像を見るため、富岡市(旧妙義町)にある大桁ダムの近くにある「大桁緑地公園(恐竜の里)」を目指したのですが、大桁ダムの近くに建つ「湖城の館」近くまでくると通行止めになっており、公園までたどり着けませんでした。残念!

 

たどり着けなかったのはこれで2回目。前回は雪が積もっていて、大桁ダムにも近づけませんでした。もう少し暖かくなったら再々挑戦です。「大桁緑地公園」の恐竜(像)を見ずして死ぬものか!と固く誓った次第。

 

意気消沈したまま帰路についたのですが、大桁ダムから少し下ったところで、こんな看板を発見!この看板、設置されたのが平成7年度(1995年度)で、「昔(1000年位前)」とありますが、官公は 承和12年6月25日(845年8月1日)生まれ、延喜3年2月25日(903年3月26日)没ですから、「昔(1100年~1200年位前)」に書き換えた方がより信憑性が高まるかもしれません。

 

 

それはさておき、本当かいな、と思いつつも、少しだけ藪をこいで、「小滝」を見に行きました。これです。

 

滝を上から撮っただけなので、「小滝」の全貌は見えず、です。流れの先はストンと落ちる切り立った岩の感じでしたので、そこからが本当の滝なのかもしれません。

官公(菅原道真)が、幼少のみぎり妙義の山で禊(みそぎ)をしていたなんて、ちょっと、ときめきます。官公の幼少期を記す文献はほぼ皆無と言われているので、真偽のほどは分かりません。

ただ、ここから北西に1㎞くらいのところには菅原神社があります。大字名も「菅原」です。神社がある周辺に、往年の官公の住まいがあったのでしょうか?どんな由来なのか、知りたいですねぇ。

大桁ダムに来る途中、「菅原神社」近くを通ったのですが、このことを知らず通り過ぎてしまいました。機会を見つけて、行くぞ!「菅原神社」。

「花は盛りに、月は隈なきをみるものかは」。兼好法師先生はそんなことを言っていたような。

2月最終土曜日、まだ早いかもしれないと思いつつ、埼玉県の越生梅林に初めて出かけてみました。案の定、花をつけている梅の木は少なく、それで、兼好法師先生の威を借りて、「花は盛りに、月は隈なきをみるものかは」と強がってみた次第。

 

 

隣の群馬県に住んでいるものの、今まで一度もこの天下に名高い越生の梅林は訪れたことがありませんでした。地元群馬県には「秋間の梅林」、「榛名の梅林」、「箕郷の梅林」という3つの大きな梅林があって、わざわざ越生まで梅を見に行く必要性を群馬県民の多くは感じません(ワタクシだけかな?)。なにしろ群馬県は梅の生産量は和歌山県に次いで第2位。 2020年の数字ですが、1位は和歌山県4万1300トン、2位は群馬県5190トン、3位は福井県1500トン、4位は青森県1440トン となっています。一世を風靡した「梅しば」は、群馬県前橋市の食品メーカー村岡食品工業の商品。一時は面白テレビCMがバンバン流れておりました。今でも、コンビニに行けば、ロングセラーの定番商品として必ず置いてあります。「都こんぶ」に負けないくらいの存在感です。

 

それはそれとして、長い人生を振り返れば、地元の3大梅林にも、もう随分と行っておりません。あちこちにある天神さんで梅の花見をすましておりました。で、一念発起して、どうせなら天下一有名な越生の梅林に足を運ぼうと思った次第。

 

 

風もなくぽかぽかと暖かい日で、結構な花見をさせていただきました。

 

「梅は咲いたかさくらはまだかいな」と言うにも少し早いころあいでしたが、十分楽しめる越生の梅林梅まつりです。

埼玉県越生の梅林では、梅まつりに合わせてたくさんの露店と地元農家の直売所や地元婦人会のお店が出ておりました。

 

露店街一丁目一番地

 

地元農家の店

 

もちろんここで売っているのは梅製品。まずは梅干し。壮観です。ツバ出ません?

 

こちらはB級品。

 

梅酢も各種ずらりとありました。梅肉も売っています。焼き鳥(ささ身肉)に塗って食べると大変結構なつまみになります。

 

婦人会の店もあります。

 

で、梅まつりのお土産に買ったのは、梅干しでもなく梅酢でもなく梅肉でもなく婦人会の店で売っていた干し芋でした。

 

パックを開けて出してみると確かに「塩ふきべに芋」の名前の通り、紅色が際立っています。しっとり系の干し芋ではなく、歯ごたえ系の干し芋です。「塩ふき」とありますが、塩辛くはありませんのでご安心ください。塩辛くはありませんが、乾きものとしてビールのおともにもなります。もっともイチゴもビールのおつまみにしてしまうワタクシですから、異論は当然あるものと思います。悪しからず。

少し早いとは思ったのですが、2月最後の土曜日、埼玉県越生の梅林に行ってみました。案の定、花を咲かせている梅の木の方が少ない状態でした。しかし人出は結構なもので、駐車場は満杯状態。クルマを停められたのは梅林から一番はずれのの駐車場でした。一番はずれの駐車場と言ってもそんなに遠くはありません。春の風に吹かれながら楽しい散歩です。すでに梅林祭りは始まっており、たくさんの露店が出ています。

花がちらほらの木もあれば、

 

結構咲いている木もありました。

 

越生の梅林を楽しんでいたのは人間ばかりではありませんでした。

黒いワンちゃん、

 

白いワンちゃんもいました。

 

そしてフェレット君も梅の花を楽しんでおりました。