真夜中のファンタジスタ -2ページ目

Sir Destiny。

土曜日の昼下がり、我が身をおそった激震。


K談社筆記試験通過。


東京行き、決定。


通知を見た瞬間は本当に我が目を疑いました。


ホームページの個人ページで行われた発表で、通過を報せる一文に続いて一次面接シートのプリントアウトページに行く説明が。
手順どおりにプリントアウトすると、そこにはしっかりと僕の名前と住所が。


どうやら間違いではないようでした。


本当に、本当に嬉しかった。絶対落ちたと思ってましたから。


先週の土曜日から数日はとにかく浮ついてましたね。
こんなに嬉しいと感じたのは、ここ数年例を見ません。


今、面接まで進めたという現実をようやく冷静に受け止められるようになってます。


こうやって落ち着きを取り戻して来ると、夢へと一歩近付けた喜びを押し退けて、経験したことのない緊張と恐怖が首をもたげて来たのです。


それはたぶん、僕が「本気」になれたということなんだと思います。
これまでの書類と筆記では、相手は何千人という数でしたから「ダメでもともと。」の精神で気負い無く望めた。
ところがここにきて、筆記試験という関門をくぐり抜けたことと、おそらくは数百人にまで絞られているであろう受験者の状況が、僕の夢に「現実味」をおびさせてきたのです。


僕は小心者でありますから、ワンチャンスをものにしなければならない緊張感、自らの挙動や思想に対する不信感を感じずにはいられないのであります。


さしずめWBC決勝での川崎選手、CL決勝トーナメントでユーヴェ相手に最後の最後でミスをしたブレーメンのキーパーの心境、といったところか。


来たる一次面接まであと一週間あまり。


自分の熱意を知ってもらうために、やれることは何でもやろう。


これまで「身分不相応な会社を受けて、落ちちゃったら格好悪い。」という馬鹿げた理由て会社名はブログでは明言してませんでしたが、それもやめた。


講談社です。
講談社に挑んでまいります。


「知ってた」ってか?


自分か本当にやりたいこと。
見えそうで見えないそいつと、今僕は格闘しています。


(3月28日 火曜日 『フレッシュネス・バーガー』初来店。)

