やってきました、「琳派×アニメ」展。
道立近代美術館に来るのも久しぶりでしたな。
ちなみに、この展示は今日までです。
で、どういう催しをしていたかというと…。
端的にいうと…
尾形光琳の幻の名作「富士三壺図屏風(右隻)」に、鉄腕アトムが飛んでる…。
という風に、伝統的な日本画の中にアニメキャラが登場するという遊び心あふれる作品たちが展示されてます。
まずは、前半は琳派と呼ばれる人たちの作品が普通に飾られています。
あ、ちなみに一点を除いて撮影は自由でしたが、本物の日本画の方はガラスケースにしっかりと保護されており、ガラスに映り込むのでほとんど撮影しておりません。
さらにちなみに、「琳派」というのは俵屋宗達や尾形光琳に代表されるような画風の作品の総称なのですが、「派」というほど連綿と受け継がれた技法…みたいのではないそうです。
たとえば、俵屋宗達と尾形光琳には直接の師弟関係はありません。
そもそも、俵屋宗達の死後20年くらいして尾形光琳が生まれてますからね。
中には師弟関係がある人たちもいますが、多くは「俵屋宗達さんの画、なんかいいな〜。ちょっと真似してみようかな?」みたいな感じで模範としながら作風が続いていく…ということのようです。
だから、「琳派の画ってなんかいいな〜。あ、ここにアニメキャラを配したら面白いんじゃね?」というのもアリなのです。
ということで、後半へGO!
じゃ、いくよ?
※元ネタ
※元ネタ
伊勢物語ですな。
※元ネタ
※元ネタ?
※元ネタは上に貼った、尾形光琳/富士三壺図屏風です。
それでは、次からは本物 → パロディの順でいきましょう。
と、まぁこんな感じでなかなか面白い催しでしたね。
日本は漫画の歴史も古いですからね。
こういうコラボも全然アリですな。
おまけ