高座山(たかざすやま)・杓子山(2020,11,17) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

11/20に高座山、杓子山へのご案内がありました。当日は天気があまり良くなかったので、本番のことを交えながら下見に行った17日を中心に書くことにします。

スタート地点の鳥居地峠から林道を歩いていくと途中に下のような看板が出てきます。ここから山道に入ります。

最初は樹林の中ですがすぐにカヤトに変わります。目の前に見えているのが最初の目標、高座山です。

鳥居地峠から一時間ほどで山頂到着です。目に前にドーンと富士山この景色をお客様にお見せしたかったのですが、本番はそれが叶いませんでした。

山頂でお客さんが見つけた綺麗な赤い実

サンキライ(山帰来)というのだそうです。調べてみたら山に入った病人がこれを食べて元気に回復したことからその名があるのだとか。ただしそれは中国に分布している近縁種の別の植物で、ケナシサルトリイバラのことを指します。日本に分布しているのはサルトリイバラなのですが、これも俗称ではサンキライと呼ぶのだそうです。

高座山から少し下り、そのあとから稜線歩きとなります。

途中、マユミとツルウメモドキを多く見かけました。

写真はツルウメモドキです。生け花の花材によく使われますね。

いくつかアップダウンを繰り返しますが大権首峠(おおざすとうげ)からはジグザグの登りとなり、登り切ったところが杓子山山頂です。富士山の左側に見えているのは山中湖です。その左に先週訪れた鉄砲木の頭が見えました。北西には南アルプス北は西桂町です。

ここからさらに東へ進みます。道は緩やかなアップダウンに変わり歩きやすいです。子の神の下で道が分岐します。本番ではこのまま二十曲峠方面へ向かいましたが、下見の時は鹿留山(ししどめやま)にも立ち寄りました。実は杓子山よりも鹿留山のほうが高いのですが、杓子山のほうが有名なのでこちらのほうが地味な山頂です。眺望もほとんどありません。木の葉がない時期でしたので杓子山を見ることはできました(左側)。先ほどの分岐点まで戻り、二十曲峠方面に向かいます。かなり急な下りが続きます。

けっこうな岩も下ります。

道が徐々に緩くなり立ノ塚峠(たちんづかとうげ)に出ます。ここから林道を下っていくと広い舗道に出ます。本番ではここでゴールとしました。

下見の時は歩いて鳥居地峠まで戻りました。歩いてきた稜線を見ながらの戻り路でした。