松山ひとりぼっち。

春、ですね。



あったかい。夜もそんなに寒くない。

少しばかり離れている間に、松山は春を迎えていたようで。

何でも桜の開花宣言までもが聞こえてきそうな勢い。



花見とかしたいですねぇ。

ずいぶんビール飲んでない。



K談社の筆記試験における惨敗、通称『梅田スカイビル事件』以降は気持ちが晴れない日々です。

後悔から来る自責の念や、何よりあんな「おつむてんてん」な解答用紙が人目に触れているという恥ずかしさ。



明日が筆記試験の結果発表の日ですが、今のところ見る気にもなれません。

いよいよもって明日、目の前に『敗北』を突きつけられるとなると、心中穏やかではないんですねぇ。



そんなことよりも今日は大学の卒業式。

僕の姉もようやくご卒業になられたようですが、まだ学生やってたことのびっくりですよ、こっちは。



月曜日に妹のほうが東京へと旅立ちまして、今現在僕の家族は全員違う場所で一人暮らしをしております。

故郷の九州では母が一人で暮らしています。



いずれは関東に出て行く心づもりではあるようなのですが、人生の中で一人暮らしなどほとんど経験したことのない母の現状はやっぱり心配になります。

何より、つい数日前までは子供たちと一緒に住んでいた(僕も20日に一日だけ帰省)家での一人住まいとなりますと、寂しいものがあるでしょうなぁ。

普段はそんなこと口にしない母ではあっても、20年以上子供がそばにいる環境で生活していた身でありますから。



正直に申しますと、この状況はまったく予想していませんでいた。

あれほどかたくなに「地元から出たくない」とのたもうていた妹が、こうもあっさりと東京に出て行くとは・・・。



「一人で住むくらいなら松山に来な!」



そういえるほどの甲斐性もない自分がなんとも情けない。

できることといえば、母親にケータイのメール機能の使い方をレクチャーすることぐらいでございます。

電話に出れないときやちょっとした連絡のときはこれを使え、と。



そろそろ松山に出てきて丸3年がたとうとしています。

今だからいえますけど、だいぶ寂しかったですね、最初の一月くらいは。

勝手のわからない街で思い浮かぶことといえばこの先の不安ばかりでしたから。



今となっては松山のほうに「帰ってきた」と感じるほど順応しちゃってますけどね。



ここまで散り散りになっている家族というのも珍しいものではありますまいか。

家族全員頑張りどころを迎えております。




さっきポストの中をのぞくと、S潮社からのはがきが一通。



「書類通してやったから筆記受けに来い。」



こんな感じの内容が書かれたぺらぺらの紙が一枚。



また旅に出なければいかんようです。



(3月24日 金曜日 書類が通ってもねぇ・・・。)



福岡ひとりぼっち。

およそ一週間、四国を飛び出し行ってきました「海外遠征」。


最終日の今日は福岡・天神を闊歩しています。


主に中四国で猛威を振るう某書店の説明会が終わりまして、同日開催の一次面接の順番待ち中でございます。(←外の喫茶店で、ですよ。)


対策一切なし。
純粋にノープラン。


話は前後しますけども、先日のK談社試験、詳しい話は控えさせていただきたい。


誰にだって触れられたくない傷があります。
こんなトコに軽々しく書けるほど割りきれている訳ではないんですよ、実は。


田舎者は田舎者なりに、「国産ミステリーの更なる繁栄を!ミステリーファンに極上の作品を!」と意外と真剣に考えていました。
たぶん僕が一生「面白い」と思える仕事はコレしかない、とも。


あまりに壁が高過ぎたのです。


こうなれば自分が「作家」になるしかないかな?


なんちゃって。



えぇい、切替えじゃあ。
出来んかったもんは仕方が無い。
むしろ「いい薬になった」くらいに思わなくては乗り切れませんでしょうが。


かくして、平手打ち一発食らった僕はもっと「前のめり」に就活を行うことを決意しました。


小さなことから!
やれることから!
コツコツと!


一日一社とかケチなことは言わずに、時間を有効利用!


『ドラえもん』観てる場合か!


わたくし、生まれ変わりました。



早速ですが、約6時間の空き時間が発生。


福岡の「美味いもんめぐり」じゃ!


(3月21日 火曜日 息抜き上手、呼んでもらいたい。)

ミナミから来た男。

今日もまた、大阪は阪急梅田駅をうろついています。



昨日は12時間ほど松山にいて、今朝大阪に舞い戻ってきたのであります。

完全にバイトのためだけに松山に戻るなんて、考えてみると時間の無駄もいいとこです。

がんばって働いたとこで往復のフェリー代には到底及ばないというのに。

ホテルにと待てたほうが経済的にも体力的にも「正解」でした。



嗚呼、それなのに。

昨日の朝松山に到着しそのままお仕事、終わると二時間もしないうちに港へ向かう電車に飛び乗って・・・。



「馬鹿」ではなく「健気」といってもらいたい。



さてさて、第二回の大阪遠征。

目的はご存知K談社の筆記試験でございます。



前も書きましたけども、受かるわきゃあないんだからできる範囲で済ませてきますよ。



実は只今フェリー三連泊が進行中でして、今日も試験終わりはすぐ移動、今度は福岡へと向かいますフェリーに乗船させていただきます。



「慣れ」というものは恐ろしく、「2等室」という決してよいとはいえない環境でもぐっすりと眠れるようになってしまいました。

今日なんて船内休憩時間ぎりぎりまで寝てたし。



気を抜いたら自分が今どこにいるのかわからなくなりそうな今日この頃ではありますが、いかんせん人よりだいぶ遅れている就職活動でありますので体力が持つ限りはがんばってみよう、と最近改心しました。



もう少し時間あるので、衝動買いした『ダヴィンチ・コード』でも読もうかな。



(3月19日 日曜日 特に書くことなかったんだけど・・・。)


金曜ロードショー。

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スクリーンに映っていた映像が消えるのと同時に、消えていた照明がスーッと点り始める。


