ルイダ イン ワンダーランド 19-7 | ちびちゃ ちゃんのブログ

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エイダ メラメラ。 ”ねぇ みてみてっ。私の目青く輝いている。”

ルイダ ”光の世界に戻れたわっ。” 

 

 砂漠地帯空想の都市レギュリア。 斑紋の谷っ。 煉瓦でつくられた コンロが中央にあり 火が灯されてます。 

壁に英語で説明が描かれて ”松明(たいまつ)は焚火にくべてください。”

 

 額にカードをあてたレイラは ブーツで押して  ”えいっ。” コンロの中に草玉を送り込みます。 ゴォゴゴッ。

メラメラ 火はやがて小さくなり ラララララッ🎵

 

 ガイドのエイミは天井を見上げ ばっ。天井に両手を掲げ。

”お父さん。 そして (ディンゴの)お母さん。” くぅん。 ”大地の裂け目の上に 南十字星が綺麗っ。” ”十字星の大きい星α星を見ると 私に 星の世界へと帰って来いと 囁(ささや)いてるの。” 

 ルイダ達の横の苔むした岩が 淡く青く輝いている。 

エイダ うにうにっ。”土ホタルの群れだわ。”

 

 タラララララァララララッ🎵

エドワーズ博士のホログラム映像は 胸にクルスを掲げ ”大地の裂け目に 十字星の光が届くとき 紅い鉱石。 オーストラリアマイトの光が輝くのだよ。”キラキラキラァァ。

ガイドのエイミ ”わぁぁっ。” 大地の裂け目の波紋に散りばめられた 紅いルビーの輝きが星と交信しているわ。”

 

 ララララァ。ララララ。

エドワーズ博士 ”古代の壁画をみると 赤い鉱石がつよく輝くとき 宇宙クジラの群れを 地球の近くへと 引き寄せると言われておるのだ。”

エイミは両手を組んで ”まぁぁ♡” くるりん。”宇宙クジラさん。”

 

 ララララッララララァ。

 カメラが引かれていき 上空を見上げる エイミーが小さくなり 雲を越え 地球が大きく青く輝く その前を 宇宙クジラが きゅいっ。回遊していく。

エイミ ”わぁぁ。”

 

エイダ ”にこっ。” 胸にぶら下げられている 水色の縁取りピンクの姫様キーが 輝いています。

 

ガイドのエイミ ”昔の博士たちの記憶です。”

ルーシィキャトウ(黒猫)は博士の日記を ぱらりとめくり 

”本当の博士は トロピカルワンダーランド シ-リゾート 別館ちていのくに建設の途中に いなくなってしまってたらしいの。”

 

テイタス ”クェェン。” 赤のポーンのレイラが波紋の谷の隠し扉を見つけ ぱたん開けて窓の外を見ると 外にはバベル塔の資材を上へと運ぶクレーンが動いていて ウイーン 紅く硬い石材を 上へと引き上げています。

”うわぁーっ。” 大勢でお外の景色をみています。

”お外は 明るくて 遠くに 湖や街 お城が見える。 綺麗だわぁ。”(けっこう高ーい。) 

 

ルーシィキャトウ ”ふぁぁ。” 真下の硬い岩盤プレートの 亀裂の奥をみつめています。

ルーシィの負妄想・・  ヘルメットをかぶったエドワーズ博士が左手をあげて  ”うわぁぁぁぁ。” 

鷲(わし)たちが 博士を追いかけて 谷の底へと 弧を描きながら 降りて行く。 

 

 エイダは ルーシィの顔を覗き込み にこっ。 ”なになにっ。”

ルイダ ”どうしたの  ルーシィちゃん。 元気を出して。 みんなで 楽しく 長く生きましょう。”

 

ルーシィ ”・・・。”

レイラは 気を使い 手で持ってる ダイアの絵柄カードの映像をルーシィにみせます。 

(上の方の建設ワラビさん。親綱にフックでベルトで固定しているみたいよ。)

ほっ。 ”みんな なんでもないわ。” にこっ。

 今度は 上を見上げて バベル塔のクレーンの遥か上の上空に 渦巻きシャッター付きの通気口があり 開いていて 本当のお空 青い空が 見えます。 

”リアルな不幸なんて 物語の世界に簡単にあるわけないわよねぇ。”  星のように輝く ガゼルねこ船長のクリスタル船が お空に浮いています。

 

 大きな帽子をかぶったエイミーが 動物革命失敗後 父親とアリススプリングを追われ 砂漠の道を 陽炎 熱風に煽られながら パジェロに乗り 動物達と一緒に とことこ旅をしている。

 上野のお墓に 手を合わせている エイダ。 動物の置物が置かれています。 ”おとうさん。” なむ~っ。

エイダが 通気口上空の ガゼル船を見上げた時 エドワーズ博士の 笑顔のイメージが映ります。

砂漠でのエドワーズ博士 ”エイミー。 私は 仕事を終えたときに いつか私は 星を渡りたいと 考えているんだ。” 

”えっ。お星さま。”

エイダは こくっ頷きます。 ”おとうさん。 夢をかなえて星を渡ったのかもしれない。” ”わたしきっと生きてると思う。” ”なんだか希望がわいてきたわ。” ”わーい。”

 

タタタァ~

孤独な 未来な道を。

わたし  

奇跡の月明かりの下

遊園地の中心で 

ダンスのステップを踏みっ

黄色電気袋ネズミのトムと 

歩き続けてるぅ。

 

行ったり来たりなっ。

困難な迷路。 

マイペースな感じで

諦めないでね。

きっと 扉を開けて 抜け出せる

鍵は必ずあるからぁ。 

 

望んだ 未来の地図と

訪れた リアルな世界と

比べてばかりで 

雨降りな毎日

わたし 窓辺で 

肘をつき くよくよ ばかりしてた。

 

ポジに ひた向きに 

亀さんのように ゆっくり 前に進むと。

遠い未来ぃ。

想像してた未来へと たどり着けると。

わたし 幼いころにぃぃわ

知っていたんだ~🎵

 

タタタンッ 誰も 夢を~てぇ~ててんっ 諦めないでね。

 

エイダ ”リンデン女学院での わいわいがやがや みんなとの お掃除も大切だけれど。 夢や勇気、希望も 忘れては いけないんだわ。”

 

 エドワーズ博士は入口のほうを見て 

”どうやら砂嵐は去ったようだ。 先に向かおう。” くぅん。

博士とエイミ、ディンゴのホログラフ映像は 中央のフロアに向かって歩き 消えてい行きます。

 

 ルーシィキャトゥは 博士の日記のページを ぱらり 捲ります。

”赤い鉱物地帯に訪れる。 線路が多くひかれたフロアの中で 私は娘にオーストラリアマイトの秘密を教えた。”

 

 日記の絵で 博士は 娘に 大きなジュエルを手渡している。

ルーシィ ”次のフロアだわ。” 後ろの通路で ひょい白の魔物が様子を覗いています。

エイダ ”トムッ?こんなことあったかしらね。”

ルイダ (ムギちゃん。この子も 実は記憶無くしてるんだよぉ。) ムギーッ。

 

ガイドのエイミが 壁のレバーをひくと 奥への通路のランタンに ぼわっ 火が入ります。 

”さぁ 勇者様達っ 奥の赤い鉱山地帯へと まいりましょう。”

タララァララァ♪

キラキラッ。 

 

つづく

 

影響を受けた作品:マジカルキャット団、ラプンツェル、天空の城ラピュタ、星の王子さま、小公女セーラー、涼宮ハルヒの憂鬱、とか。