古座川を漕ぎ尽くす2日間の初日。一枚岩の更に上流から小川合流までののんびりツアー。 相瀬1.27m
当日朝までに40mmを超た降水により、この時期にしては増水気味。期待していた古座川ブルーの清流ではない代わりに水深はあるので、できる限り上流からスタート。漁業の制約のないこの時期ならでは。
一枚岩より上流の藏土多目的広場からプットイン。
昨年の大水害の復旧工事が続いており、至る所で護岸工事が行われ、川を横切るようにシルトフェンスが張られた箇所が二カ所程あった。
落ち着いて観察すれば抜ける隙間を見いだせる(水量によっては一度上陸してポーテージすることもあるかも)。
全体に緩い勾配の割に流速が意外にあり、瀞場も楽に進んでくれる。
瀬は2級を越えることはなく、落水をよしとするならば初心者向けによいコース。ただし、うまく通過しないと危険な仮設橋や潜水橋の橋脚を抜けねばならない。これを避けると小川合流下からスタートとなるが、ハイライトの一枚岩をコースに入れたいのでなかなか取れない選択である。
古座川観光のハイライト、巨大な一枚岩を真下から眺め、触ることすらできるのは、カヌーやパドルボードならでは。
日本のエアーズロックを満喫し、里川の景色を楽しみながら時折現れる緩い瀬を楽しむ。
ゴールの小川合流は、駐車の関係で小川を50m程遡った相川橋上流側左岸、ソフトバンクのアンテナとトイレ目印の橋の上流側のスロープだ。
【当日のデータ】
水量:相瀬1.27m
プットイン:蔵土多目的広場
テイクアウト:明神橋
所要時間:3時間
距離:約11km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2級