夏物の帽子は基本的に硬めの素材を使って編んでいるんですが、手首に負担がかかりすぎるので気まぐれにレース糸でキャスケットとマルシェバッグを編んでいます。
針も糸も普段(ねんどろヘッド用)のものより少しだけ細いので、バッグはともかく帽子のほうは少し小さめ。
ねんどろいどヘッドには小さいかな。(髪型などによっては被れる個体もありますがほとんどは無理だと思います)
どちらかというともちとかぬいにちょこんと置く感じの使い方を想定しています。
まだ糸始末してないけど編みやすくて楽しいので量産しがち。
久々に普通の糸なので編みやすいったら。
ちなみに、ねんどろは難しいですがあまむすちゃんとかの4inch程度のヘッドなら被れます。
とりあえずかわいいので糸がなくなるまで編もうかなと思っているところ。
着画などは撮影できてないのでまた今度。
装飾はたぶん、シンプルなスタッズだけつける予定。
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ところでこれを編みながら観ていたのが話題のとうかぶ、刀剣乱舞歌舞伎でした。
今まで歌舞伎というものに触れた記憶としては、学生時代の「文化鑑賞会」みたいなやつだけ。(それももしかしたら歌舞伎じゃなかったかも?うろ覚えですが、文楽もしくは狂言だった可能性あり)
それ以外はというと、テレビなどでやっていたのを見かけたことがあるけど演目まるまる鑑賞したことはなかったと記憶しています。
今回のも、刀剣乱舞ということで気にはなりつつ、でも歌舞伎でしょ?面白いの?とスルーしていました。(食わず嫌いに近い)
が、初日を迎え、SNS上でとても評判がよく、「全然敷居高くなかった!」「ちゃんと理解できた」「泣けた」などなどの感想を見るにつけむくむくと興味がわき、ダメ押しで「初日公演のディレイ視聴は本日まで!」という某出演者さんの情報に背中を押され半信半疑ながらも視聴しました。
結果、すごく面白かった!
実は多くの人がそうである(と思われる)ように、もっと理解できないものだと思っていました。
発声や節回しはともかく、言葉とか。
でも思ったよりも現代語寄りだったし、独特の言葉のようなものが出てきたときもなんとなく雰囲気でわかるような感じ。
もちろん私は古文が比較的好きだったのでそういう意味でのアドバンテージはあるかもしれませんが、時代物が好きでドラマや映画なんかをよく見ている方なら問題なく楽しめるのではないかなと感じました。
そして思っていたよりも全体的にカジュアル。
お客さんもとても楽しそうで、それも含めていいものを見たなと感じました。
まだまだ公演は続くので無事の完走を願いつつ、千秋楽の配信は観ようと思っています。
新しい世界の扉が開きました。ありがとうけんらんぶ。