微かな音量でスキマスイッチの『ボクノート』が流れるなかで、観客の皆さんが一斉に動き出します。


僕はといえば、あらかたの人が席を立ったのを確認するまで『ボクノート』に聞き入り、ようやく腰をあげたのです。


どうして最後に出ていったかって。
僕の目が潤んでいたからに他なりません。



ずるい、ずるいよドラえもん。
めちゃめちゃいい映画だったじゃないですか。
僕はね、涙が流れそうになるのを必死でこらえましたよ。


他に観るものがなかったから恥を忍んで購入した『ドラえもん』のチケット。
入館すると意外に幅広い客層でした。
さすがに一人ってのは見当たらなかったんですが、男子学生ふたり組とかもいらっしゃいまして。


だけどやっぱり親子連れが一番多くて、僕の両サイドは子供を連れたお母さんでありました。


当然近くからは子供の声が聞こえて来るし、本編が始まると館内は子供達の笑い声が響きます。子供向け映画の和やかなムードが全体を支配しているんですよ。
ベタベタなギャグにも逐一リアクションを示す子供らは、本当に映画を楽しんでおり、ただの暇なオッサンは大人しく観るか鼾をたてない様に眠ろうか、とその時はまだ思っていました。


一時間が過ぎた頃、観客に生じたある変化。


様々な子供向けアニメが30分間で作られるのは、小さな子供の集中力がちょうどそのくらいしか保たないからだと聞いたことがあります。


飽き始めちゃったんですねぇ、子供たちは。


代わりに親達「大人チーム」は、もうストーリーに取り込まれています。
先程「寝てもいい」なんて言ってた僕も、しっかり観ています。


そして物語が佳境を迎えるラスト数分。
もはや映画に興味を無くした我が子の扱いも乱暴になり、その頃には親しか観ていません。


ラスト間近でのび太君が発する言葉に、両サイドの奥さんは揃ってハンカチを取り出しています。
僕に至っては泣きたいのを必死に堪えて手の甲に爪を突き立ててます。


やがて物語は終幕し、スタッフロールが始まりました。
さっさと帰ろうとグズりだす子供。
無視を決め込む親御さん。


そうだ、このエンディングテーマ、『ボクノート』まで含めての映画なんだ!
御子息よ、そのところ理解されたし。


帰り際、後ろに座ってた男子学生が言っておりました。


「『ドラえもん』って、こんなに面白かったっけ?」


その通りですねぇ。
我ながら引いてしまうくらい新鮮な感動を戴きました。
『ドラえもん』から何かを学び取るのは、むしろ大人の方なんじゃないか、とすら思います。



上映が終わった映画館前。
感動を噛み締め、口々に「良かったぁ~。」とに称賛の言葉を述べるオーバー・15の男女と、未だ感動に目頭を熱くする母親そっちのけでオマケのドラえもんを壁にぶつけまくる子供達で賑わっていたとさ。


で、大阪に何しに来たんだっけ?

(3月17日 金曜日 誰もいなかったら号泣してたかも。)

九時間の過ごし方。

第一回大阪遠征二日目。


思いの他こじんまりとした『ケンタッキー』さんの説明会が、十二時には早々と終了。
長年携わっている仕事だけに、説明は退屈極まりなかった…訳ではなく、社員側から見た「店舗運営」が少し解りましたね。
これまで不審に思っていました社員の言動に関して、合点がいったトコもございました。


こういう説明会って、任意の参加、来なくても受験には関係ないもんかと思ってましたら、Webテストの告知がその場だけで発表になったりでびっくり。
やっぱり企業はいい加減な人間は採らないんですねぇ。


今更遅ぇか。


さぁ~て、盛大に宙に浮いております本日の午後。
時間にしておおよそ九時間。
あらんかぎりの知恵を絞って暇を潰しましたが、ここにきて限界。


多少財布は痛みますが、デッカイ映画館で映画を観ることに。


外人が理解不能な言葉でまくし立てるアメリカ映画には興味がなく、邦画もたいしたもんやってなかったので…


ドラえも~ん。



これより、いたいけな少年少女に混じりまして、『ドラえもん』を観ます。


泣いたらどうしよ~。

大阪ひとりぼっち。

やって来ました大都会。


フェリーでの「船内休憩」をフル活用したおかげで、「阪急梅田駅」に到着したころには9時をとおに過ぎてました。


いやぁ、広い。
大阪の街はとてつもなく複雑で、やけに広い。


僕がおります梅田の街、リアルな規模としては松山の繁華街に毛が生えた程度だと思いますが、それでも「広い」と感じるんですねぇ。


巨大なビルやらお店がひしめき合っておりますと、少し歩いただけでも「景色」がガラッと変わるんです。
特に僕のようにこの街に不案内だと、全体像が掴めないぶん多角形な街は広く感じるんでしょうね。



