こんばんは。
クレイテラピーサロン【ぷれらんて】青山さちこです。
昨日はクレイの認定講師の2次試験でした。
と~っても緊張していたので、気を紛らすために先生が少しの間、雑談をしてくださったんです。
そのお話の中で、クレイを伝えていく上で気をつけなきゃなぁ~と思ったことがありました。
それは、「デトックス」という言葉について。
クレイは自然療法の中でも、カラダの中に良いものを「入れるツール」ではなく、他にはあまりない「出すツール」です。
カラダの中に溜まってしまっている毒素や添加物や重金属などを吸収してくれるので、「デトックス」という表現で表すことが多いですよね。
今の社会生活は、ある意味添加物まみれの食品があふれているので、カラダの解毒をしてくれる腎臓・肝臓が弱くなり、その上ストレスなどで疲れきってしまっている人も多いと思います。
サロンの方にもクレイを生活に取り入れて、うまくカラダの中の毒素をデトックスしたい!といって来てくださる方も多いです。
でもね。。。。
今、そのクレイでのデトックス、本当に必要ですか?と思う事もあるんですよね。
クレイはデトックスするツールだけど、人のカラダの中にもちゃんとデトックスを担当している器官があるんですよ~ってね。
アロマフランスでクレイの勉強をしていて
「クレイはカラダを元気にするお手伝いをするけど、それは『杖』のようなもので、実際に歩くのは自分自身」というお話を聞きました。
「自分で歩けるようになったら、『杖』はいらないし。
ずっと『杖』をつかなきゃ歩けない。。というのは、別の見方が必要なのかも?」と。
ちゃんと自分で歩けている時は、腎臓や肝臓なんかがちゃんと元気に機能していて、自分のカラダだけで元気でいるイメージ。。。
一方、ストレスや、疲労が溜まったりしてそういった器官が疲れきってしまって、
「自分の力だけで歩くのは、ちょっと大変~(><)」って時。
そんな時はお助けマンツールとして、杖であるクレイやアロマなどが必要なんじゃないかな~。
私は普段、クレイ洗顔をしていますが、365日、毎日しているわけではありません。
手作り石鹸で洗う時もあるし、水だけで洗う時もあります(^_^;)
生理のリズムに合わせて来る腰痛予防も、クレイで足浴していますが、毎月しているわけではありません。
クレイを手にするのは、自分のカラダが「ちょっと疲れてるかも・・・」と言ってる時。
カラダの声を聴きながら、クレイを使ったり見送ったり、他のツールを使ったりしています。
「とにかくデトックスしたいんです!」
そういうお声を聴くと、自分のカラダの声を聴いてるかな?杖を欲しがってるのかな?と気になる時があります。
『清潔』が度を越して、「抗菌!抗菌!」となり、カラダの免疫が必要以上に「自分にとって必要じゃないモノ」が入ってくることに対して過敏になってしまって。。
アレルギーになってしまうように。
自分のカラダの機能を無視して「デトックス!デトックス!」となってしまうと、
カラダの機能がヘソを曲げるようになってしまわないかな~?(^_^;)
・・・なんて、心配になったりするんですよね。
杖どころか、歩けるのに車いすに乗ろうとしてたりしませんか?
大好きなクレイを、みなさんに知っていただいて、生活の中に取り入れてもらえるのはとっても嬉しいけど。
なんでもかんでも「デトックス!デトックス!」というのは、ちょっと違うかな~と思ったりしています。
美肌セミナーでも、ホームケアセミナーでも、「まず、キレイになろうとするのも、元気になろうとするのも、自分自身のカラダ!そのお手伝いをするのがクレイです」とお話します。
なんでもバランスが大事ですよね。
自分のカラダの声を置き去りにしないように!
講座では、そんな事もお伝えできたらいいなぁ~と思います。