UnityのPlayMakerを使ってみよう | とあるプログラマーのブログ

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Unityやblender、Live2Dについて書いていきます!

正月は暇ですね~、まったりした時間を過ごせるのはいい事です

ちょっと開発を楽にする有名なアセット PlayMaker を使ってみました。
 ※ 現在、最新のPlayMaker 1.7.6を使用



まず、PlayMakerとは以下のようなアセットです。
 ・ノンコーディングでキャラの動きを制御できる
 ・開発スピードを上げる事ができる
 ・状態遷移図をGUI操作
 ・有料のアセット($95だがOFFセールをよくしてる)
  → もうすぐ無料の試用版でるらしい
 ・日本語化対応してる



簡単な使い方
(1)メニューから[Window]-[Asset Store]でPlayMakerをインポート
 


(2)Directional LightとCubeを追加し、HierarchyビューでCubeを選択

 


(3)メニューから[PlayMaker]-[PlayMakerEditor]を選択。
   Sceneビューの隣にタブを結合しましょう
 

 


(4)右下の[Preferences]でLanguageをJapaneseにする
 


(5)左のビュー部分で右クリックし[状態遷移を追加]
 


(6)State1の上で右クリックで[MOUSE DOWN]を追加
 

 
(7)左のビュー部分で右クリックし[状態遷移を追加]し、State2を追加
 

(8)State2を選択し右のビュー部分で[アクションブラウザ]を選択
 
 

(9)アクションタブで[Transform]-[Rotate]を選択。
   [状態にアクションを追加]を選択します
 


(10)追加した状態を以下のようにします。
  YAngle = 30、PerSecondにチェック
 


(11)State1の[MOUSE DOWN]をクリック&ドラッグでState2と繋げます
 

 
(12)プレイボタン押してCubeをクリックすると回ります!
 



どうでしょう、コードをいっさい書いてません
1つ1つのオブジェクトごとに状態遷移図を追加してくかんじです
これぐらいであればコードで書いても大差ありませんけど便利です。

しかもImportしたフォルダを見るとPhotonやiTweenもあるので
ネットワークゲームやかっこいいアニメーションも簡単にできると思います


以下のサイトが和訳されていて、よくまとまっていたので参考にしました。
5分程度の動画がいくつかあり、これをやれば覚えられると思います。


PlayMaker 入門チュートリアル

Playmakerでゲームデザイン


2014/01/20 追記
 ちなみにPlayMakerにはAnimation制御はできるが、Animator制御はできない...。
 と思ったら以下のパッケージが提供されていた
 PlayMaker Mecanim Animator

 PlayMakerAnimatorActions.unitypackageを入れればAnimatorの制御もできる

 ちなみにアニメーション制御するクラスが2つあり、違いは以下の通り
 ・Animator → Unity4.3で追加されたMecanimと連携させる新方式
 ・Animation → Mecanimを使わない旧方式