…そろそろ察してください。


迷いました。


僕にだって「成人」としてのプライドもありますので弁明させていただきますと、迷子のごとき「ここがどこかも解らない」という類いの迷い方ではないのです。


ただね、地図通りに進んだのにね、目的地に着かなかったってだけで。


地図を読むのはねぇ…あんま好きじゃないなぁ。


今回の遠征で回る2社の場所を、歩きに歩いてようやく突き止めて、梅田LOFTで手提げバックを都会人の金銭感覚に合わせて泣く泣く買ったりしてましたら、もうこの時間。


14時から説明会はスタートなんで、履歴書のチェックとかをやる為に喫茶店でようやく一息。


よく考えればまだ12時。
なんかもう丸一日ココにいるみたいだ。
外は雨だから嫌な雰囲気だし。


「一人旅」は実家から松山に来た時以来。
今回の遠征、どういう訳かその3年前の心境によく似てます。


明後日の朝には松山に戻ってるのに、臆病者ですねぇ。
ただ、この先の就活次第では大阪に移り住むこともあるだろうし、自分のなかでは松山に残るよりは可能性は遥かに高いと思ってます。


だとすると、あながち見当違いなノスタルジーでもないのかもしれません。


都会の喫茶店で、スーツの似合わない男は今こんなことを考えています。


あ~ぁ、時間無くなってきたわ。
「ぐるーぷでぃすかっしょん」とやらの対策なんて考えても無いけど、まぁいいか。


悪あがきに書店で「面接での入室のルール」だけ確認しとこか。


都会人は発情期を迎えているようで、右をみても左をみてもカップルばかりです。


都会の人は「熱くて」嫌いだ。


(3月16日 木曜日 オレンジフェリーは快適。)

Yesterday&Today。


明日の晩から大阪に乗り込むのですが、今日はその準備をこなしてもう夕方になりました。



「準備」というのが、まず船の予約を取ることから始めなければならなかったところに僕の浅はかさが滲み出ております。

高校の卒業式も全国で執り行われ、いわば日本中が「春休み」に突入しているであろうこの時期、就職試験に向かうための船が満席であった場合どうするのか。

早いうちから動き出せば関わりのない懸念なのですが、現に今朝方僅かなどきどき間を抱えて予約の電話を入れたのですよ。



空いてたからよかったけど。



言わずもがなですが「学割」を利用させていただく身分にあります。

遠方の試験にまで出向き入学して得た「愛大生」というこの立場、骨の髄までしゃぶりつくそうと考えて当然。

次のステップは学校に「学割証明書」を取りに向かうことだったのですが、今日は入学手続きの日だから人が多い&発行機が故障中&突然の大雪で散々な目にあいました。



その後『じゃらん』で安宿の予約を入れまして、何とか第一次派遣隊の準備がひと段落。



昼飯を食いながら来る某出版社の筆記試験へ向けて『一般常識』の勉強でもしましょうと、自転車を飛ばしてましたら偶然「夜間徘徊」よろしくトボトボと歩くポンちゃんに遭遇。

近場の『ガスト』に」非難しまして、食べて駄弁ってと大暴れ。久しぶりに会いましたもので、会話の「バカ度」は通常の比ではございません。



お互いまだ用事があるということで、再び学校に戻ってきますとそこにはオイサンが。

またしてもくっちゃべった後に、以前いっておりました「安楽椅子探偵」の正解をテレビ局のホームページで確認。



見事正解していました。

母さん、息子はやりましたよ。

応募してないけど。



そして今。

明日以降三日間の予定を立てまして、出版社の筆記試験に関する記事をネットで見つけて熟読していました。



半端なく難しいらしいです。



「らしい」じゃないな、「難しい」んでしょうな実際。

残念ながら書類で落ちてしまった方のコメントなどを見て、「よくやったよ、僕は。」と今の時点で敗北宣言を発表しています。



全力を尽くしてがんばりますけど、否が応でもほかの企業に熱視線を送らなければならないのが小物のさだめ。



昨日ついにエントリーしてしまった「ケンタッキー」から、説明会の予約時間を確認する電話が入っておりました。

わざわざすみません。

もしかして希望者が少ないのですか?



