日高川（龍神・桧皮）リバーSUP　2016.04.10

多過ぎず少な過ぎずのベスト水量。となるとSUPでトライせねばならない。龍神・桧皮両セクションのダブルヘッダー。　龍神0.72m 椿山ダム流入59t

流れが早くテンポがよいダウンリバーが楽しめるのが日高川の醍醐味。

まずは上流の龍神セクションから。いつも浅い瀬が続くためSUP向きではないが、この水量であれば難なく下る事ができる。

温泉街の脇を流れる浅く落差のある区間は、シビアなルート取りが必要。

温泉を抜けると支流の小又川と合わさり水量は倍加する。

クラス3マイナスのほどよい瀬が小気味よく続く。

龍バス停の手前辺りは、ストレートで早い連続波の瀬となる。そして右カーブしている所が龍の瀬である。

落差がありかつ強いバックウォッシュや浅い岩がルートを複雑にする。それらを縫ってクランク状に抜けるルートを取ったが、バランスを崩して敢えなく落水。担ぎ上げで再挑戦してクリア。
龍ホールはこの水量ではなかったが、その代わりキレイなウエーブがあった。

龍が過ぎると川は道路から離れて、ゴルジュ地帯となる。水量によってはルートを間違えるとイヤらしいキーパーホールに捕まるがこの日は何事も無く通過。更に進み、最後の橋を通過し右カーブをぐるりと回りながら瀬を下りた右岸にテイクアウト。

手早く道具をに積み込みすぐさま移動。次は日高川最大の瀬がある桧皮の滝セクション。

イージーなクラス2が2kmほどあって、瀬がキツク、落差が出てくると核心部に到達する。

ドロップアンドプールといっても間隔は狭く、早い流れで繋がっている。

一段目の浅いドロップは上手くルートを取って切り抜けたが、二段目のシュートを下った所で、エディの浅い岩にフィンを当ててしまい落水。そのまま三段目の連続ウエーブを流されながら再乗挺。今回は攻略できず残念な結果となった。

核心部直下のウエーブはいい形で、サーフィン可能。

徐々に瀬はおだやかになり、やがて谷も開けて、テイクアウトまでの最後の1kmほどはザラ瀬の冗長な区間。

[当日のデータ]
水量：龍神0.72m 椿山ダム流入59t

龍神：
プットイン：皆瀬神社前スロープ
テイクアウト：龍神小学校
距離：7.4ｋｍ