さ~て
僕は年明け早々何をしているでしょう~?
実は
この歯切れの悪い「199999」のオドメーターを「200000」にして
スッキリしようとフロントタイヤを回しています。
もちろん外は雪ですので自走はできません。
「うん~!なかなか100m進まないもんだなぁ~」
「え~!まだぁ~?」
感の良い方はもうお気づきかもしれませんが、
酔っぱらいの僕はまだ気が付きません!
そもそも「199999」で止まってる自体おかしいでしょ?
ちょっと考えれば
「これ、壊れてない?」でしょ。
そうです!このメーター壊れていました!
それを本気で
「すっげぇ~!199999だぁ~!」
「写真!写真!」
なんて興奮してアホみたい!
以前メーター専門業者さんにオーバーホールしてもらったんですけどねぇ~。
という事で分解してみる事に
だからぁ~、飲酒整備はダメだって!
まぁまぁ、他人に厳しく自分に優しいので大概自分の事は許します。
さぁ~来い!
メーターの分解は慣れれば簡単ですが、針を抜くときに60%くらいの確率で折れます!
メーターリングはカシメてありますので、
#3くらいのマイナスドライバーで少しづつ縁を起こしていけば取れます
中からポロポロゴミが出てきました。
もうこの時点で原因は分かりますよね。
バルブのワット数違いによるメーターボディの樹脂が溶けてます。
少々ワット数が違っても街乗りしてる程度では問題ないんですが、
ライトONで長距離ツーリングした際はダメですね。
おそらく照明球のw数が違うんでしょう!。
基本照明は1,7wを守りましょう!
針を外します
小さなマイナスドライバーの先を少し曲げた物を2本使い、
先端が軸に当たっている事を確認して起こします。
この時針が勢い余って飛んで行かないように軽く指で押さえながら外します。
タコメーター側は非常にデリケートですので引っ張り過ぎや押し込み過ぎに注意です。
上手く取れました。
まぁ自作した針なので純正の様にポキポキ折れません。
針を自作した場合大概タコメーターの動きが悪くなったり途中までしか回らなくなります。
この↑バランスが取れていないと機能しません。
置いた時にお辞儀するようではダメなんです。
爪楊枝やプラ棒では重すぎて回りませんよ~。
釣り道具屋さんに行けばとても良いものに巡り合えます。
パネルを取ると
「でたぁ~!」
「ぎょえぇ~!」
「オイ!オイ!」
8w?勘弁してよ~!
オドメーターとトリップメーターの間にある「赤いプラスチックのギア」が溶けてる~。
これです。
歯が無くなっていました
こんな時に役に立つのがこの子たちです。
今まで幾度となく救われてきました。
今回もこの中に欲しい物がきっと有るはず!
「はず」というのは時に期待を裏切ってくれます!
あのギアはありませんでした。
「他車のメーターをバラすには勿体ない!」
「かといって新品のメーターを使うのも勿体ない!」
「部品取りのメーターをオークションで買うしかないかぁ~」とボヤいていると、
作業を見ていた油冷乗りの「伸」が
「トリップメーターと針は動くんでしょ!じゃあいいんじゃない?」
「そうか、ツーリング行ってもトリップがあれば特に困らないよねぇ~」
どうせメーター交換して実走距離は不明だし、自分のバイクだしね。
このまま照明球1,7wに交換して復旧すれば特に問題ないなぁ~」
オイル交換だって気分で早めに替えるしねぇ~。
「よ~し何だか元気が出てきた~」と
酔っぱらいの軽率な判断により修理はまたの機会にして復旧することに、
お金もちのカスタムショップさんなら即処分し新品注文なんだろうな~。
まぁ~春まで乗れないしゆっくり考えよう~!
どうせならオール「7」で!
これでオドメーターは常に「777777」だぁ~!
えっ!
「くだらん?」
「ほとだねぇ~」
全く大人げないねぇ~
あれ?こいつ今年の春車検だった!
車検証記載の走行距離が大変な事になる!
やっぱり
「飲酒整備は良くないね~」
「酔った勢い」というのはロクな事にならないです。
近日中にきちんと直そう!
「グビグビ」
「ぷっはぁ~」