川の流れのように | 秋山のブログ

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予算の話を見れば、財源がないだとか、無駄を削減するとかの話が出てくる。
なんというか本当に木を見て森をみない人が多いとつくづく思う。

お金は消滅せずに循環するものである。国家予算に関する循環。民間の企業活動に関する循環。それぞれが相互に絡まりながら成り立っている。
そのうちの大きな流れである国からの流れを減らしたら、国への流れは減らないか?
民間の企業活動での流れ自体に変化はおきないか?
どちらもむしろそうなるに決まっているくらい当然のことだ。

しかしながら見かける議論に、予算がこのくらいだからこの支出はカットとか、この支出増加が予想されるから税率アップとか、本当に全体を見ていないものが多い。

もちろん国の支出が増えた分、戻ってこない可能性もある。しかしそれはどこかに漏れている穴があるということだ。どこに漏れているか、その対策はどうするのかを考えることこそ重要であると思われる。

お金は川の流れのようなもの。
特に政策とか経済全体にかかわる問題を考えるときにはそう考えるのは重要なことであろう。