「関係者」としては気になるところ。

十分に「大手」だと思うんですけども、世間の認識は違うのか?

見ると「リクナビ」でブックマークしている人数は、地方書店のソレと変わらない・・・。



三日後の説明会では、バイト中だということは伏せる予定です。聞かれてもごまかす。

先入観なしで企業を見た結果、「働きたいなぁ」と思えるか。

ソレが目的で組み込んだ予定なんで。

わぁ、偉そう。



実は大いに興味があるコーヒーメーカーの面接が16日。

僕の就活「初陣」へ向けて、気合と入魂が必要ですね。


(3月14日 火曜日 スーツがノー・クリーニング・・・。)

そばかすなんて気にしないわ。

日曜日ともなれば、地方といえども客数が平日の倍以上来ますもんで忙しいんですよ、ファーストフード店なんてものは。


僕はといいますと、日曜日は「接客」の日なんですよ。
平日は巧みに逃げ回って面倒臭い「接客」の回数は最小限にとどめているんですが、今日ばかりは「接客」をメインに仕事をしなきゃならんのです。


本日は雨模様であった為、ドライブスルーが大混雑。
なんて解りやすいんでしょうか、ジャパニーズは。


次々と流れて来る車客に懇切丁寧な御奉仕をしていますと、これが疲れるのですねぇ。
接客に於いての一番の難点がこれです。


本日何度目かのラッシュをさばいてまして、長かった列の最後尾の車が窓口にやって来たときのことです。
多少覇気の無くなった声で「いらっしゃいませぇ~。」と申しながらメニューを手渡そうと、目の前のドライバーさんに視線を合わせたその時。


一瞬言葉に詰まってしまいました。


客といえば、それまで家族連れのパパさんやオッサンばかりだったから、突然目の前に現れた「異彩」に驚いた訳で。


どういったもんかよく解らんのですが、フリフリのお嬢様ファッションに身を包んだ女性がね、いらっしゃったんですよ。


「アンタ、それ『キャンディ・キャンディ』かい!」。


ベタなツッコミだとこう言いますか。
『キャンディ・キャンディ』がどんな話かは知りませんけど。



人は無防備な状態で「異形」を突き付けられると、感情が麻痺するんでしょう。
「もう笑うしかない」というのもその一つで。


とにかく異常に面白かったんですよ。そのお姿が。


またね、よぉ似合ってるんですよねぇ、その人。往々にして「残念なケース」が多いものですが、なかなかの別嬪さんで。


しかしその時は、その事すらも僕の笑いのツボをチクチクと刺激してくる要因となってしまいまして、気を抜けば大爆笑しそうになるのを必死でこらえておりました。


笑いの種類としましては、「あ、有り得ない!」という感じ。
理解できますまい。
僕だって理解できん。今となっては。



そのお嬢様、『チキンフィレサンド』をご注文なさいました。


おお、お嬢様。申し訳ございません。
何分召使の腕が悪いもんで、その商品は時間が掛かるのですよ。



その旨を伝えました。
お客様の中では、そういうことを極度に嫌がる方もいらっしゃいます。
この人はどうだろう。怒るんかな?


