赤面のち、涙 | 酒と笑いとたまやたと与一

酒と笑いとたまやたと与一

だいたい二日酔いの日々とかわいい犬々の事。

お久しぶりです。

妖怪・無気力無関心ですドクロ



ほんまに、最近休みの日は何もやる気せん。

いつもの事やけど。



仕事の日は、次の休みはアレやって、

コレやって。って脳内計画完璧やのに

休み当日の、どーでも良っ感。



どーなん!?私…

犬の散歩行ったら午前中でヤル気終了チーン

あーしんどい。しんどい。

横になろ。あー寝てもうた。みたいな。



もちろんオシャレだって無関心。

でも髪の毛は伸びるし白髪も出てくる。

たまに鼻毛も。



でも、さすがに、最低限の身だしなみは

整えんと、曲りなりにも営業職。

マスク生活で鼻毛は隠せても白髪は

隠せん。



だから今日、美容院へ行った。



美容院ってのも20代の頃はおしゃれ美容院で

カラー・カットハサミハサミハサミ

2~3万支払ってた気がする。

また、こういうとこって時間もかかって

4時間以上拘束される事も多々あった。



それが、今や時間も金もかけるのが

バカバカしくなり、

格安美容院PAPAs and MAMAsで

チャチャっと終わらしてた。



そんなヤル気無い生活に

「輪をかけて下さい。」と言わんばかりの

チラシが最近、投函された。



こ…コレは安いちゅー

行くしかない。





とヤル気スイッチON。

いざ行かん!!と行ってきた。




恐る恐る

「すみません…カラーとカットをぉ…」と

小心者、人見知りむき出しで入った。




とても小さな美容院で美容師は奥様で

受付業務と送迎サービスもあるので、

その送迎をご主人と思われる方が

やっておられる。




先客をご対応中なので、しばし待つ。





その間、聞こえてきた会話が


客「犬を家の中で飼うなんて、絶対嫌!」


美容師「綺麗好きなんですねアセアセ


客「綺麗好きって訳じゃないけど、毛が

あちこちに抜けるのを考えただけで嫌〜」


美容師「毛はスゴい抜けますもんね〜」




なんで、ピンポイントで犬の話やねん。

しかも嫌な方のもやもや




なんか、嫌な感じームカムカと思いながら待ち

いよいよ私の順番。





カラーを決めてカット✂️スタートしたら

まず他愛もない話しから。




美容師「今まではお近くの

美容院行かれてましたの?」


私「はい。スグそこのママスです。

その前は、その先のオシャレ美容院でしたが

時間も金もかかるので、やめました。」


美「そ…そうですよね…」


私(…困らせたか)「いや、せっかくの休みが

美容院で半日潰れるのが嫌で。」


美「お仕事されてるのですね〜。年末は

やっぱり忙しいですか?」


私「めっちゃ暇です」


美「えー!じゃ年末年始のお休みも取れるんですか?」


私「10連休です真顔←ドヤ顔」




そこから、どこか旅行するのかなどの質問が

あり、どんなとこに泊まるのかの下りで

「犬がいるのでいつも決まったとこで。。」



(先客との会話でネガティブ犬話してたから

あんまり犬の話はしたく無かったのだが。)





美「スノーボードしてる間はわんチャンは

?」


私「車です」


美「えーーー??大丈夫??」


私「大丈夫です。車は落ち着くみたいで」


美「1匹ですか?」


私「……(引くやろな…)…4匹です…」


美「えーーーーー!!!何犬ですか?」


私「(分かるんかいな。。。)シェパードとか。。。。」





その時だった。



後ろにいた受付・送迎担当のご主人と共に

この美容師さんが言葉にならない声で

発狂された。




「%&¥〆¥€÷>$@#/&&@%=͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́)))」





(꒪ȏ꒪)エッ?

ワタシナンカアカンコトイウタ???



と、こっちもパニックに陥る。





でも、美容師さんの口から溢れ出る言葉は




「あの人だったんですかーーー!!

めっちゃ知ってますガーン

めっちゃ見てますハッ



見かけてましたーーー!!



小柄な女の人が大きな犬を

しかも珍しいシェパードを

それも4匹連れてて1回見たら

一生忘れられない光景です。



絶対犬がめっちゃ賢いんか、

あの小さい女の人がめっちゃ強いんか

って言うてたんですよー!!



しかも兄弟や親子ちゃいますよね!?

犬種もバラバラですよね!?



散歩のプロちゃうかって話も出てたんですよ!!



しかも、うんち拾ってる間もみんな

動かず待ってるしーー!!



と、息継ぎもせぬ勢いで話される。



チーンチーンチーンチーン

嘘やろ。いつ見られてたんや。

しかも何回も見たって言われた。

うんち処理シーンまで押さえられている。




知らん間に見られてた事や

話題になってたことで

恥ずかしさから、

鏡に映る私の顔はみるみる

真っ赤になっていった。

さらに、何故が涙まで出てきた。


顔から火が出るとは、こういう事を言うのか。





「いや…あ…あの。

見られてたんですか。

恥ずかしい。

私なんか変なことしてませんでしたか…

鼻くそほじったり…ケツ掻いたり…」滝汗滝汗滝汗





そこから犬話になったけど、

このお方、昔パピヨンのブリーダーしてて

犬の話に花が咲きあっという間に

カラーカットが終了チョキ

ご機嫌な休日となりました。




その後、実家でこの話を両親にした。

大きい犬って言われるけど

毎日見てたら

そんなに大きいと思わへんし

言うても小柄な私より犬々の方が

体重は軽いし小さいしー

みんな大袈裟やわえーんって。



そしたら父親が



「いや。たまに散歩してる時に遠目に

小型犬連れたご婦人達と、

喋ってるお前見るけど

1人だけ熊連れてるんかと思うぞ。

しかも4頭も」



くまくまくまくまくまくまくまくま






熊なんか〜い(ꐦ`•(ェ)•´)!!





ではバイバイ