富山(とみさん)と水仙遊歩道(2024,2,9) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

房総の富山に行きました。ここは南総里見八犬伝の舞台となったところです。もちろんノンフィクションですが、それにまつわる史跡(とは言わないですね)を回りました。最初訪れたのは伏姫籠穴。ごらんのような立派な山門をくぐり石段を登っていきます。登り切ったところに洞穴があります。中には八犬士が持っていたという「仁義礼智忠信孝悌」の玉が置かれています。入り口付近の白い玉は伏姫を表しているのでしょうか。この先から富山遊歩道が始まります。最初は歩き易い道です。ここを訪れたのは十年以上前になりますが、よく整備された道という印象でした。ところが台風被害で道が崩落し、しばらく通行禁止になっていたのです。脇の沢をみるとその傷跡を感じます。道は再整備されましたが、やはり傷跡を感じる状態でした。かなりの急登もあり、お客さんから「ハイキングって聞いていたのに」とお𠮟りを受けてしまいました(笑いながらですよ)。展望が開けたところが八犬士終焉の地です。

ここから5分くらいで山頂です。山頂はあまり眺望がよくないのですが、この少し上に展望台があります。展望台から富士山が見えました。三宅島なども見えたのですが、写真では分からなかったので富士山の写真のみ載せています。富山は双耳峰で北峰は華々しいのですが、南峰は標柱もなく、ただ観音堂があるのみです。下りのルートはよく整備されていましたが、長かったです。下ったあと、道の駅富楽里とみやまで遅いお昼にしました。私が頼んだのは牛カルビ丼上の写真はお客さんが頼んだ牛カルビ山かけ丼です。

一休みしたあと水仙遊歩道へ向かいました。車道や富山への山道沿いの水仙は終盤でしたので、あまり期待していませんでした。ところが少し上がると満開でした。お客さんも大喜びでした。河津桜も咲いていて楽園を満喫できたのでした。

歩き終えた後、解散しました。翌日、伊予ヶ岳を予定していましたので、それにも参加するお客様と宿に向かいました。