妊娠中の話はコチラ→出産に関するお金の話①
出産の話はコチラ→出産に関するお金の話②

かかる費用の話をしてきました。
色々かかりますので、貰えるものは貰いましょう。
今回は貰えるお金や助成の話。

●会社に務めている方
・出産手当金
産休中に貰えるお金です。
いくつか条件がありますので、必ず自身でご確認ください。
扶養に入ってる方に支給はありません

・傷病手当金
妊娠悪阻(つわり)、切迫流産などによる入院で貰えます。

・出産祝い金
こちらは会社ごとで違います。
奥さんの出産でも貰える場合もあります。


会社によって手続き方法は違うと思うので、妊娠がわかったら調べておきましょう。
私は専業主婦だったので、この辺はあまり詳しくないです(><)

●全妊婦さん対象
・出産育児一時金
赤ちゃん1人あたり42万円(産科医療補償制度代含む)
多胎妊娠の場合は赤ちゃんの人数分支給されます。

これ以上かかった場合は自己負担です。
これ以下に収まった場合は差額分も支給されます。
例 42万-38万=4万
4万が後日口座に振り込まれます。
手続きが必要な場合がありますので、加入している健康保険に確認しましょう。

妊娠4ヶ月が経過していることが条件で、切迫流産や死産のケースでも支給されます。

病院に直接払われる直接支払制度
自分で払い、後日請求する方法があります。

直接支払制度はオーバーした分以外、支払う必要がないので、大金を用意する必要はありません。
私はあとで色々やるのが面倒だったので直接支払制度にしました。

先に自分で支払う場合
クレジットカード払いがOKな病院も増えてきているので、カード払いにしてマイルやポイントを貯める方法もあります。

貯金等で先に払えるのであれば
こちらの方がポイントが貯まる分お得です。

・地方自治体のお祝い金
これはやってる自治体はあまり多くありません。
確認してみてください。

・医療保険 
妊娠を希望してる方は安くてもいいので医療保険に入ることをオススメします。
出産後解約しても構いません。

妊娠出産は何が起こるかわかりません。
正常分娩の場合、保険適用外ですので医療保険は利用できないことが多いです(><)

「帝王切開は出ます」と保険会社さんは言いますが、

帝王切開
切迫流産、早産などによる入院
陣痛促進剤
など保険適用治療もあります。
保険適用の治療の場合、保険が支払われることがあります。
異常分娩になった場合は必ず加入している保険会社さんに聞いてみましょう。

病院で診断書を取ってくるようにいわれると思います。

2.3種類保険に加入していた場合、他の保険会社さんに提出するコピーで大丈夫だと言われる場合があります。
1枚書いてもらったら必ずコピーしておきましょう。

診断書代は4320円でした。
病院によって違うのかも?

私は診断書のコピーを忘れてしまったので、2通書いてもらいました(><)
それでも保険適用治療だったため
加入保険3つ全てから計20万くらい保険が支払われました。

・高額療養費
所得に応じて変わりますが、一定の金額以上の医療費が免除になります。
例えば11万かかった場合、支払いの限度額が85000円では、25000円分免除又は後で返還されます。
加入している健康保険に連絡すると書類が送られてきて記入して提出すると高額医療限度額適用認定証を送ってくれるので、そちらを病院に提出します。

勝手にはやってくれないので、自分で忘れずに手続きしましょう。

・医療費控除
年末調整や確定申告します。
支払った金額が貰える金額を上回って、年間10万以上の場合控除される。はず……
ここは自信がないので調べてみてください。
出産だけでなく、他の病院への通院などのトータルになりますので、病院に受診した領収書は捨てないようにしましょう。

・セルフメディケーション税制
薬局の薬も対象になっています。(こちらは年間12000円)

薬局のレシートも捨てないようにしましょう。
対応の薬には控除対象と書かれていたり、レシートに出るそうです。

・乳幼児医療受給者証
住んでいる自治体で発行されます。
自治体で医療費の負担や期間が変わってきます。
自治体が、全額負担。
または1割~3割負担程度で病院に通うことができます。
母子手帳などに挟んで絶対なくさないようにしましょう。

所得制限がある場合があります。

・未熟児養育医療制度
入院治療が必要な赤ちゃんを助ける制度です。
全額または一部を自治体が支援してくれます。
こちらも所得による制限もあります。

適応する赤ちゃん
・出生時の体重が2000g以下
・医師が特に入院養育を必要と認めた赤ちゃん

ちいさいくんは出生体重が1700gだったのと一過性多呼吸などで対象となりました。
対象になるかどうかは確認しましょう。

制度を受けるためにはお医者さんの意見書などが必要になります。
必要書類がありますので、出生届を出す際に聞いてみてください。

・出産の際の赤ちゃんの入院費用
コチラは返金されない場合もありますが、乳幼児医療助成の対象になるものはあとで返金されます。
赤ちゃんの健康保険証が出来たら、返金できますので対象になるものがあるか確認しましょう。

産後2年以内なら請求可能です。
お嬢さんの場合、産後排尿がなく治療扱いとなり請求可能でした。

・子ども手当
生まれてすぐ手続きすると、その月の分も貰える場合もあります。


請求可能かどうか人により変わってきます。
請求期間も様々ですので忘れずにしましょう。
特に赤ちゃんの入院費用の払い戻し請求は忘れる方が多いそうです。
わざわざ教えてくれない病院もあるので、自分で確認してみてください。