「地図に残る仕事」(大成建設)
「世界は誰かの仕事でできている。」(ジョージア)
もはや嫉妬レベルでこの2つの会社のキャッチフレーズは素敵だなと思いました。
人それぞれ仕事観は違うものでしょうね。
この2つのキャッチフレーズは、「社会の一部」であることに誇りを持っている点が素敵です。
「個性を輝かせる」ことが流行りの時代にあって、「チームがあって個人がある」という思想を感じる、この前時代的なフレーズが本当に素晴らしい。
でもね、それは単純な全体主義な発想ではないんすよね。
個人が輝くためには社会が必要で、社会が輝くには個性が大切なんすよね。
「one for all , all for one」
この言葉は運動部(特にチームスポーツ)をやれば一度は聞くフレーズでしょうね。笑
でもこれって仕事の真理だと思いますね。
「一人はみんなのために。みんなは一人のために。」
まず前段のフレーズ。
ここはまさに「世界は誰かの仕事でできている。」精神ですね。
このキャッチコピーを裏に取れば、自分の仕事は社会(世界)のためになっているにつながるわけですよ。
「この社会の部品になれている」という感覚がなんとも快感なんですよ!←奴隷根性(笑)
でもどうにも昨今は、「自分のやりがいのために!」「安定のためにこの仕事を選んだ!」みたいな甘っちょろいことを言う輩が出てきて、同世代にキレそうです。
「お前らにはミリタリーが足りねえし、哲学もねえのか!!」
「俺らじゃなきゃできねえこともあるし、俺らのような部品もなきゃ社会は回らない!くらいの気概と思想はねえのかよ」、という意味でこういう言い回しを最近採用しています。笑
最後に後段のフレーズ。
まさに支え合いの精神ですよね。
「誰かが困ったら全力でサポートする。」
「下の者がミスしたら上がカバーする。」
人はなぜ社会を作るのか?
てかなぜ組織(群れ)を作るのか?
究極の問いですね。
その答えは一人では弱いから。
または多人数の方が合理的だから。
これ以外に答えはないでしょう。
だからこそ、組織で仲間が困ったら、みんなで助ける。
それが組織の本来のあり方だと思いますよ。
てかだからこそ人は集まったんでしょう。
社会という枠で考えても、やっぱり切り捨てる事より、まずは支えあうってことが一番合理的だと思いますね。
「責任転嫁」や「トカゲの尻尾切り」、のような行為は、やっぱり「ミリタリーが足りねえな、哲学もねえのかよ!」とため息が出ちゃいますよね。
「なんのために我々は職名があり、上下関係があるのか。なぜあなたに権限と高い給料があるのかをもっと考えてくれ。」
「上にいるということは最後はケツを持つってことで、そして下々にいる我々はあなたの命令に従う義務がある。なぜ組織に上下関係があるのか?それは、我々の仕事は失敗が許されないからこそ、経験を積んだバランス感のある者に権限を持たせ、指示命令系統を通じて下々に実行させるからです。それは我々が急激な変化よりも安定性を重視した組織であり、それが社会に求められている役割だからです。」
ちゃんと「上」は「上」らしく。
そして「下」は「下」らしく。
これがあるべき姿ですよね。
もちろん近年の管理職の立場の弱さには少々同情はしています。
あまりに「下」のリベラルが過ぎますね。
私は今んとこ自分の仕事に大変誇りを持っているし、同じ思いを持っている同世代の仲間も持ててすごく幸せです。
最近思いますが、仕事の愚痴を語るよりも、仕事の誇りを語る酒の方が楽しいですよ。
「我々の辞書に失敗という二文字はない。それはあってはならないことだからだ。」
友人の名言です。本当に。
自分たちの仕事がどれだけ重大であるか。
仮にも何百万人の生活をお預かりしてますから。
「これはやりたいことではなく、やらなければならないことだ。なぜなら俺たちにしかできねえからだ。」
自分たちの仕事の存在意義(他社や他業界にはできないことは何か?)という哲学。
哲学に基づいた役割をマストなこととして受け止めやり遂げるミリタリー精神。
「社会のために、人のために。」と恥ずかしげもなく言える、いや言わなければならない仕事につけたことには、本当に金には代え難い報酬だと思いますね。
だからこそ、「安定が欲しいから」なんていう奴には「仕事はやってやるからお前は黙って弁当でも食ってろ!」といなきゃいけない。
まして出世なんてさせることはあってはならないと、心から今は思っていますね。
(入社当時は思ってもいませんでしたが。)
もちろんワークライフバランスの思想は尊重するし、ハラスメントは絶対悪というのはそうだと思います。
それでも私はこんな堅苦しい前時代的でアナログなセリフを言いたい。
「ミリタリーが足りねえって。しかも哲学もねえのかよ。」
まあとにかく業界によって色々あるんでしょうけど、誇りあるワークライフを過ごしていきたいものですね。