ウッディワゴンのテールゲート | CHICAGOBOYS ブログ

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アメリカの1930~1940年代の車を中心に、その当時のファッション、バイク、小物などを
ChicagoBoy自身がアメリカ長期滞在で得た感性を織り交ぜ、
「本物」の アメリカンオールドカルチャー情報を日本に紹介、伝道する、
REAL AMERICAN VINTAGE BLOG!

コモスタッース!














前回、僕がアメリカに来る前に、


ガラス屋に出張して貰い、


スタックしたオリジナルのガラスを、


なんとか割らずに取り出した。



なんで、スタックするのか。


配線か、アースか、レギュレータか、


リミットスイッチか、ハンドスイッチか、


はたまた、レール?マウントの悪さ?


まさか、モーターか?


絶対に理由が有るのだが、


一応、復活と言う事で内張りを閉じた。。。




だがしかし。


僕が行き、ゴニョゴニョと触っていたら、


またスタックした!


むむむ!直ってない。




















再度、全バラし。


レギュレータ、モーターまで全部バラし。




















うーん、ガタが無くもない。微妙。


単体点検、個別に点検をやっていくと、


やはり、モーターが不良なのでは。。。


いや、でも動くしな。。。


確かに動きはシブい。。





テールウインドモーター、バラし。


手間暇、掛かってます。















ブラシはイケそう。


アーマチュアも綺麗そうだし、、、


んー。


近くのプロフェッショナルなモーター屋に、


チェックしてもらおう!



















年季の入ったモーター屋。


カッコイイ。














社長が出て来て点検してくれた。


鬼カッコイイ機械で!













コミューターの荒れ、


全体的な磨き、クリーンアップ、


通電確認。














ビンテージな道具が現役ですやん。













修理完了!


テールガラスの隙間から雨が入り、


絶対に水に晒される構造なので、


純正でラバーコーティングされているモーター。



全部、ひっぺがしOH後、


ウォータープルーフシールで全体を包み、


完璧。















モーター、レギュレータのアジャストをして、


組み直し、最終チェック。


















簡単にやっているようで、


とんでもない時間のトラブルシューティングと、


労力です。


窓が閉まったまま、


開閉は電気動力のみのガラスを、


純正を壊さず、復活させるのは大変でした。



てか、僕は日本から来ているタイミングで、


修理している!


なんつー労力!笑笑



古いクルマは絶対に何かトラブルが出ます。


直してもまた壊れます。


新品を入れても壊れてる場合も有る。


極力、楽しくなる様に心掛けていますが、


今の新車の様な考えで、


こんなクルマを見るのであれば理解不足で、


乗るべきでは無い。



僕でさえ、何回、ガックリと肩を落としたか、、


ま、それでも意地で直れば、


そんな苦労は一瞬で吹き飛び、ハッピーです!



さあ、ポロイチでもキメに行くかあ!!








たのしぃ〜てしゃ〜ない!








グラシアス