今年最後のふれせんボランティア散策会=清里の森納めに行ってきました。
ふれあいセンター前で見られるのは冬のお約束、冬芽です。
これはオオカメノキのです。真中の白っぽい膨らみが蕾で、両脇から耳の様に伸びているのが来年葉になる部分です。
枝にある模様のような傷跡が葉が落ちた後です。一年に一つしかできませんので、この傷跡を数えれば何回落葉を繰り返したか分かります。
森で見つけたのはキジの足跡です。
そして青空に向かって伸びる八重皮樺
八重皮樺は日本全国にありますが、以外と目にすることがありません。
そのせいか八重皮樺を知っている人はあまり多くありません。白樺やダケカンバの老木と勘違いしている人もいるくらいです。
ここ八ヶ岳では八重皮樺を比較的容易に見ることが出来ます。
まだ雪の降り始めのため、積雪はあまり多くありません。
それでも御覧の様な景色を見ることができます。
散策の帰りにやまねミュージアムに立ち寄りました。
ここは日本で唯一のやまね専門博物館です。
やまねは日本固有の動物で、氷河時代の生き残りでもあります。
ネズミやリスと似ていますが、別の生き物です。
展示の中には骨格標本や
ヨーロッパのオオヤマネの標本もありました。
やまねは冬眠しますが、この博物館では冬眠中のやまねを見ることが出来ます。
さすがに写真は撮れません。興味のある方は是非見にいらして下さい。
ふれせんに戻ると館内はお正月に向けての模様替えが済んでいました。
今年も今日を入れてあと6日ですね~