ダメな候補多すぎ | 秋山のブログ

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第3極として小沢氏は日本未来の党への合流を決めた。選挙のための行為であるのは見え見えだけれど、彼の立場を考えれば、さすがのうまい一手だと思われる。

重要な争点は、原発よりあきらかに経済であって、多くの国民もそう考えていると思われるが、所謂声のおおきな活動により、議論さえ許さない理性より感情が幅をきかせる状況になっている。どの党も空気を読んで、反対に反対するようなことを言わない。
とりあえず、評価できる反原発の四コマサイト。原発フレンズ

それはともかく、未来の党の財政問題、経済問題に対する方針は、無駄を削るとか女性の労働力を活用するとか、はっきり言って馬鹿としか言いようが無い。

例えば公務員の給与を削れば、公務員がおこなっていた消費が減るのは確実である。公務員は身分は安定していても、所得の高い層ではない。公務員の給与を削減すれば、すぐに自分の店や会社の売上げに直後に響くことは簡単に予測できるはずだ。
数を減らすことも馬鹿げている。求人が足りない状況で、公務員が減れば、さらに一つの仕事に対する倍率は上がるだろう。ここでは需要と供給の法則がきれいに働いて、労働者の給与が下がる。さらには、失業者が増えた分、社会全体でその分をなんとかしなくてはいけないので、現状では生活者や労働者からそのための費用を取っていくことになるだろう。
女性の労働力の活用も馬鹿馬鹿しい。GDPでは換算されない家庭内の効用を犠牲にして働かせても、労働者の給与をさらに減らすだけだろう。高い現代の生産性というキーワードを全く理解できていない。

正解は簡単だ。お金がどこに向かっているか調べることだ。