実は漂流していた、、、 | CHICAGOBOYS ブログ

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アメリカの1930~1940年代の車を中心に、その当時のファッション、バイク、小物などを
ChicagoBoy自身がアメリカ長期滞在で得た感性を織り交ぜ、
「本物」の アメリカンオールドカルチャー情報を日本に紹介、伝道する、
REAL AMERICAN VINTAGE BLOG!

コモスタッース!














先日の空港連絡橋下でのミニボクルーズ。


なんの迷惑も、なんの怪我も無く、


綺麗に帰って参りました。


荷を降ろした後のクルマの駐車も、


違法路上駐車ではなく、かと言って、


高い駐車料金でも無い。


水面から駐車してるクルマまでの距離50m、


クルマを寄せて、荷下ろしをして、組み立てて、


水に入るまでの距離10mと最高な場所。


ミニボートは段取りするまでが疲れる。


仕舞い支度なんてもっと疲れる。


しかもこの酷暑下、マジで頭痛がする。


足場良く、段取り良く、


出来るだけサクッと入水出来るかがキモ。


残念ながら、


大阪府下にそんな場所は中々無い。


時間的ルール、駐車料金ルール、


施設使用ルールの有る、


マリーナのスロープ以外では、


僕が考える最強の場所は、


3箇所、いや、4箇所有るか無いか。


そのウチひとつは、


一見お断り、紹介制の会員制。


僕はちゃっかり会員です。笑


会員制の場所と、もう一つは、


厳密に言えば大阪府下では無い。


漁港等は無し。


大阪府民としては、ガソリン代、


高速代、移動時間をかけず、


朝そこそこの時間で目の前の沖に出たいもの。



リサーチにリサーチをし、


ローカルの元漁師の爺さんにも話し掛け、


バッチリ手答えを出して、


テスト航海をしたワケだ。


免許、救命胴衣、浮き輪等、


法定備品抜かりなく、GPS、工具もバッチリ。



















サクッと滞りなく、今回のテスト航海、


ミニボートクルーズを無事終えました。




ただぁー!!




実は、ひそーかに、


テンパリアゲていたのだよ!笑




風速1.0m


波高0.3m


晴れ。


潮の流れもそんなに強く無い。


周りに漁船も大型船も無し。




メタルジグで底から巻き上げ、


ヒット。


合わせたら、ラインが走り、


それに合わせて舵をとり、


体勢を整えてようとした時だ、


ヤバい!スクリューの方へラインがあー!!




がーーん、、、


エンスト、、、


まてまてまて、、、


マジか、、、



チルトアップしたら、、、



















ががががーん、、、


ラインがスクリューに強烈に巻き付いて、


ロックしとるやないかい!


オワタ、、、



















チルトアップして、


スクリューを水面に上げたとて、


中々、手が届かない。


てか、ガチガチにキマッてる!!



空港連絡橋の下で漂流、、、


海上保険のBANを呼ぶか、、、


海上保安庁?!、、、



ミニボートで無理な体勢をとって、


落水する事故も有る。


冬ならマジでヤバい。


身につけている救命胴衣のヒモを、


更にキツく締めあげ、


浮き輪の場所に手を伸ばし、


海上用発煙等もポケットに。



落ち着け、落ち着け、陸は見えている。


最悪、必死にオールで漕ぐ?うーん、、、


落ち着け、落ち着け、


近くの漁船に助けてもらう?うーん、、、



取り敢えず、工具だ。


ニッパーか?ペンチか?


プロペラの隙間に食い込んだラインに、


アプローチ出来ない!


と言うか、手が届くか否かの距離。


リアが沈み込み、極めて不安定。



くっそー!



汗がヤバい。体力がヤバい!



一か八か、


海上でエンジンを引き上げてやろうか!




















どりゃー!気合いで引き上げてやりました!





そーいやー、


琵琶湖でもプロペラのピンが飛んで、


同じ事、やったな。マジどんくせー。


自分に腹が立つ。


琵琶湖の時は2馬力エンジンでめちゃ軽い。


今回は6馬力。重い。


でもなんとかイケた!



問題はこの幾重にもガッチガチに食い込んだ、


ラインをどう除去するかや。


ナイフは積んで有るが、


刃渡り、刃厚的に使い勝手が悪い。


マイナスドライバーでコジても無理。



どんどん漂流している。



あ!そや!


何か有るかもしれないと、


ネットで先週、購入していたナイフを、


タバコの胸ポケに仕込ませていたのだ!!
















スパイダルコ、ドラゴンフライ!


これや!ラッキー!
















ペラとシャフトの狭い隙間の奥まで噛んだ、


太めのラインを一本づつ、切断して行く。


30-40分、漂流したであろうか、、、


大成功!



エンジンを海に落としそうになりがら、


トランサムに再度マウントしなおし、



よし、


エンジン始動しめーーす!




誰にも迷惑をかけず、


なんとかトラブル回避!!





















遠くに見える関西国際空港と、


太陽が眩しかったぜー!



水上のミニボートトラブルはマジ、危険。



キモ座ってなけりゃ、テンパリ続けて、


ワチャクチャになる。



ナメたらいかんなあ。。。



エンジンボート遊びをするなら工具、


そしてバイクをバラして組めるぐらいの知識、


と、常にビビっておく心の備えが大事。


運とタイミングも大事。



んじゃ、そもそもそんな遊び、


するな!!ってなハナシですわ。笑笑



と言う笑い話で、


全ての人が家に帰り、


チクチクと日焼けした肌をさすりながら、


ビールを呑み〆れますように。









たのしぃ〜てしゃ〜ない!








グラシアス