コモスタッース!
先日の空港連絡橋下でのミニボクルーズ。
なんの迷惑も、なんの怪我も無く、
綺麗に帰って参りました。
荷を降ろした後のクルマの駐車も、
違法路上駐車ではなく、かと言って、
高い駐車料金でも無い。
水面から駐車してるクルマまでの距離50m、
クルマを寄せて、荷下ろしをして、組み立てて、
水に入るまでの距離10mと最高な場所。
ミニボートは段取りするまでが疲れる。
仕舞い支度なんてもっと疲れる。
しかもこの酷暑下、マジで頭痛がする。
足場良く、段取り良く、
出来るだけサクッと入水出来るかがキモ。
残念ながら、
大阪府下にそんな場所は中々無い。
時間的ルール、駐車料金ルール、
施設使用ルールの有る、
マリーナのスロープ以外では、
僕が考える最強の場所は、
3箇所、いや、4箇所有るか無いか。
そのウチひとつは、
一見お断り、紹介制の会員制。
僕はちゃっかり会員です。笑
会員制の場所と、もう一つは、
厳密に言えば大阪府下では無い。
漁港等は無し。
大阪府民としては、ガソリン代、
高速代、移動時間をかけず、
朝そこそこの時間で目の前の沖に出たいもの。
リサーチにリサーチをし、
ローカルの元漁師の爺さんにも話し掛け、
バッチリ手答えを出して、
テスト航海をしたワケだ。
免許、救命胴衣、浮き輪等、
法定備品抜かりなく、GPS、工具もバッチリ。
サクッと滞りなく、今回のテスト航海、
ミニボートクルーズを無事終えました。
ただぁー!!
実は、ひそーかに、
テンパリアゲていたのだよ!笑
風速1.0m
波高0.3m
晴れ。
潮の流れもそんなに強く無い。
周りに漁船も大型船も無し。
メタルジグで底から巻き上げ、
ヒット。
合わせたら、ラインが走り、
それに合わせて舵をとり、
体勢を整えてようとした時だ、
ヤバい!スクリューの方へラインがあー!!
がーーん、、、
エンスト、、、
まてまてまて、、、
マジか、、、
チルトアップしたら、、、
ががががーん、、、
ラインがスクリューに強烈に巻き付いて、
ロックしとるやないかい!
オワタ、、、
チルトアップして、
スクリューを水面に上げたとて、
中々、手が届かない。
てか、ガチガチにキマッてる!!
空港連絡橋の下で漂流、、、
海上保険のBANを呼ぶか、、、
海上保安庁?!、、、
ミニボートで無理な体勢をとって、
落水する事故も有る。
冬ならマジでヤバい。
身につけている救命胴衣のヒモを、
更にキツく締めあげ、
浮き輪の場所に手を伸ばし、
海上用発煙等もポケットに。
落ち着け、落ち着け、陸は見えている。
最悪、必死にオールで漕ぐ?うーん、、、
落ち着け、落ち着け、
近くの漁船に助けてもらう?うーん、、、
取り敢えず、工具だ。
ニッパーか?ペンチか?
プロペラの隙間に食い込んだラインに、
アプローチ出来ない!
と言うか、手が届くか否かの距離。
リアが沈み込み、極めて不安定。
くっそー!
汗がヤバい。体力がヤバい!
一か八か、
海上でエンジンを引き上げてやろうか!
どりゃー!気合いで引き上げてやりました!
そーいやー、
琵琶湖でもプロペラのピンが飛んで、
同じ事、やったな。マジどんくせー。
自分に腹が立つ。
琵琶湖の時は2馬力エンジンでめちゃ軽い。
今回は6馬力。重い。
でもなんとかイケた!
問題はこの幾重にもガッチガチに食い込んだ、
ラインをどう除去するかや。
ナイフは積んで有るが、
刃渡り、刃厚的に使い勝手が悪い。
マイナスドライバーでコジても無理。
どんどん漂流している。
あ!そや!
何か有るかもしれないと、
ネットで先週、購入していたナイフを、
タバコの胸ポケに仕込ませていたのだ!!
スパイダルコ、ドラゴンフライ!
これや!ラッキー!
ペラとシャフトの狭い隙間の奥まで噛んだ、
太めのラインを一本づつ、切断して行く。
30-40分、漂流したであろうか、、、
大成功!
エンジンを海に落としそうになりがら、
トランサムに再度マウントしなおし、
よし、
エンジン始動しめーーす!
誰にも迷惑をかけず、
なんとかトラブル回避!!
遠くに見える関西国際空港と、
太陽が眩しかったぜー!
水上のミニボートトラブルはマジ、危険。
キモ座ってなけりゃ、テンパリ続けて、
ワチャクチャになる。
ナメたらいかんなあ。。。
エンジンボート遊びをするなら工具、
そしてバイクをバラして組めるぐらいの知識、
と、常にビビっておく心の備えが大事。
運とタイミングも大事。
んじゃ、そもそもそんな遊び、
するな!!ってなハナシですわ。笑笑
と言う笑い話で、
全ての人が家に帰り、
チクチクと日焼けした肌をさすりながら、
ビールを呑み〆れますように。
たのしぃ〜てしゃ〜ない!
グラシアス