もしも友達が乳がんになったら | まだまだ ひよっこ~乳がん日記

まだまだ ひよっこ~乳がん日記

50歳で乳がんに。
これまでのこと、これからのことをぼちぼちと。


自分が乳がんになった時のことを思い出してみる。


市民検診で引っかかった時、

既に確信のようなものを感じていたので、

告知された時は 「あぁ、やっぱり」


自分でもびっくりするくらい冷静だった。

家族や仲のよい一部の友達に話したのは

これからの検査の予定もドンドン埋まっていって

ほぼ手術内容も決まった頃。

検査で引っかかったことも家族にも友達にも誰にも話してなかった。


特に友達には心配は掛けたくなかったので

「乳がんになってもうて~ん」

普通の会話の流れの中であっけらかんと報告した記憶がある。

私のあっけらかんぶりに逆に友達がびっくりしたり。

でも、ずっと「大丈夫やで」「元気やで」

おかげで病気前、病気後

これまでと何ら変わりない付き合いが続いている。



今は友達もほとんどスマホ、

LINEという便利なツールがあるから

グループトークで日常的に

「今日は人間ドッグ行ってきたよ」

「明日は検診やねん」

そんな会話が頻繁に飛び交う。


「結果は来週やねん」とメッセージが入るから、

翌週には誰かしらが

「どうやった?」とコメントを入れる。


これまでにも何度となくそんなやりとりがあった。


今週のLINEで学生時代の友人が、

また、近所の仲良しグループの友人が

乳がん検診で引っかかって

来週に詳細の検査、

再来週には結果が出ると報告を受けた。


今までにも三人ほど、引っかかったと連絡を受けたけど、

乳腺症だったり、脂肪の塊だったりで結果オーライ。


今回、再検査を受けることになった友人、

二人とも深刻に受け止めているようで

まだ結果も出ていないうちから、尋常じゃない落ち込みよう。

ネットで調べまくっては落胆してる様子。


「まだ、そうと決まったわけちゃうし

 今から落ち込んでもしゃあないやん」

「その時になってから考えたらええやん、大丈夫やよ」


そんな言葉しかかけられない私。


同じ病気で繋がっているbambi*組の友達やブロ友さんになら

想いを素直に伝えることができるのに・・・

しんどかった治療も副作用も受け狙いのネタにしたり(笑)

励ましあって寄り添えるのに。


まだ乳がんと決まったわけじゃないのに、

こうも落ち込まれるとなんて言葉掛けていいのかわかんない。

こうしている間も悩んで寝られへんちゃうかなと心配になって。


「見て!私乳がんやけどこんな明るく元気やで」

「私、乳がんやけど前向いて頑張ってるで」


友達や家族の前では

ずっとそういう姿勢を貫いて突っ走ってきたけれど、

なかなか伝わらないのがもどかしい。


どうかどうか、二人が無事にクリアできますように。







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