5月から月一回のペースで歩いてきた中央分水嶺もいよいよ最終回となりました。前回ゴールの扉峠から歩き始め、まずは茶臼山に登ります。
稜線に出ると最高峰の王が頭が見えます。
前回までアップダウンが激しいルートでしたが、今回は茶臼山までひたすら登ります。
茶臼山からみた風景。真ん中の茶色いところは車山(霧ケ峰最高峰)。その左が八ヶ岳で右が南アルプスです。八ヶ岳の右に下がる稜線のむこうに富士山も見えています。
気持ちのいい日でした。前回は雨の中、何の眺望もないところを黙々と歩きましたが、その分を取り返したようでした。
このガレ場を登ると台上に出て、道はほぼ平坦になります。
遠くに木曽御嶽山も見えました。
思ったよりも早く宿泊場所のふる里館に着きましたので、最初の予定になかった牛伏山にも登りました。
いつものふる里館です。私にとっては第二のホームのようなところです。
夕食は皆さんから歓声が上がるようなものでした。これがまた絶品なのです。卵を使っていないオリジナルの蒸し物です。
デザートにも驚きの声が上がっていました。ホテルの食後のデザートでパフェが出てくるのはここぐらいじゃないでしょうか。
ふる里館はイベントの多いホテルでもあります。食後、皆さんはナイトツアーに出かけていかれました。皆さんのエネルギーには驚かされます。
朝食はこんなでした。焼きたてのパン、ピザが出るのもここならではです。
この日は台上を王が鼻まで歩き、桜清水茶屋へと下ります。下に松本の街が見えています。
高度感のある急な下りですが、ここを過ぎると樹林帯に入っていきます。
前日は南に開けた斜面だったため紅葉は終盤でしたが、今日は西向きの斜面のためまだ色がキレイでした。
昨日は眺望、今日は紅葉を楽しむことが出来ました。
綺麗な状態の山ブドウの葉
今年は色づきが遅れている気がします。そのため、この時期に楽しむことが出来ました。桜清水茶屋到着です。
今年二度目のここの新そばを味わうことが出来、嬉しかったです。
全5回をご一緒いただいた皆様、有難うございました。