醬油樽の滝(2017,1,28) | クララのブログ

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ハイキング、トレイル、登山など、山を中心とした活動の記録です。

以前から気になっていた醤油樽の滝の氷瀑を見に行きました。
醤油樽の滝へは無雪期なら林道から30分足らずの道のりですが、滝の手前で崩落がありずっと通行止めになっています。
「夏沢鉱泉」さんのホームページによれば、途中までは問題なく入れるとのことでしたので、やはり行ってみようと思いました。
 
車を入口より少し下のスペースにとめました。私より先に一台とまっていて、数人の男女が準備していました。その恰好からアイスクライマーのようです。
彼らより少し遅れて出発しました。
 
10分ほどで入口に到着です。
そしてロープが張ってありました。ネットで調べても、最近醤油樽の滝に行った人を見つけることが出来ませんでした。
おそらくほとんど人が入っていないだろうと思い、ルートファインディングを覚悟してきましたが、しっかりしたトレースがついていました。く行くと河原木場沢の直ぐ脇を歩くようになります。ところどころ水が凍っていました。そしてハシゴが出てきます。右側にあるのが一ノ滝ですが、雪に覆われ分かりにくいですね。
少し角度を変えた下の写真だと少しは滝らしく見えますでしょうか。滝の手前にテンと思われる足跡が残っていました。
なかなか綺麗な足跡ですね。
 
先ほどのハシゴを登ると、なんと滝の上にも足跡が残っていました。の滝を降りていくところ、見てみたかったです。
 
ハシゴを登ったところに待っていたのは美しい滝でした右の滝をアップしてみました。更にその奥にある小さな透明の滝も緞帳のように並ぶ滝を横から撮ります。それぞれなんて個性豊かなんでしょう。ここだけで何枚も写真を撮ってしまいました。
ここからさらに奥へと進みます。上の写真の滝を登るとまた違う造詣が現れました。真ん中の流れは透明に凍っていて、まるで細い氷のパイプを何本も立てているかのようです。
ついに通行止めになりました。しかし崩落が起きていない沢沿いに上がれば行けそうです。
実際、先に行ったアイスクライマーたちはそちらを行ったらしく、トレースが残っていました。
私もそれを辿って醤油樽の滝を目指します。沢を渡ったり小さな滝を登ったりします。上の写真の滝を登ったところでカーン、カーンと人工的な音が聞こえてきました。先に行ったクライマーたちに違いありません。
程なく、醤油樽の滝に到着しました。
やはり登っていました。先ほどの音はピッケルを打ち付ける音だったのですね。
左手前にはハシゴがありました。本来ですと、先ほどの通行止めから高巻きして、このハシゴを上から降りてきて「醤油樽の滝」到着というのがルートです。
 
来た道をたどって戻ると、林道に出た所から中央アルプスがキレイに見えていました。
穏やかな、いい日の氷瀑見物でした。