笑って。
笑って。
笑って、キャンディ。


キャンディは快く状況を受け入れ、代わりの商品を注文なさいました。


重々お礼を申し上げたところで、ついに限界。


自然に装って他の人に接客を代わってもらい、「トイレチェック」の名目でトイレに駆け込み声を殺して笑い転げました。


あの白とピンクのコントラスト、あのフリフリっぷりったらもう…。


落ち着きを取り戻してカウンターに戻りますと、まだ対応は終わってなかったもので、最後は僕自ら商品を手渡し、お見送りをばいたしました。


その後度々白とピンクを思い出しては、クスクスと笑って今日が終わっていきました。


あぁ、どうでもいい話。


(3月12日 日曜日 「カーリング・ブーム」はいただけん。)

ぜい肉探偵の失意と奮起。

「もしもし?ごめんね、『解決編』のビデオ録画忘れてしもうてね。私も観てないのよ。
で、誰が犯人だったと思う?」


今朝方母親の方から衝撃の告白。


前々回の更新で、僕が鼻息も荒く熱弁を振るっていた推理ドラマ、『安楽椅子探偵』の話でございます。


やってくれましたよ、母上。
自分からビデオを送りつけておきながら、要の『解決編』を録画し忘れて、あろうことか番組を観てすらいないとは…。


そして僕の手元には「謎」が「謎」のまま残る…


いかーん!そんな気色の悪い状況は一ミステリファンとしては断じて許されんのです。


それでもあの番組は愛媛じゃ放送されてないから、周りで知ってる人もいないだろうしなぁ。


こうなれば取るべき道は一つ。


意地でも自分で納得のいく「真相」を突き止めるしかねぇ!


かくして再び問題に取り組むことに…。


実は『ぜい肉探偵の推理』以降、どう考えても「F犯人説」は決め手に欠ける為「間違い」だと悟りました。
件の「ノートの表紙」問題が未解決として残っているからです。


「Fはノートの表紙を知り得なかった」。
これは確実なんですねぇ。


ではでは、Fも犯人ではないとすると、容疑者全員が除外されてしまいます。



ここまで来て、実は「ある可能性」を突然ひらめいちゃったのであります。


もしソレが正しいならば、「声」、「ノート」のいずれも条件を満たしているのです。
あの人物ならば…。


そこで先程、今一度『問題編』のビデオを見返していました。


数十分後。
あるシーン、ほんの一瞬のシーンを観た時、僕のなかで一つの「解答」が形になったのであります。



いやはやまんまと騙されていたんではないかい、私?
推理云々の以前に、前提が間違っていたんじゃないかい?


最初、容疑者をA~Jの10人としてましたが、そのなかで犯人の条件に当てはまる人物はいない。

だとすれば、容疑者は他にいるのではないか?


そうなるとこれまでに容疑者の範囲に納めていなかった登場人物に改めて注目。


それで、考えてみますと番組関係者で「ノートの表紙」を知る事ができた人達がいました。


再現VTRの役者陣。


そしてその中で「声」の条件をみたすのは…一人だけ。


しかしまたしても大きな問題が。


「氏名」が分かんないんですわ、その人。


そもそも僕が容疑者を限定してしまった理由は、ドラマでは重要人物が初出のときに字幕スーパーで名前が出てたんですよ。
視聴者は最終的に犯人の「名前」を指摘しなければいけないため、名前のはっきりした人の中に犯人がいると思い込んだんでしょうね。


ただ、犯人である以上はなんらかの形で「名前」が登場しているはずなんです。


だってもうあの人が犯人しか有り得ないんだもの…。


目を凝らし、耳を澄ましてじっくりと観てますと…


ありました。


ほんの一瞬だけ、スタッフが持っている「予定表」がアップで映るんですけど、よ~く見ると役者の名前が書いてある!


思いがけず快哉の叫びをあげてしまいまして、近隣住人の皆様申し訳ありませんでした。


そうかぁ~、字幕スーパーこそがトリックだったのかぁ。
でも原作者が原作者だから、十分にありえる。


というわけで、レポーターGがノートのコピーを見ていた時にその場にいて、出演している再現VTR中でもセリフがなかった人物は「三条みやび」を演じていた女優だけ。


犯人はおまえだ…「北山かおり」!!



これを持ちまして、僕の「最終回答」とさせていただきます!
これで間違ってたら怖いな~。
まぁどの道「時すでに遅し」ですけど。


誰か『解決編』観た人いないかなぁ。
答え教えてくれんかなぁ。


そして今気付いたけど、はずれてたら赤っ恥もいいとこですな。


(3月11日 土曜日 『一般常識』をお勉強中。)