小諸にある安藤百福記念自然体験指導者養成センター。
ガイド協会の研修でもよく使う場所ですが、この周辺のトレイルを歩いてきました。
トレイルは4本ありますが、「蓼科・八ヶ岳展望コース」と「御牧が原(みまきがはら)コース」を勝手にミックスしたコースを行きました。
センターの裏山をしばらく歩き、車道を横切って再び山道に入ると眼下に鴇久保(ときくぼ)の集落が広がります。
集落を少し歩いてすぐ林道に入ります。思ったよりも雪があってそのおかげで多くの足跡を目にする事が出来ました。
タヌキの足跡です。
タヌキやキツネの足跡は似ていて見分けるのが難しいです。見分ける時は一つ一つの足跡の形(フットプリント)と足跡の並び(フットトラック)を観察します。動物は機械ではないので、毎回定石通りとは限りません。なので、この二つを観察しても何の動物か迷うことはあります。
ネズミの足跡(フットプリント)
ネズミの足跡の並び(フットトラック)
林道の分岐点を展望コース方向に進みました。
蓼科山から霧が峰方向が見えています。
山を越えると人家がぽつぽつ出て来ます。
そこからの眺めも素晴らしい!
笹沢川を越えるとそれまでの「住宅」という感じから「農家」という感じに変わっていきます。
途中の丘からは360°の展望が広がります。
こんなに北アルプスが見えるとは思いませんでした。
コースは県立農業大学校を通ります。
この門は農大創設当時のもので、現在の正門はここではありません。
門をくぐり林を抜けるとご覧の風景が広がっていました。
浅間山のすそ野から、はるか遠くに榛名山や赤城山を見ることが出来ます。
朝、スタート地点ではガスで見ることが出来なかった浅間山がすっきり見えて来ました。
農大を出ると出ると池が点在する畑の中へとコースは続きます。
興味深い門柱がありました。
ここ御牧が原は、奈良・平安時代は朝廷に献上するための馬の牧場でした。
それと何か関係がある方のお宅かもしれません。
途中から朝に通った道と合流しました。
その時はなかったお約束の足跡を見つけました。
ウサギですね。
非常に分かりやすくて大好きです!
百福センターに帰ってきました。
ざっと4時間半の散策でした。