険しい道のりを超え、孤児院からダウン症児を養子に《インドよりお届け》 | けー坊が通りま〜す

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2014年7月生まれのダウン症のある息子けー坊 !転勤地ロンドンでの4年を終えて、今度はアメリカ(NJ)へ転勤となり、コロナ禍で新しく生活をスタートしました♡




読んでいて胸が熱くなったお話を
今日は是非シェアさせて下さいおねがい



世の中捨てたもんじゃないなぁ!
神様ありがとう♡



元記事はHumans of Bombayより
(ダイレクトリンクが探せず貼れませんでした、すいません)




クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー




5年前、父の誕生日の日でした。私は孤児院に

お菓子を寄付しに行きました。それがAvnish

私の初対面でした。



Avnishはその時生後5ヶ月、部屋の隅のベッドに

寝ていました。この子のことを気にする人など

誰もいませんでしたが、私は気になって仕方が

なかった のです。だからベッドまで行って抱っこ

しました。するとAvnishは笑いました。

そこから始まったのです。









私は施設の人に、ここにいる子供達はこれから

どうなるのか聞いたのですが、「Avnishは養子

出されるよ、あの子はダウン症があるから数年

には死んでしまうだろうけどね…」そう答えが

返ってきました。





その夜帰宅した後、あの赤ん坊のことが頭から

離れませんでした。あの子は夜中じゅう一人で

どうやって過ごすのだろうか放って置かれて

死んでしまうのか





私は孤児院に戻って、自分がAvnishを養子に貰う

ことは出来ないかどうか聞いてみたのです。施設

の人たちは笑って言いました、「30にもならない

独身の若造が、養子をもらう権利なんてある訳が

ないよ」と。










私はどうすれば良いのかわかりませんでした。

でも諦めることなんか出来ない、そう分かって

いました。それから私は何度も孤児院を訪ねて

Avnishと共に過ごしました。Avnishがきちんと

扱われているのか、健康状態やその記録の確認

さえも始めましたが、いつもその答えは曖昧で

怪しげでした。




私がいろいろ詮索するものだから、それに嫌気が

さしたらしく、Avnishは他の孤児院に移されて

しまいました。しかし、そんなことで私はくじけ

たりはせず、私はAvnishの為にそこに居たかった

のです。









それからAvnishには、毎週末運転して会いに行き

ました。そしてインドでの養子に関する法律

調べました。大臣や著名人に助けを得られないか

と毎日手紙を書きました。また児童福祉審議会に

さえも連絡を取りましたが、Avnishの出生記録

さえないという回答でした。





どうもしっくりこない…。

どうやら出生記録さえない子供たちが孤児院に

たくさんいる…というのがわってきました。何か

インチキ臭かったのです。たくさんの子供達が

消えていく彼らは児童人身売買や臓器売買の

被害者でないかと私は疑いました。




Avnishや他のどの子であれ、そんな目に遭わされ

るのは嫌でした。だから私は警察に行き、この

事実を白日の下に晒そうと署名も集め始めました。

手を引いておけ、そうでないと何か良からぬ事が

身に降りかかるぞ、とそんな電話さえ家にかかり

始めました。




でもついに突破口が開けて、福祉大臣から返信で

助けを申し出てくれたのです!それは全ての進行

を早めてくれ、まもなくあの孤児院は露呈され

禁止されました。


11ヶ月後、ようやくAvnishの親権が私に与えられ

他のすべての子供達も助けられて、別の良い環境

へ送られました。




 





それは私の人生で最高に幸せな瞬間でした。

一人暮らしだった私は、赤ちゃんが来ても良い

様に自宅を整え、オムツの変え方、ダウン症の

子どものケアの仕方を夜な夜な勉強して過ごし

ました。



Avnishが我が家にやってきた時、自分の人生に  

太陽が入り込んできたようでした。もうこの子の

ことを心配しながら夜を明かすことはないんだ

だってこの子は自分の側にいるのだから!









今日でもう数年になります。Avnishはプレイ

スクールに通い、私のことを"ママ" とも "パパ

とも呼びます。大抵お母さんたちがスクールに

迎えに来るのを見ていますからね。



私が仕事に行く時は、Avnishは保育園に行き

夜は家で一緒に遊んだり本を読んで過ごしてい

ます。Avnishの存在は、私に起こった最高

出来事です。彼は私の世界であり、また息子でも

あります。私たちは一緒にこの人生を特別な物

していくつもりです。









独身で、血縁もなく障害がある子供のために

ここまで出来る人がいる、それは愛に溢れた心

がベースにあるからに他ならないでしょう。



人間って素晴らしいクラッカー

愛って強いラブ





お二人がこれからも幸せであります様にドキドキ





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