有田川(修理川)カヤック 2016.04.09 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
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久々のビッグウォーター。いつもの妙恵峡コースに修理川クリーキングを挿入する欲張りなコース。 金屋1.26-1.13m
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なかなか出会えないビッグ有田。黄土色に濁った水が勢いよく押し流れる。
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序盤は、いつもなら船底を擦るような浅瀬が続くが、今回はルートも広く、深さも十分。むしろいつもより少し易しくなったクラス3が間隔を空けて続く。
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ギターウエーブより下流、以前「オヤジゴロシホール」があった瀬の入り口に、ワンチャンスながら素晴らしいウエーブがある。かつぎ上げでリエントリーした。
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ラーメンウエーブ手前で有田川に合流する支流が修理川。多少の雨では下れる水量にはならないが、今回は適量。有田合流前僅か500mほどの区間に落差のある所がスティープクリークが続く。
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ラーメンウエーブ手前右岸で上陸。デポしておいた車で修理川を遡る。有田川合流から800m程の所にある堰堤からプットイン。
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しばらくは辛うじて通過できるような浅瀬。コース中程の国道の橋を過ぎると核心部が始まり、合流まで崖の狭間にドロップが連続する。
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今回は水量的にクリークボートでなくても大丈夫だったが、落差2mはあるドロップもあり、艇と人を選ぶ川であることは間違い無い。下りた後、振り返ると見上げるような勾配である。
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再び有田川本流に戻り、ラーメンウエーブを通過。この水量ではウエーブはなかった。
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瀬は更にパワーを増してくる。
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核心部は、入り口から先を見通す事ができない300m程の密度の高い瀬だ。全容を知らない者は相当なプレッシャーを強られるだろう。エディキャッチできる場所も与えられず、入ってしまえば、沸騰する水面でバランスを崩さないように、大口を開けて待ち受けるポワオーバーを避けて一気に漕ぎ抜けるしかない。
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怒濤のような核心部を過ぎても、依然パワーがあり、十分楽しませてくれる瀬が続く。
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川沿いは素晴らしい桜で、ホワイトウォーター花見ができるが、今回は残念ながら少し遅かったが散り残りを楽しんだ。
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ラスト1km程はザラ瀬とムービングウォーター。テイクアウト前に型のよいウエーブができていた。


【当日のデータ】
水量:金屋1.26-1.13m
プットイン: 川口 クレーン横
テイクアウト:石垣小学校前公民館
所要時間:3時間
距離:約12km
ボート:ロデオ艇
グレード:3級