房総の富山に行きました。ここは南総里見八犬伝の舞台となったところです。もちろんノンフィクションですが、それにまつわる史跡(とは言わないですね)を回りました。最初訪れたのは伏姫籠穴。ごらんのような立派な山門をくぐり石段を登っていきます。
登り切ったところに洞穴があります。
中には八犬士が持っていたという「仁義礼智忠信孝悌」の玉が置かれています。入り口付近の白い玉は伏姫を表しているのでしょうか。
この先から富山遊歩道が始まります。
最初は歩き易い道です。ここを訪れたのは十年以上前になりますが、よく整備された道という印象でした。
ところが台風被害で道が崩落し、しばらく通行禁止になっていたのです。脇の沢をみるとその傷跡を感じます。
道は再整備されましたが、やはり傷跡を感じる状態でした。
かなりの急登もあり、お客さんから「ハイキングって聞いていたのに」とお𠮟りを受けてしまいました(笑いながらですよ)。
展望が開けたところが八犬士終焉の地です。
ここから5分くらいで山頂です。山頂はあまり眺望がよくないのですが、この少し上に展望台があります。
展望台から富士山が見えました。三宅島なども見えたのですが、写真では分からなかったので富士山の写真のみ載せています。
富山は双耳峰で北峰は華々しいのですが、南峰は標柱もなく、ただ観音堂があるのみです。
下りのルートはよく整備されていましたが、長かったです。
下ったあと、道の駅富楽里とみやまで遅いお昼にしました。
私が頼んだのは牛カルビ丼
上の写真はお客さんが頼んだ牛カルビ山かけ丼です。
一休みしたあと水仙遊歩道へ向かいました。車道や富山への山道沿いの水仙は終盤でしたので、あまり期待していませんでした。
ところが少し上がると満開でした。
お客さんも大喜びでした。
河津桜も咲いていて楽園を満喫できたのでした。
歩き終えた後、解散しました。翌日、伊予ヶ岳を予定していましたので、それにも参加するお客様と宿に向かいました。