連続波を越え、大きなポワオーバーを縫うように抜ける長い瀬、頭上からは降り注ぐ滝。まさにホワイトウォーター天国。 九尾ダム放流31-28t, 庵住0.95-0.89m
明け方まで続いた大雨で紀伊半島南部の川の水量はまだ多過ぎる。週末2日間の1日目としては、予め翌日南下することも考慮して、ちょうど良いところになると読んで天川とした。
濁りはキツめだが読みは当たり。多過ぎず少な過ぎずという水量を引き当てた。この川は水量の減りが早く、下り頃の水量が週末の日中に当たるのは稀。
瀬は大きくしっかりしているが、ひとつひとつの落差はそれほどでもなく、ダウンリバーボートで楽しめる。印象的なのは、前半に唯一あるスカウティングして下るドロップ。
そして3つ続けて川幅一杯のドロップホール。
そして終盤の薬湯風呂施設過ぎてからの長い瀬。しかしそれらの記憶も薄れるくらい、盛りだくさんの瀬がある。
今回もプットインは九尾吊り橋ではなくそれよりも下流のポイントから。来るたびにコテージやバーベキュー場が増えているような感じ。役場の車も巡回しており、関西一過密な川かもしれない。
【当日のデータ】
水量:九尾ダム放流31-28t, 庵住0.95-0.89m
プットイン:上栃尾スロープ
テイクアウト:天川村大字広瀬天川広瀬橋下流右岸スロープ
距離:12.1km
高低差:94m
グレード:3級
所要: 2時間
使用艇:ダウンリバーボート