前回のおはなし



PICU3日目。

実はちょっと体調を崩して、

面会には行けませんでした。



毎日13時からの面会に合わせて、

午前中に洗濯やら掃除やら夜ご飯の準備やら

やることを済ませて

あんまり得意ではない運転

真っ昼間の市内を横断し

2時間後にまた1時間かけて帰る。

帰ったら、

わんぱくお兄ちゃんのお迎えに行って。。。



という生活リズムが結構私的にはキツくて

今までは緊張感があって

なんとか保たれていたのですが、

手術が無事に終わったことで、

ちょっとほっとした部分もあってか、

体調面に出てしまったのかなと思います。




面会行けなくて申し訳ないなぁと思いながら、

直通の電話をかけると、

看護師さんが、丁寧に昨日からの様子を教えてくださり、最後に

ママもゆっくり休んでくださいね。

と、言ってくれました。




それを聞いて

とっても泣きそうになりました。



母強しといえども、弱ってるときもあるのよね、、、












そんな感じで手術から1週間。

だいぶ呼吸状態が安定してきたようで、

明日抜管してみようと思います!

と言われました。

朝一で抜管にトライして、

成功すればその日のうちにHCUに移動するそうで、

面会の時に確認してくださいとのことでした。




おお、ついに!!






嬉しさ半分不安半分といったところでしたが、

ここ何日かの面会で、

調子良さそうだなというのは感じていたので、

私も、いい頃かなと思いました。










次の日、期待感からドキドキしつつ

面会のインターフォンで確認すると、






○○ちゃんですね?

朝HCUに移動されました~音符







よかった!!

よかった!!

よかった!!

よかった!!




心の中で何度もガッツポーズをして、

今度はHCUにインターフォンを繋ぎ、

面会をお願いしました。











久しぶりのHCUに入っていくと、

あら?○○ちゃんのママ!!
無事に戻って来れてよかったですね!

と、術前にお世話になった看護師さん達に

話しかけられました。

とっても嬉しくて、

いい看護師さん達に恵まれて本当によかったと思いました。




呼吸器が外れると、

ずいぶん身軽になって、

抱っこもしていいと言われて

1ヶ月ぶりに娘を抱っこしました。


術前に、かなり水分制限をかけられていたので、

産まれたときより軽くなってしまいましたが、

また、すぐに大きくなっちゃうのかなジンジャーブレッドマン
















HCUで、今晩、問題なく過ごせたら、

明日にも病棟に上がるとのことでした。

ちょっと早いな、、、と思いましたが、

夏休みという事もあり、

後ろが詰まっているそうです。




いよいよ病棟かぁ、、、





順調なのはいいことですが、

まだ少し不安な部分を隠しきれないまま、

とりあえず、荷造りを始めました。









つづく










携帯が壊れてしまい、保存していた記事も消えてしまって、やる気を無くておりましたチーン
ポイントカードとかあんまり持ちたくない派で、携帯アプリに入れて管理してましたが、その引き継ぎもひとつひとつしなくてはいけなくて、結構面倒でした。携帯に頼りすぎなんだなぁ、、、うずまき





さて、お天気もよくないし、がんばります流れ星






次の日の面会は、お義母さんも来てくれました。




時々しかめっ面をする娘に

お義母さんが

痛いのねー。
そうだよねー。
がんばってるねー。

と、話しかけていると、


看護師さんが、

このくらいの小さい子は胸骨もまだ出来てないので、痛みはあまり無いと思いますよ。

と教えてくれました。




へぇー。そうなんだ。知らなかった。。。




昨日に引き継ぎ、

レート(心拍数)が上がってしまうので、

あんまり刺激してはいけないらしく、

もぞもぞと動いて、覚醒しはじめると、

すぐにお薬で眠らさせれしまいました。


即効性のある薬で、

ラインに入れて3秒くらいで

ストンっと眠ってしまったので

ちょっとビックリしました。





それから、この頃には搾乳しても、

もうほとんど母乳は出なくなっていました。



しかし、産院の母乳指導で、

助産師さんに

母乳はその日出した分だけ次の日に作られる

と教わったので、

ちょこっとでも出し続けてさえいれば

きっと大丈夫。また出るようになる。

と思っていました。



特にのんびりさんは、

生まれながらの哺乳瓶&ミルク嫌いで、

産院ではだいぶ大変でしたアセアセ




私の認識が正しかったがどうか分かりませんが、

退院後も完母で育てる事ができましたジンジャーブレッドマン





術前からの呼吸状態が悪かったので、

まだ人工呼吸器は外せない

とのことで、

しばらくPICUにお世話になりそうですクローバー




一緒の日に手術した男の子はHCUへ移ったみたいでした。




のんびりさんは

やっぱりのんびりなのかな笑



ゆっくり少しずつ良くなるんだよ音符






つづく






面会室で待つこと1時間






モニター横の内線がなりました。







まだ面会は出来ないけれど、


モニターに様子を映してもらえるそう!


















画面に映った娘をみた瞬間



今すぐにでも



ぎゅーっと抱きしめたかったです。






ほんっっっっとに



よく頑張りました花束



ありがとうリボン



こんなママでごめんね、、、



一緒に元気になろうねむらさき音符












隣のモニタースペースに


"8ヶ月の男の子"のご家族がいらっしゃいました。

男の子のおじいちゃんと少しお話出来ました。

本当は6ヶ月の時に手術する予定だったそうなのですが、風邪を引いてしまって、やっと手術出来たそうです。









このままさらに一時間ほど待った後、


やっとPICUに入ることが出来ました。





 でも、刺激してはダメらしく、


触るのは最小限にしてください。


と言われましたタラー


まだまだ痛々しい傷痕


術前より増えたルート達。


無機質なうるさいモニター達。


呼吸器の酸素濃度設定は70%。


まだ肺高血圧が残っており、


すぐには下げられないのだそう。


鎮静で眠らせれているけど、


時々ちょっとしかめっ面するちっちゃい娘。


PICUの看護師さん達はにこやかだけど、


場の空気はピリッとしていました。


主治医からの説明をしてもらい、


今日はいつでも連絡が取れるようにと、


連絡先の確認をして、


帰路に着きました。











長い1日が無事に終わりましたクローバー






つづく